サウンドフェスタ2010 上田雅美氏 所感
サウンドフェスタに言ってきたので簡単にご報告。Nuendo5のセミナー行ったら担当の方がTwitterで相互フォローして下さってる方で驚いた。Twitterすごいなーって思った。
2010-06-16 21:26:13Nuendo5の発表が遅くなったのはCubase5との差別化を図るために色々試行錯誤されてたからのようです。Cubaseは音楽用、Nuendoはポスプロ用という特色の違いが強くでてました。ゲーム系なら、MAやSE制作される方にオススメです。
2010-06-16 21:31:31ビデオエンジンについては設定項目は殆どなく、QuickTimeベースに完全移行。AVIファイルに関してはQuickTimeで読めるものなら再生可能。グラフィックカードのGPUを使って描画負荷を軽減しているそうです。
2010-06-16 21:34:30動画再生についてはATI・NVIDIAに加え、Black MagicのIntensity等(これはビデオキャプチャカード)でその恩恵を受けられます。
2010-06-16 21:35:12メディアベイは相当強化されてました。SEライブラリ・データベースをメディアベイに移行するのもアリじゃないかと。ただタグ打ちは面倒。Excelなどからはインポート出来ないので、そういうのがあればいいなぁ・・・とリクエストしました。
2010-06-16 21:39:17インターリーブ波形をプロジェクト上でモノファイルに変換配置したり、その逆も簡単にできるようになりました。サラウンドファイルのLRCLsRsの順序の入れ替えなんかも簡単に。変換後はプールにフォルダが生成され格納もされるのでバラファイルの提出も簡単。
2010-06-16 21:44:47Wave Metersについて。ミキサーのレベルメーター部分に波形が描画される機能。これはプラグインの処理結果は反映されない。フェーダーに入る前の波形が出る。バスやアウトプットフェーダーでは表示出来ない。
2010-06-16 21:46:45サラウンドパンナーはかなり凄い。サラウンド素材を回転させることもできるし、ステレオ素材の幅を狭めてパンをぐるぐるさせたりできる。旧バージョンのサラウンドパンナーも残してあるとのこと。操作パラメーターは互換性があるそうです。
2010-06-16 21:49:10Cubaseにも付いてるREVerenceですが、Nuendo5ではトンネルや浴室、ガレージ等、MAで重宝しそうなIRデータが追加されていました。自作IRレスポンスもインポート可能。
2010-06-16 21:51:11PitchDriverについて。今まででもプロジェクト上からピッチの変更等出来ましたが、これはオートメーションに対応したプラグインとなります。SE制作にはかなり使えそうです。
2010-06-16 21:52:15Cubaseだけど、オーディオ1000トラックくらいまでは使えてるケースを確認してるとおっしゃってました。500トラック程で打ち止めということは無いのでは?と。メモリが足りなくなったとかじゃないかな。
2010-06-16 22:01:36NML RevCon-RR について。http://bit.ly/c1OB0h 会場でモニターで聴いた限りは音の劣化は良くわからなかった。ちゃんと残響成分はとれてた。ダイアログに特化してるようで、プロセス結果はモノラルになるそうです。
2010-06-16 22:07:57あと、NML RevCon-RS(2ch音源を5.1chに変換)も視聴出来ました。 http://bit.ly/9lCSqk プロツールス用。VSTで是非出して欲しい。
2010-06-16 22:12:07これはかなり凄かった。2chファイルを ドライとフロントとリアの6本(ステレオ3本)に分離するプラグイン。再生する場合はドライとフロントをLRに、リアをLsRsのチャンネルで再生する形になる。臨場感は抜群だった。
2010-06-16 22:15:35