しぃぃぃた!!!!(_cta_n)さんによる擬人化についての持論

自分用まとめ。
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ふみ~ @fu_official

そういえばこの前、まだ擬人化されてないエリアについてツイートしたけど、「病気」の擬人化は流石にまだないんじゃないだろうか? と思ってグーグル検索したらすげー出てきた。おまいらの想像力パネェよ! こんなのおかしいよ!

2012-05-01 11:03:46
アルム=バンド @Bredtn_1et

@fu_official 伝染病が正体不明だった頃に、疫病神とか土蜘蛛とかツツガムシとか作ったりする民族ですもの。疫病神は大体人型ですし、もう数百年前から病気は擬人化(擬神化?)されていたのです。

2012-05-01 11:05:50
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

擬人化はそもそも人類単位で得意技。そして日本人の卓越したスキル。これに関してはうんちくという名の持論を展開したいんだけどもうちょっとあとで

2012-05-01 11:14:12
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

さて、午前中につぶやいていた擬人化、というか擬神化というかについて。まあこれはよそでも言われてることかもしれないが、そもそもこれは古来より世界各地で見られた人類共通の習性ですな。人は自然を擬人化し続けてきたわけです。そこにキャラクター性という名の性質すらつけて。

2012-05-01 13:11:43
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

これ(擬人化全般)というのは、そもそもが「そのものへの親しみ、好意的表現」であると思うのですよ。共感性といってもいい。心理学用語に「ミラーリング」というものがありますが、これは「好意を持つ相手に自分が似る」ということですが、これのちょうど反転ですね。

2012-05-01 13:17:29
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

恐れ敬う対象を自分たちに近づけて解釈することで、共感性・親和性を持たせた。また、難しい事柄を理解するときに自分の言葉に置き換えて言い直すと理解・記憶し易いというのもあると思います。

2012-05-01 13:18:26
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

これを踏まえて世界の擬人化有名シリーズを見ると、自然を人の形(擬人化)であらわした神々の多さ。これは「人の抗えぬものを、人の形を持たせて理解し、逆に感情的な支配をしようとした」のではないかと。理解できないものはおそろしい、つまり理解できれば納得できるわけですから。

2012-05-01 13:20:26
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

そして、逆転現象として「魔なるもの」の擬体化(仮)もあります。例えば悪魔であったり、妖怪というのは「人とはかけ離れた恐ろしげな姿」で表現されます。つまり、自分たちとはかけ離れたものだ、という解釈で「悪いもの」を封じ込めのではないかと。

2012-05-01 13:22:26
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

悪魔、悪い怪物、神話の魔獣。これらは人から離れた、時として美しく、時として醜悪に表現されます。多くの神話の中でそれは人の側面であったりもするのですが、そうしたものを「人間とは違う姿」で描写することで意識化で切り離しているんではないかな、という私の解釈でした。

2012-05-01 13:23:44
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

「自分と似せる=近しい」「自分と似せない=遠い」という無意識の動きはあると思うんですよね。好きな子とはおそろいのものを持ちたくても、嫌いな子とかぶるのは嫌! という心理です。

2012-05-01 13:24:31
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

追記。日本人の擬人化の豊富さは「付喪神」的な自然崇拝が根本にあるのではないかと思う。妖怪などの「畏れ」とは別に身近なものをそのまま尊ぶ精神が、物体や現象への感情移入を容易するのではないかな。

2012-05-01 13:27:07
しぃぃぃぃぃた!!!!!! @_cta_n

擬人化というと物が人間の形をとる、という解釈が一般的ですが、幼い子供がぬいぐるみに人格があると想像し、名前をつけて「くまちゃんがイヤっていってる」というのも一種の擬人化…いや、根源的な擬人化ですね。

2012-05-01 13:28:00