平成24年3月定例会 3月16日一般質問 吉川里已議員

樋渡啓祐武雄市長が認識している武雄市図書館の問題点。 吉川里已議員は市長とは無二の親友。
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はい。予算のあり方についてですね、メスを入れていただきますように、よろしくお願いします。

それではですね、次に、これは、年度別のですね、図書館の利用状況を示したグラフでございます。まず入館者の状況でございますけども、平成12年、から、開館をしておりますけども、だいたい29万人の入館者で推移をしておりますけども、まあ21年、22年についてはですね、若干落ち込みをしている状況です。

それと貸出冊数ですけども、これを見てみますとですね、合併後平成20年、21年におきましては、38万冊ということで執行部の皆さん、一所懸命がんばっていただいた結果が出てるという風に思います。ただ、22年度になりますとですね、35万冊に落ち込んできているということで、ま、これから言えることはですね、入館者も貸出冊数も、もう飽和状態に来ているということが言えると思います。何らかのですね、打ち手をやはり打つ時期にもう来ているということです。

それから、これはあのう、図書館の曜日別の利用状況を示したものでございますけども、まず平日のですね、火曜日水曜日を基準に考えますと、平均として4.7万冊、貸出をしております。これから行くとですね、金曜日、これ5.3万冊、約6千冊増加しております。これは一時間ですね、金曜日は開館時間を延長していただいてる、この成果が出ておるという風に見ております。それから、木曜日ですね、これは3.2万冊ということで落ち込んでおります。1.5万冊減なんですけど、これについては、毎月弟3木曜日が休館になっている。このことが大きく影響をして下がっている。そしてもう一つは、土曜日日曜日ですね。これは平日に対して約1.7倍増。これはやはり、不就労日の方がですね、多いという風なことで、そういった皆さんが図書館をご利用いただいているということだと思います。

それと、これはですね、もう出しませんけども、月曜日が休館日になっているということで大きな落ち込みをしている。このような状況にあるわけであります。先ほどの入館者も貸出数も飽和状態にあるというデータ、それから曜日別に見た場合にですね、これから言えることは、開館しておけば利用者はあると、いうことがこれ見えると思います。やはりそういった部分から分析をしてですね、今後もっともっとこう増やしていく施策を打つべきだという風に思っておりますけども、この点についてはいかがでしょうか。

浦郷教育部長

お答えいたします。今、曜日ごとの貸出冊数とか開館入場数、そういうことで、見せていただきましたけども、言われるようにですね、土曜日曜、それから開館日数を増やせば、増える、増えるというようなことであります。それで、今年の4月から、今現在の開館日数に39日間、開館日数を増やしてですね、年間331日の開館日数にするということで教育長の開会の時のご挨拶で申し上げた通り、県内の、県立を除いてですね、一番長い開館日数にしたいということで利用者の利便を図りたいということで考えております。

吉川議員

はい。ありがとうございます。今までにもですね、色々と議会の一般質問の中でですね、皆さん取り上げられてきましたけども、この月曜日を今度から毎週、開館をすると、していただくということで市民の皆さんにとっての、利用者の皆さんにとっては非常にですね、サービス向上になるという風に思います。それとですね、もう一つ。

開館時間をちょっと時間別で見ますとですね、10時に開館して、6時まで開館をされております。まあ金曜日はですね、午後7時まででございますけども、これを年間で見ますと365日ある中で現在290日ということで、時間にしますと2320時間オープンをしてるんですね。で、先ほど答弁をしていただきましたけども、新年度、4月からは39日間増やしていただくということでお話をいただきました。ありがとうございます。で、民間の感覚から行けばですね、6時で閉めるということはないんですね。22時まで開けてもいいわけであります。

そして、年間を通じて365日に限りなく近づけていく努力も必要だという風に思います。まあそうなった場合ですね、4380時間になるんですね。これ割り返しますと、1.9倍、市民の皆さんの利用チャンスが増える。できるだけこれに近づけるようにですね、努力をしていただきたいという風に思います。

でこれをやる上ではですね、先ほどの1億4500万円の中では、やはり直営でですね、これをやって行くっていうのは非常に厳しい状況にあるという風に思います。やはりここは民間の活力をですね、利用する。で、指定管理者制度等への導入をですね、ぜひ検討をして市民サービスにつなげていただきたいという風に考えておりますけども、その点についてはいかがでしょうか。

浦郷教育長

お話にありましたような状況は確かにございます。それで全国的な状況とみましても、あるいは武雄市図書館・歴史資料館の今後を考えましても、この指定管理方式での対応を考えていきたいとそういう風に思っております。

樋渡市長

えー、予算を、あの、出す立場から、議会に出す立場からわたしから教育長の、あの、答弁の補足をします。あの、直営ではやっぱ無理です。あのー、だいぶね、これ、これでもほんとにがんばってもらったんですよ。あのー、教育委員会にね。とくに図書館担当の皆さんたちには本当にがんばっていただきました。だけど、これ以上やると、あの、却ってサービスの低下が起きたりとか、さらに予算の額がこう上回るっていうことですので、えー、指定管理者を、あの、一つの大きな、あの、柱として導入をして行きたいと思います。その上で、図書館の指定管理者っていうのは全国に、あの、少なからず、あの、例があります。しかしですね、これはどこでんかんでんによかわけじゃなかわけですね。だから、しっかりとした、あのー、民間の、えー、か…あの、会社に企業にね、お願いをこうしていくことになろうかと思います。その時に大事なのは、まず市民の利便性です。あの、指定管理者で、あの、当該企業に、あの、行ったからといって市民の利便性が落ちたらこれは却ってマイナスになります。だから、ですので、市民の利便性の維持向上が図れることが条件。

それと、えー、図書館運営協議会、これはあの設立の時にほんとにあの骨をあの折っていただいたあのわたしたちの諸先輩の、あの皆様方のご意向をしっかり聞く、っていうこと。

そして三本めの柱として、えー、たとえば今読み聞かせとかもの凄いニーズがあるんですね。あるいは歴史探訪とか、あのー、もの凄くやっぱりこうニーズがありますので、「それは」きちんと行政でやっていくと。そこまで指定管理に任せると、やっぱり我々としても市民の付託に応えられない部分がありますので、そこは、あの、行政が、あの、まあこれ教育委員会が中心になろうかと思いますけれども、あの、しっかり、あの、舵取りをしていく必要があるだろうと、えー、思っています。

その中で、あの、できうれば、あの、吉川議員からもご指摘があるように、あのもう、朝はもう8時半ぐらいから開いてですね!夜も24時まで!もうやってもらうと!うん、毎日!年中365日、無休!うん、やってもらう。それと、あの、なおかつ、えー、その中にね、わたし今、あのー、できれば、コーヒーコーナーを作りたいと、飲食の。図書館の中のど真ん中に!チッ、作って、で、そうすることによって、図書館でくつろぎながら本を読むっていうことが、やっぱもう文化としてやっぱ成り立っているんですね。そういう風にブック・アンド・カフェっていうのもぜひ導入をして欲しいと、えー、いうことを思ってますし、もし指定管理者を、あの、やると、いうことになった場合は、ぜひ議員の皆様方からね、いやここはこういう風にサービスをして欲しいと、いうこともぜひ、えー、わたくしたち執行部にお寄せいただければありがたいと、え、思っております。これについても、あの、しっかりとした、あの、舵取りを教育長と、えー、連動しながらね、えー、やって行きたいと思います。図書館は、文化の顔であり武雄市の顔であります。そして、何よりも、あの教育の、あのー、一つの大きな、あの、要素になり、生涯教育の大きなき…あの、要素にもなりますので、ぜひ、あの、議会のお力をここでも借りたいとこのように思います。

吉川議員

はい。ありがとうございます。新年度から、4月からは、月曜日は開けていただく、そして図書館の指定管理者制度についてもこれから考えていただくという風な答弁をいただきましたので、ぜひ市民サービス向上のためによろしくお願いをしたいと思います。

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