.review「コミュニティ・デザイン・コミュニケーション―「デザイナー」は消滅するか?」@TTR #commu2010
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西田さんから李さんへお仕事概要についてご質問。 李さんのこれまでのお仕事紹介へ。トランジットとの協働による「カフェオフィス」(オフィスとしてのカフェ)「Sign」(待ち合わせ場所に特化したコンセプト)などの紹介。 #commu2010
2010-06-24 20:15:51クラブ「トマト」におけるコミュニケーション空間のデザイン。タッチパッドを設置し、そこにメッセージを書けるようにする事で、予期せぬコミュニケーションのキッカケをデザインした。 #commu2010
2010-06-24 20:19:29YCAMのカフェのデザイン、科学未来館のロッテリアのデザインなどの紹介。ロッテリアの壁面はホタルの光の同調などをシミュレーションしている。 #commu2010
2010-06-24 20:24:39西田さん:李さんのこれまでのデザインのお仕事を聞いた上で、別の側面を聞いてみたい。東大の知の構造化センターのpingpongプロジェクト、コンテクチュアズの代表など。まずpingpongの話から。 #commu2010
2010-06-24 20:27:10pingpongは人間をある種センサーとして見立てて、人々の行為を構造化してそこからデザインを考えるプロジェクト。現在はTwitterのジオタグ付きのツイートを言語的に処理するという方法をとっている。 #commu2010
2010-06-24 20:33:57デザインの構造化するためには、全てに共通するような方法論を実践していかなければならないと考えた。それがpingpongに繋がった。 #commu2010
2010-06-24 20:29:47李さんの返答。池上さんのアドバイスもあり、行為を集めるためにまず動詞から始めてみた。今後、動詞以外にも広げていきたいとのこと。 #commu2010
2010-06-24 20:45:03それぞれの行為というよりは行為の集合性などに注目。これまで実際にはこだて未来大学と筑波大学春日キャンパスでワークショップ。リアルな空間にある行為の集合性などから空間利用の拡張性を考案。リアル空間をハックする感覚で新しい場所の利用方法を作って行く。 #commu2010
2010-06-24 20:42:45司会の@akira_amanoさんから質問。「なぜ動詞に注目するのか?」。 李さん:池上高志さんの「動きが生命をつくる」の影響。今後は形容詞などのような別の考察もして行くつもり。 #commu2010
2010-06-24 20:46:08西田さん:バラバシなどは現在携帯の位置情報からの考察を行っているが、pingpongは海外などでドンやらないのか? 李さん:海外でのワークショップの予定もちょうど今日決定したところ。また今後は、ショッピングモールなどへも拡張して行きたい。 #commu2010
2010-06-24 20:50:08あまのさん:商業空間の話で言うと、pingpongのツールは人々の行為を見る事でマーケティング的アイデアと繋がると思ったのですが、そう言った発想との連結についてはどう考えているか? #commu2010
2010-06-24 20:52:39李さん:マーケティング的アイデアと繋がるのはわかるが、pingpongはこれがマーケティング的答えというものを作るのを目的とはしていない。行為の集合性から見える情報を現場に還すこと、そこでうまれる新しいものをデザインに繋げることをたいせつにしている。 #commu2010
2010-06-24 20:59:20李さん: pingpong的な文脈においてはユーザとデザイナーの二項対立をできる限り無化することなどを考えている。それを「後期デザイン」と呼んでいる。 西田さん:オートポイエティックに有機体的に生成する空間デザインと考えて良いか? 李さん:そうですね。 #commu2010
2010-06-24 21:03:11西田さん:二つの論点を返したい。僕たちのやっている.reviewも結果を決めているのではなくみんなの弱い繋がりで生成して行く若手研究者コミュニティを考えている。 #commu2010
2010-06-24 21:04:58西田さん:もう一点。政治的政策決定プロセスにおいても李さんの話は示唆的だと感じた。 というところで時間的にも質疑へ。 #commu2010
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