対話法の解説

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浅野良雄@対話法研究所 @taiwahou

【対話法】は、浅野が提唱している対話の技法です。「自分の考えや気持ちを言う前に、相手が言いたいことの要点を、相手に言葉で確かめる」という原則を必要に応じて実践すると、誤解の少ない会話(対話)ができます。信頼関係の維持にも効果的。 @AyakaIshii @nakaharajun

2010-06-24 09:41:59
浅野良雄@対話法研究所 @taiwahou

【対話法】では、「自分の考えや気持ちを言う」ことを「反応型応答」、「相手が言いたいことの要点を、相手に言葉で確かめる」ことを「確認型応答」と呼んでいます。この命名は浅野のオリジナルです。 @AyakaIshii @nakaharajun

2010-06-24 09:45:06
浅野良雄@対話法研究所 @taiwahou

【対話法】でいう「反応型応答」は、自分(話し手)の考えや気持ちを言うことなので、対話を進めるために、なくてはならない応答(発言)です。しかし、反応型応答は、状況によっては、相手を不快にさせる可能性があります。 @AyakaIshii @nakaharajun

2010-06-24 09:54:16
浅野良雄@対話法研究所 @taiwahou

【対話法】一方、「相手が言いたいことの要点を、相手に言葉で確かめる」ための「確認型応答」は、状況にあまり左右されずに、相手に好感を持ってもらえる可能性が高い応答です。確認型応答は、従来からある、傾聴や共感に近い概念であり技法です。 @AyakaIshii @nakaharajun

2010-06-24 10:01:26
浅野良雄@対話法研究所 @taiwahou

【対話法】応答を2つに分類することにより、誤解を防ぎながら信頼関係を維持するコミュニケーション技術の理解と実践が容易になります。 もちろん、傾聴や共感という概念は重要です。これらが根底にあってはじめて確認型応答ができるのです 。 @AyakaIshii @nakaharajun

2010-06-24 10:15:19
浅野良雄@対話法研究所 @taiwahou

【対話法】典型的な確認型応答は、「〜ですね」「〜という気持ちなのですね」「〜と理解していいですね」の形になります。もちろん、確認が目的なら、言い方は違ってもOKです。この応答は、特に、医療・福祉・教育の専門職に役立つ応答です。 @AyakaIshii @nakaharajun

2010-06-24 10:21:54
浅野良雄@対話法研究所 @taiwahou

【対話法】従来からある「共感」という重要な概念は、実に奥が深く、かつ、多様な定義があるため、教えるのも学ぶのも一苦労です。確認型応答という概念を導入すると、そこがシンプルになります。また、実用上、これで十分だと、私は考えています。 @AyakaIshii @nakaharajun

2010-06-24 10:31:58
浅野良雄@対話法研究所 @taiwahou

【対話法】対話法では確認型応答の重要性を強調しており、研修会等でも、主にそれを練習するため、「反応型は悪い応答」と誤解されることがありますw 実際は、どちらも重要な応答であり、練習以外では、2つを適切に織り交ぜるのが自然です。 @AyakaIshii @nakaharajun

2010-06-24 11:06:09
浅野良雄@対話法研究所 @taiwahou

【対話法】確認により誤解を防ぐ(きっかけを作る)という原理は自然なことなので、日常生活で実践されている方が多いでしょう。これを機会に、さらに意識的かつ自然な確認型応答を入れた対話が実践されることを願っています。【終わり】 @AyakaIshii @nakaharajun

2010-06-24 11:16:07