ケメちゃん先生の梅ちゃん先生 第1~4週まとめ

日記やエッセイが大変に面白い北大路公子さんの、朝ドラに関するツイートをまとめました! あらすじは、テレビ番組サイトで掲載されていたものです。 ケメちゃん先生の本「枕もとに靴( http://www.amazon.co.jp/dp/4902269503/)」「最後のおでん( http://www.amazon.co.jp/dp/4902269511/)」は、日記をまとめた基本版。「生きていてもいいかしら日記( http://www.amazon.co.jp/dp/4569678408/ )」と「頭の中身が漏れ出る日々(http://www.amazon.co.jp/dp/4620319724/)」は連載をまとめた応用版。どれも大好評販売中。オススメ!
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第8話

下村家の食糧難は、ますます深刻化。ついには田舎へ買い出しに行くことになる。兄・竹夫(小出恵介)が出かけることになるが、梅子(堀北真希)も一緒に行きたいと言いだす。面倒くさがる竹夫をよそに、意気揚々と出かける梅子。しかし、田舎へ向かう汽車の中、竹夫と梅子は言い合いになってしまい険悪なムードに。やっとたどり着いた2人だったが“竹夫の物言いが偉そうだ”と食糧をもらえないという事態になり…。

北大路公子 @kemedine

内容がないよう!(と私に駄洒落を言わせる梅ちゃん先生の破壊力)

2012-04-10 07:46:04
北大路公子 @kemedine

今日の梅ちゃん先生は「他人を落胆させる事に何の躊躇もない父の冷酷」「家族の苦境にどうしましょうねと毎回呟くだけの母の意図」「孫を一度もかばわない祖母の不可解」「常に保身に走る兄姉」「その違和感の根底に流れる、梅子を下に置くことで安定を図る下村家戦慄の構造」の5本でした。また明日!

2012-04-10 11:01:40
北大路公子 @kemedine

あと今日の奇跡として「焼けだされたはずの家に残る、シミひとつない畳紙と着物とそういえば父の三つ揃えスーツと帽子と梅子の夏冬両方の制服と無傷の箪笥」「ホームの殺人的混雑を抜けたらそこは余裕のある買い出し列車内だった」というのもある。

2012-04-10 11:10:17
第9話

梅子(堀北真希)が掃除中に大変な物を見つける。それは兄・竹夫(小出恵介)の質札。姉・松子(ミムラ)に、どうしたものかと相談する。ちょうどその時、お隣の幸吉(片岡鶴太郎)が通りかかり、その質札を見つけられてしまう。「女ができた」と言い張る幸吉に、梅子らはますます困惑。またそんな時に運悪く、父・建造(高橋克実)が帰宅。ついには、建造に質札を発見されてしまう。怒り心頭の建造。そして、竹夫が帰ってきて…。

北大路公子 @kemedine

今日の梅ちゃん先生は「なぜ起こらない?下村家使用の魔法の洗剤を隣の一家に貸そう運動」「夕食の支度は一体誰が?仕事から帰った父親と長男の会話を正座で聞いてる女四人」「一週目はいつも皆でご飯、二週目はしょっちゅう井戸端で歯磨き、そんな下村家の来週のブームは?」の3本でした!また明日!

2012-04-11 16:56:34
第10話

「医者になるのをやめる」と宣言した竹夫(小出恵介)に、建造(高橋克実)は大激怒。母・芳子(南果歩)らは竹夫に謝るよう諭すが、竹夫は言うことをきかない。家を出る支度をする竹夫。しかし梅子(堀北真希)は、ただ心配するしかできなかった。竹夫が家を出て、しばらくたったある日、竹夫が家を出て行った寂しさを紛らわすように、建造が自ら教える学生を大勢連れて帰ってくる。しかし、そのことが更なる大騒動に発展し…。

北大路公子 @kemedine

今日の梅ちゃん先生は「父と目を合わせないまま自らの人生論と親への感謝を滔々と述べる長男の視線の先にあるもの」「勘当され悲壮な覚悟で家を出る兄を追いかけ『私も何をしたいかわからないの』と訴える梅子の今それどころじゃない感」「突然解消された食料難の裏事情」の3本でした。また明日!

2012-04-12 09:38:15
北大路公子 @kemedine

あと「あの時代に突然訪ねて行ってサイダー飲ませてもらいながらお礼も挨拶も言わずに帰る十六歳梅子について、もう大人だ、すべてを見透かしているような気がする、と言い放つ叔父の見識」ってのもある。

2012-04-12 09:41:24
第11話

いきなり山倉(満島真之介)から求婚された梅子(堀北真希)はビックリ仰天。芳子(南果歩)は「梅子がかわいそう」と建造(高橋克実)に二度と連れてこないように言う。梅子もいきなりの求婚を腹立たしく思うも、ほかに何かしたいことがない自分に困惑していた。そんなある日、建造の病院に届け物を頼まれた梅子は、長い間、病に伏せる少女と出会う。少女の病状が芳しくなく、そう長くないことを知る梅子は、ある行動に出て…。

北大路公子 @kemedine

今日の梅ちゃん先生は「学校から戻ったばかりの梅子へ届け物を頼む母の目には見えない朝から家にいる無職の長女」「私ってそんなに取り柄がない?と尋ねる娘に『何がだ』と答える父の会話能力」「赤面するくらい男女の関係を赤裸々に描いた小説の中身を知る女教師の貞淑」の3本でした!また明日!

2012-04-13 15:25:10
第12話

兄・竹夫(小出恵介)の居場所を知った梅子(堀北真希)は、姉・松子(ミムラ)と共に竹夫のもとを訪れる。このまま、すごすごと帰れないと言う竹夫。そんな竹夫に、梅子は何も言えないでいた。そんなある日、病気の少女のために探していた本を梅子は闇市で見つける。しかし、思いのほか値段が高く買えないでいると、そこに女学校の担任の節子(中村ゆり)が現れて、その本を手渡す。喜び勇んで、病院へ向かう梅子だったが…。

北大路公子 @kemedine

今日の梅ちゃん先生は「一日家にいながら父への届け物は妹にさせ、世話になった叔父には非礼を働き、家出した弟探しは口先だけで自分は動かず、意にそわない求婚や弟の反抗は伝家の宝刀『死んだ婚約者』で何とかしようとする。姉松子、優等生の仮面の下に見え隠れするその素顔」の巻でした!また明日!

2012-04-14 13:09:33
北大路公子 @kemedine

あと「突然現れて突然死んだ姉の婚約者は『梅の花は春一番』という励まし、突然現れて突然死んだ父の患者は命の儚さ、突然結婚してくれと言って突然やっぱいいわと言った男子学生は家出中の兄の居所。梅子に必要なものを与えたとたん消える人々のその後の消息」ってのもある。ありすぎる(まだある)。

2012-04-14 13:22:24
北大路公子 @kemedine

その後の消息、って二人は死んでんじゃんねー。(と自分でつっこんでみる)

2012-04-14 13:24:10
北大路公子 @kemedine

あと「突然現れて突然死んだ姉の婚約者は『梅の花は春一番』という励まし、突然現れて突然死んだ父の患者は命の儚さ、突然結婚してくれと言って突然やっぱいいわと言った男子学生は家出中の兄の居所。梅子に必要なものを与えたとたん消えていく人々の声なき声」ってのもある。(直してみた)

2012-04-14 13:28:30

梅ちゃん先生 第3週「やるなら、やらねば」

第13話

梅子(堀北真希)は医者になりたいと父(高橋克実)に告白するも相手にされない。母(南果歩)や姉(ミムラ)にも無理だと反対される。自分が医者になるなんて無理だと頭では分かっていても、心では納得できない梅子。女学校の節子先生(中村ゆり)には、医者になりたい友達がいるとウソをつき、女性が医者になるための学校や試験科目を聞きだす。そんな中、兄・竹夫(小出恵介)に相談に行くと、意外にも応援してくれることに。

北大路公子 @kemedine

今日の梅ちゃん先生は「医大をやめた弟を『死んだ私の婚約者の代わりに医者になるはずだったのに』と責め、医者を目指す妹を『思いつきで医者になるなんて死んだ私の婚約者に失礼だ』と叱る松子の意味不明な理屈を理解できるのは本人だけだから、そうだいっそお前が医者になれ」の巻でした。また明日!

2012-04-16 13:40:23
第14話

戦災のため、梅子(堀北真希)の通う女学校は、寺を借りて授業をしていた。そんな中、梅子は友人に隠れて勉強しているところを見つかるも、医者になりたいとはなかなか言いだせない。ある日、梅子は、姉・松子(ミムラ)とともに兄・竹夫(小出恵介)と会っていたことを母・芳子(南果歩)に告白し、ないしょにしていたことをわびる。芳子は心配のあまり、竹夫のことを頼みに立花陽造(鶴見辰吾)を訪ねることに…。

北大路公子 @kemedine

今日の梅ちゃん先生は「怒れ卒業生!勉強嫌いで成績は最低、根性なしの梅子が今から狙う医専のナメられっぷり」「長男の家出から数ヶ月後、突然『いつもの癖で』息子の食事を用意する母の時間感覚」「嬉しさのあまり義弟に抱きつく母、そのふしだら感と今こそ光るフルメイク」の3本でした。また明日!

2012-04-17 09:53:42
第15話

女学校の節子先生(中村ゆり)が梅子(堀北真希)の勉強の面倒をみてくれることになった。さらに、自分でも山倉真一(満島真之介)に英語を教えてもらえるように頼みに行くが、家族は結婚に前向きなのだと誤解する。兄・竹夫(小出恵介)にも理科を教えてもらおうと訪ねるが、叔父・立花陽造(鶴見辰吾)のもとで働くため、すでに引っ越していた。そこで、かつて竹夫と行った食堂で働く矢吹あかね(宇野実彩子)に声をかけられ…。

北大路公子 @kemedine

きょうもみてないわけじゃないのよ。

2012-04-18 23:01:06
北大路公子 @kemedine

今日の梅ちゃん先生は「受験に反対する父とのやりとり『もし合格したら』『しない』『もしかしたら』『無理だ』『ひょっとしたら』『どうせ落ちて泣くだけだ』『じゃあいいのね』の何がじゃあなのか誰か教えて」「あとあれだ、とりあえずストーブにくべてたの生木じゃね?」の2本でした。また明日!

2012-04-18 23:19:56
第16話

蒲田駅前の闇市は大きくなっていた。叔父・立花陽造(鶴見辰吾)と働き始めた兄・竹夫(小出恵介)に、個人授業を頼むため闇市を訪れた梅子(堀北真希)は、竹夫たちの商売を目の当たりにする。母・芳子(南果歩)は偶然街で竹夫と再会。一人前になったら戻ると告げられる。一方、姉・松子(ミムラ)は働きに出たいと自ら事務員募集の案内をみつけ、いとも簡単に合格する。梅子は姉に負けられないという焦りを感じるのだった。