《いつか天魔の黒ウサギ》ファン考察ツイートまとめ

彼 @confessin2072

いつか天魔の黒ウサギ/1　何の害もない大兎とサイトヒメアの邪魔をする月光というように見える構図が、サイトヒメアの台詞や状態から感じる魔術的な雰囲気、あるいは大兎の生命力が、加えられることで、実際は全く逆なのかもしれないと感じさせられる。 #itsuten

彼 @confessin2072

いつか天魔の黒ウサギ/2　再現された9年前と、違ったのは大兎が7回死んだことだった。どうして生きているのか今は分からないが、大兎と永遠に過ごすというサイトヒメアの呪いと願いが、叶うことはないことの、暗喩のように思える。 #itsuten

コーン ショネリー @yuji_isogai

いつ天二話 会話の端々から驚くほどキャラ同士の思いやりが描かれているのに男同士の戦いになると割って入るなと一蹴するストイックさも兼ねているし、物語の展開は意外性あるものではなく、熱さも言うほどではないが、上記のようにキャラクターが肘に良く出来ているのでこれからも楽しめそう。

彼 @confessin2072

いつか天魔の黒ウサギ/3　美雷と一緒にプールに行くあたり、月光は結局は美雷の言うことを聞くのだな、と思った矢先に美雷との出会いについて語られ、回答が提供される。この物語は、設定としての過去を明らかにするタイミングがとても重要だ。 #itsuten

コーン ショネリー @yuji_isogai

いつ天三話。説明回と水着回のハイブリッド。最初の二話分といい、ぎゅうぎゅう詰めの美学を感じる。カメラが傾いた構図が多いのは、学校そのものが異界の入り口だと知ると、歪みの視覚化だったと分かる。

コーン ショネリー @yuji_isogai

僕は、自分がいつ天に見放されないように必死こいて追従しているからいつ天が面白い。やっぱり能動的に見るとほとんどのアニメは面白いだろう。ごっつ体力使うから全部に対してその姿勢を保つのは無理だけど。

彼 @confessin2072

いつか天魔の黒ウサギ/4　これまで遥は一般人だった。しかしラストの描写により、大兎を勇気づけた遥の電話、それだけでなくこれまでの遥の行動全て、そればかりか物語の世界全体さえ、悲劇的な色を帯びているのではないかと、予感してしまう。 #itsuten

コーン ショネリー @yuji_isogai

アーキテクトが魔法とおかしな生徒会、六回死ねるなどなどかなりライトノベルな要素ばかりなんだけど、ここまでの展開で言えば上条さんよりは正当な「少年マンガ主人公」をやってるが、そもそもライトノベル原作にそれが望まれているのかは分からない。しかし面白い。いつ天すごい。

griaule @Griaule

いつか天魔の黒ウサギ、「ヒメアごめん！」「大兎だいすきー！」を何度も何度も繰り返してるのは、何回死んでもヒメアを守るために生き返るという設定と呼応している……というのは分かるんだけど、もう少しバリエーションで遊んでもいい気もするかな。

コーン ショネリー @yuji_isogai

いつ天は昼間ツイートしたキャラ間の関係性を探る必要が全く無いアニメ。これはまた稀有な存在じゃないだろうか。大兎の決意のために大兎⇄遥の図式すら成り立たなくなってヒメアへの愛に殉ずる姿は「誰も彼も守る系」の偽善(それでも善だbyアレルヤ)を描きやすいアニメという媒体への反乱のよう。

コーン ショネリー @yuji_isogai

修行、妙なマスコットキャラ、実に少年漫画的なメソッドで作られているあたりに好感が持てるいつ天。でも少年漫画主人公特有の「物理的な打たれ強さ」をそのまま「複数回死んでも平気」な能力に置き換えてしまうあたりは皮肉に見えなくもない。

griaule @Griaule

いつか天魔の黒ウサギは、7回まで死ねるという設定によって、「バトルで主人公が死ぬ」というクライマックス展開の頻度を極端に上げていて、この再帰的に同じお話を繰り返しながら全体（の同じ話）が進んでいく物語に、キッチリ毎回最終回レベルの盛上げ演出を持ってくるのは「わかってる」と感じる。

彼 @confessin2072

いつか天魔の黒ウサギ/5　サイトヒメアは大兎を好きでありながら、大兎が手を取ることを望んでも、それを躊躇する。こんな自分が側にいたら迷惑ではないか、寂しさを大兎に押し付けていいのか、サイトヒメアの寂しさ故の思考が、手を握るまでの一連の動作に表れている。 #itsuten

コーン ショネリー @yuji_isogai

いつ天は当初から「お行儀の悪さ」がにじみ出ていて二話以降くらいからかなり注目はしてた。物語の巧拙に括るより体感で見るタイプはお行儀悪いくらいがちょうどいい。

コーン ショネリー @yuji_isogai

いつか天魔の黒ウサギ9話 滞りなく順調な恋愛模様に幼馴染の遥が乱入。ヒメアにとって大兎は人間だとか男だとか以前に「大兎」という個の認識が強く、肝試しの時には「寿命」という人とヴァンパイアの差をイヤでも思い知る羽目に。大兎が寿命で死ぬか否か気になる。

コーン ショネリー @yuji_isogai

改めていつ天最新話のトマトの使い方は本当に上手かったなあ。一つ目のカットでテキパキ料理できる遥と得意じゃなさげなヒメアを対比しつつ、二つ目のカットは弄んでるトマトが大兎そのものを表してることがわかって、画面半分くらい覆う鮮烈な赤はまさに血の色というw

コーン ショネリー @yuji_isogai

いつ天10話 全員(未雷は違うが)が大兎の為に自分を犠牲にするのだけれど、いくら大兎のためとはいえ自分を犠牲にするヒメアには少し以前の彼女からのズレを感じる。1000年生きてると何を考えるのか分からないし、他の人格もまだ潜んでる。

コーン ショネリー @yuji_isogai

契約に代表されるような悪魔対人間のやりとりって結局偏愛の一つの形でしかなくて、人間らしい気持ちを持ち始めたヒメアって実は作中で一番成長してると思う。その対例として未雷のような悪魔がいつ天においてはスタンダードであることを示唆しているのでは。

コーン ショネリー @yuji_isogai

そも、肉体的に非人間でも精神的に人間ならそれは人間なんじゃないの？というのがいつ天のテーマっぽくもあるか。

彼 @confessin2072

いつか天魔の黒ウサギ/6　「同じ過ちを繰り返す馬鹿」と大兎に忠告する月光の傍らには、いつも美雷がいる。それは、自分は美雷に対して過ちを繰り返していない、という表明の裏返しなのかもしれない。 #itsuten

彼 @confessin2072

いつか天魔の黒ウサギ/7　ヒメアはエデルカに大兎の蘇生を願った際、どんな代償でも支払おうとしていた。それは大兎との関係が断ち切られる可能性すらあった。ヒメアも同じ過ちを繰り返そうとしているように見え、運命の打破への道のりは想像以上に困難なものかもしれない。 #itsuten

彼 @confessin2072

いつか天魔の黒ウサギ/8　毎日食事がカレーだけでうんざりする大兎。しかしヒメア、美雷は何の不満もなさそう。もし彼女らが長寿であるとすれば（美雷は不明）、同じ事の繰り返しに対する耐性が強いのかもしれない。そして碧水も美味しそうに食べている。 #itsuten

griaule @Griaule

最終回見たら多分またつぶやくけど、いつか天魔の黒ウサギは、シメ方はかなりどうかと思いうが、人外少女との恋愛について、人外側の価値観を割とポジティブに描いているのが良かった。自分のTVアニメに対する欲求として「変なお話が見たい」というのは大きいんだけど、結構それを満たしてくれた。

コーン ショネリー @yuji_isogai

いつ天は確かにコンテから魅力を感じ辛い作品ではあったけど、ほぼ全てのカットが斜めに傾いているので、意図的に何かをコントロールしたかったんだと思う。それが何かは分からない。ヒメア可愛い。