札幌言語学ミーティング 第2回: 2010/6/16 kzhr「むと書いてふと讀む: 近代語におけるマ行とバ行の交替現象の變化再訪」 #twifull

(｡ぅ_-̀｡) @gotshu

# ハンドアウトをkzhr氏の横において、それを映しておくとかどうです？ #twifull_sap

ぼいす @voice0726

@t_narita 若干聞こえますがちっちゃいｗ

笠間書院 @kasamashoin

kzhrさん、髪伸びた気がする。ごめん、ちと離脱します（あとでまとめに期待!）。 #twifull_sap

(oた_ _)oたん @tatann_

…ここでは読み方の指示にすぎないが、奥義として古今和歌集などを読む人にはそれなりに問題であった　#twifull_sap

(oた_ _)oたん @tatann_

日本語には/m/から/b/、/b/から/m/への変化が二回あったが、

(oた_ _)oたん @tatann_

一回目は仮名遣いの問題にならなかったが、二回目は問題になった。それはなぜか。

(oた_ _)oたん @tatann_

仮名遣い史と音韻史の接点としての興味から今回行うが、よく研究されている音韻史の方から入る。

(oた_ _)oたん @tatann_

東北の方言に残っている濁音の「前鼻音」

(oた_ _)oたん @tatann_

が衰微する過程

(oた_ _)oたん @tatann_

一説は、清濁の対立に有声性と前鼻音の両方があったというもの、もう一つは全て有声音で、前鼻音の有無が対立していたというもの、の二説が今ある

(oた_ _)oたん @tatann_

清濁はま・な・ら・あ行にはない。

(oた_ _)oたん @tatann_

主流説：有声音説

(oた_ _)oたん @tatann_

古代語では前鼻音はあってもなくても構わないもの、「よみて」→「よんで」（現代語）のように、音便によって濁音化するのは/u/が脱落して「よmて」になって、鼻音は後続音を有声化させる、という過程とされる

(oた_ _)oたん @tatann_

有声音説では、上代語には前鼻音があったという説・無かったという説があるが、平安から鎌倉にかけて現れ、現代に掛けて衰微してきているとする。

(｡ぅ_-̀｡) @gotshu

この手探り感がいいなぁ。 #twifull_sap

(oた_ _)oたん @tatann_

レジュメの訂正：0．2．1節　第3パラグラフ末尾　/g/→/ng/

(oた_ _)oたん @tatann_

ええと、衰微の順番、/mb/>/nd/>/ng/です。

(oた_ _)oたん @tatann_

接尾の関係でちょっと辛いです>< RT @gotshu # ハンドアウトをkzhr氏の横において、それを映しておくとかどうです？ #twifull_sap

Mitchara @Mitchara

関東は人海戦術だったからなあ。 #twifull_sap

(oた_ _)oたん @tatann_

鼻音説では、清濁の区別は前鼻音の有無であったと推定し、それにより清濁の問題から有声性が取り除かれる

(oた_ _)oたん @tatann_

東北弁や九州の一部の方言と似た体系（語中尾の清音は有声化しやすい）

(oた_ _)oたん @tatann_

「撥音」の需要により、濁音の前鼻音と撥音の区別のために前鼻音が落ち始めた、という。

(oた_ _)oたん @tatann_

先行研究　１土井１９６３

(oた_ _)oたん @tatann_

現象の背後について、金田一春彦（１９５３）による。図1参照

(oた_ _)oたん @tatann_

金田一説は今ではあまり顧みられないようだが、前鼻音を別の体系としてとらえているようだ