何で昔は簡裁が全国にたくさんあったの？

すか🏳️‍🌈 @suka_t

廃止された簡裁一覧眺めると、山口には美東・美祢・阿東・鹿野・本郷・久賀に簡裁があったのですね。周防大島の久賀簡裁とか行きたかったな。

すか🏳️‍🌈 @suka_t

中野区にむかし簡裁があったのを思い出した。塔山小学校の近くだ。官舎もあって幼稚園の同級生が住んでたような記憶。

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国家予算に占める裁判所予算の割合は、0.39%（2008年度）でそれまでの１０年間ほぼ変わらず。司法改革といえど、三権の一翼を占める裁判所予算はあまり増加しなかったんですね…。

すか🏳️‍🌈 @suka_t

石巻支部って昔は合議取扱庁だったのか。

すか🏳️‍🌈 @suka_t

きっと昔は、簡裁や支部が廃止されても、弁護士は本庁地域にしかいなかったから、遠くまで行かずにすんで便利♪と反対しなかったんだろーなー。もー。

すか🏳️‍🌈 @suka_t

だんながその日のうちに帰ってきたはいいけど、支部問題関係で何やら起案しているので、横から資料を覗き見していたのであった。

すか🏳️‍🌈 @suka_t

なんで昔は全国にたくさん簡裁があったの？と質問してみた。

すか🏳️‍🌈 @suka_t

するとジュリスト954号37頁「地家裁支部の適正配置の実施について」最高裁判所事務総局総務局参事官服部悟氏の論文を渡された。

すか🏳️‍🌈 @suka_t

（読めということか）

すか🏳️‍🌈 @suka_t

基本的には明治時代の裁判所の配置をそのまま踏襲。

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明治２３年の裁判所構成法で、各県県庁所在地に地裁本庁を設置し、県庁所在地と比肩する県内の大きな都市に地裁支部を設置。

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加えて地裁本庁や支部に出かけるのに丸一日を要し、一日裁判所に出頭して証人尋問に応じようとするて二泊三日を要する交通不便な地域に独立区裁設置。

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ここまでが明治の話。明治２３年当時の地裁支部と独立区裁の合計は２５３庁。

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戦後、新しい裁判所制度の下、昭和２３年１月地方裁判所支部設置規則施行。配置は戦前を踏襲。地裁支部→甲号支部、独立区裁→乙号支部。

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甲乙の違いは、乙号支部は合議事件と少年に関する事件を扱わないという点にある。

すか🏳️‍🌈 @suka_t

（あれ、簡裁が多い理由は？）