朝日新聞橋下番記者まとめ 節電ー再稼働

朝日新聞・橋下番 @asahi_hb

橋下氏の朝のぶら下がりは小沢氏の判決が出る前でした。午後に改めて質問します。朝は電力問題について、改めて言及がありました。記者「電力についての市長の考えを改めて？」。 #原発 #節電

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橋下氏「大規模停電にならないよう、府県民にこういう使用をしないと停電になりますよと事前に伝えることが一番大事。事前に伝えれば日本人はそれに適応する。大規模停電を避けるために、今日（午後）の関西広域連合でその策を考えていこうと思っています。府県民のみなさんに負担をお願いします。

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記者「（広域連合などが）示した電力の使用制限を住民が受け入れれば、原発を再稼働しなくてもいいレベルの節電策を示すと？」。橋下氏「もちろんです。相当厳しいものになる。そういう生活ができますかという」。記者「市長は原発の安全性の情報開示を求めてきたが、電力需給については？」 #節電

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橋下氏「本当は電力需給のデータを（関電に）しっかり出させ、その数字を元に（住民に節電の）負担をお願いしないと論理的には一貫しない。けれども、その数字を待っていたら対策が遅れる。非常に不本意で納得はしていないが、今出ている数字を元に対策を考えざるを得ない」。 #原発 #節電

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橋下氏「本当はもっと供給力があるのではという思いはものすごくあるが。言い続けても水掛け論になりますから、エネルギー戦略会議のメンバーによる電力需給の検証と同時並行でやりながら、（節電）対策を考えざるを得ない。相当厳しい負担になると思う」。 #節電

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橋下氏「電力需給の検証次第によっては、（節電に向けた）負担の割合が小さく可能性がある。しかし今の段階では、今出ている数字（関電が示した電力需給）を元に、相当厳しいライフスタイルの変更をお願いすることになる」。 #節電 #原発

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@rikew_pukapuka 朝のぶら下がりで、こう言及。記者「原発を再稼働しなくても何とか乗り切れるというのが今のお考えですか」。橋下氏「それは関西府県民のみなさんの努力次第。使わなければ乗り切れる。夏のピーク時、電力消費量が上がる瞬間を我慢できるかどうかです」。 #節電

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橋下氏の続き。「乗り切れるというのは僕が乗り切るわけじゃないですからね。関西府県民のみなさんが乗り切れるかどうかですから。それが無理だったら再稼働はやるしかないと思いますよ」。 #節電 #原発

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（速報）関西広域連合は本日午後の首長会合で、節電促進に向け、大口需要先（企業など）にインセンティブを与える制度の検討に入ることを確認しました。ピーク時の節電に協力すれば、補助金を支給することを想定。関連して、橋下市長はその財源として「節電税」の導入を提案しました。 #節電

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今日の関西広域連合での議論なり、前提なりを説明します。まず、関電の副社長が改めて、同社による需給見通しを説明しました。関電の主張の要点は、他社融通・揚水発電・自家発電の調達に節電努力を加味しても、関電の供給力は原発ゼロだと２４８９～２５７４万キロワット。 #節電

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これに対し、昨夏の実需（ピーク値）は２７８４万キロワット、猛暑だった一昨年夏の実需は３０９５万キロワット。少なくとも２００～３００万キロワットは足りないし、火力の故障も考えるとさらに余力が必要という主張です。 #節電

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知事・市長たちは、関電の主張を鵜呑みにはせず、各府県市で専門家チームを結成して、実際に供給力の積み上げはできないのか、さらに検証することになりました。そのうえで知事・市長からは、原発ゼロを前提に考えた場合、「どちらにしても綱渡りになる」（京都の山田知事）という懸念の声が出ました。

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大飯の再稼働に反対するなら「昨夏のような節電呼びかけでは追いつかない」（橋下氏）、というのが関西の知事・市長たちのほぼ共通した認識のようです。その流れで、大口需要先へのインセンティブを提案したのは京都の山田知事。導入にはハードルがありますが、連合で検討課題にすることとなりました。

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インセンティブについては、関電も一部の大口需要先とすでに各種の特約的な契約を結んで、実施しています。ピーク時の電力消費を前年同月比で抑えれば、割引の対象とする需給調整特約などです。山田氏、橋下氏の提案は、行政としてもインセンティブを付けて、ピーク時を抑えるという考え方です。

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橋下氏の「増税」提案は、インセンティブの財源確保という狙いです。法定外目的税を想定しているようですが、夏が間近に迫る中で、新税を導入する手順を踏む時間は限られており、ハードルは高いと言えます。 #原発 #節電

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@tomokazutomokaz 関電によると、最大電力が２７００万キロワットを超えた時間数（６～９月のトータル）は、２００７年・１９１時間、０８年・１８４時間、０９年・２９時間、１０年・２６８時間、１１年・１０時間です。融通電力と節電努力で乗り切れないのかと思えます。

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@tomokazutomokaz お示ししたのは、ピークで２７００万キロワットを少しでも超えた時間を足したものです。ピークを超えた日が述べ何日かというと、０７～１１年でそれぞれ、２８日、２６日、９日、３２日、３日。１１年は比較的気温が低く、震災後の節電効果もありました。 #節電

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電力供給力で、見方が割れている＝関電が疑われている点がいくつかあります。昨夏の供給力２９４７万キロワットのうち、昨夏稼働していた原発４基（３３７万）を差し引くと、２６１０万。ところが、関電の今夏の供給見通しは２５００万前後しかありません。 #原発

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@moviebuff7 すみません。奨励金という意味です。橋下氏の提案だと、１人１千～２千円程度、奨励金の予算総額は関西全体で１００～２００億円程度と試算しています。かなり粗い数字のようですが。

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電力の話に戻ります。２６１０万と２５００万の差が生じる最大の理由は揚水電力の発電量です。揚水は、夜間の余剰電力を活用して山間部の貯水池に水をポンプアップして、ピーク時に放流して水力発電するもの。関電は原発停止で夜間電力も不足しているとして、揚水発電量を昨夏の半分と見込んでいます。

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揚水が本当に昨年の半分しか確保できないのか。大阪府市エネルギー戦略会議の飯田哲也氏は昨夏並みに確保できると主張しています。一方、他社からの融通電力や自家発電購入量について、関電は昨夏より見かけは「上積み」しています。昨夏５２２万→今夏６３８万です。 #原発 #節電

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ただし、昨夏の融通・他社５２２万は実績値で、計画値では昨夏も実は６３６万。今夏の見通しとほとんど変わりありません。関電より原発依存度が低い他社からの融通確保の上積みについては、井戸兵庫県知事も含め、多くの人が指摘してきました。その点、関電の対応は昨夏と同じままです。

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確かに、関電管内で最大３５００万キロワットアワーの揚水は、水を十分に貯める電力・時間がないと、フルに活用できない特性があります。その点は、本日の関西広域連合で説明した関電の香川副社長も指摘していました。ただ、「これで限界」と主張する関電側に嘉田・滋賀県知事はこう一言。

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嘉田知事は「駄々っ子のように電力供給ができない理由ばかりを言っている」と関電を批判。連合長の井戸知事も、他社からの融通電力や揚水発電の活用などを挙げて「まだ余力はあるのでは」と疑問を投げかけました。そして、広域連合独自に需給を検証する専門家チームを設置する運びに。 #節電

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複数の方がご指摘の通り、供給力の問題もありますが、大飯が再稼働してもしなくても、節電の努力は欠かせません。経産省のデータでは、冬（１２～３月）の節電効果は東電管内が－７．４％、関電管内は－５％。関西はまだ努力の余地があるのかもしれません。 #節電