俺が彼を愛する10の理由【人工人間×科学者】露独

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陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom おいしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいこれはあれですねむかしの恋人に会いたくなって一からうみだしてしまttうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

2012-06-06 01:27:34
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom この子露が母さんの力になりたいという思いの強さである日急成長を遂げ母さんよりも大きくなって驚かせればいいと思いますなにこれ画力上がったら全力でかきたい

2012-06-06 01:33:48
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「僕、ずっとずっと考えてたんだ。お母さんを守りたいって。僕が眠った後、母さんが泣いてるの知ってるんだよ。」「…っ(ほんとうに、姿も声も彼にそっくりじゃないか…!)」ルートヴィッヒはこの時、彼と同じ名前を授けてしまったことを心から後悔した。

2012-06-06 01:41:44
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 自分と同じ色の瞳の彼が、彼と同じ笑顔で微笑む。「お母さん、僕、これからはずっとお母さんを守るから。」ああ、こんな残酷なことがあるだろうか。いとおしいお前はもういないというのに、目の前にそんなふうに現れられたら、愛さずにはいられない。

2012-06-06 01:44:26
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「ワーニャ」「なあに母さん」「体が一気に大きくなったことは、俺も計算外だった。しかしだな、人間には順序というものがある。俺を守るためには、さまざまな知識を身につけなくてはならない」「お薬とどっちがつらい?」「どっちもだな」「うわーやだなあ」

2012-06-06 01:45:56
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom この露様、人の3倍のスピードで歳をとるって設定だといいですね。ドイツくんが「また俺を置いていくのかヴァーニャ」って泣き叫ぶと、露様が「そんなことはしたくないなあ」って霞んだ目で天井を見つめて微笑むってシーンが欲しい

2012-06-06 01:47:18
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「母さん」「どうした」「僕は母さんが作ったから外に出れないのはわかるけど、母さんは出なくてもいいの」「俺はいいんだよ。ここが好きなんだ。それに、お前がいるだろう」「母さん…」\バンッ/はっ「誰だ!」「母さん待ってて。玄関なら僕が見てくるから。」

2012-06-06 01:52:53
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「クラウツ!あんまり顔見せねえから会いに来ちまったぞ!べ、別にお前のためなんかじゃないんだかr…」「…!」「…あ?なん、男…だと…!?おいクラウツ、これはどういうことだ!」「(まずい…母さんを守らないと…そうだ!)と、父さん!」パァァ「へっ!?」(言Д

2012-06-06 01:54:53
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「母さんから聞いてたよ!お仕事が忙しくて僕には会えないけど、父さんがいるって!」「お前、名前は?」「イヴァンっていうの。子供を作れない母さんが、僕のこと一生懸命作ってくれたんだ!」「クラウツ…」じーん それを聞きながら二階で嗚咽を噛み殺すルッツ

2012-06-06 01:56:34
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「今母さん機械の調整の真っ最中で、手が離せないの。あと一時間はかかっちゃうかなあ」「そうなのか」「父さんは紅茶が好きなんだったよね!ハーブティでもいい?」「いや、俺もすぐ立たねえと時間がねえんだ。悪かったな忙しい時に邪魔して。今度は連絡いれとくぜ」

2012-06-06 01:58:48
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom コンコン「…母さん」コンコン「母さん、帰ったよ」「すまない、すまないワーニャ、すまない…っ」「ううん、いいの。僕にはお父さんが二人いる。そういうことにするからだいじょうぶ。僕は母さんがいてくれたら、それで十分生きてる意味があるんだもん」

2012-06-06 02:00:42
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「母さん、コーヒーが入ったよ」カチャ「目が腫れてる…」ちゅ「ワーニャ、こら」「ん?この間、森に棲んでる小鳥さんがしてくれたんだけど、だめだった?」「…それなら仕方がないな…」

2012-06-06 02:02:31
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「ワーニャ…」「うわっどうしたの母さん、すごく体が熱いよ!それに、それにとっても苦しそう…!」「風邪をひいてしまったみたいなんだ」「カゼ?」「そういう病気だ…発熱と、ゴホッ、咳、呼吸器系への一時的な支障がで…る」「僕はどうしたらいいの?!」

2012-06-06 02:10:00
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「風邪をひいたひとを看病するほうほう…どうしたらいいんだろう 母さんは苦しそうだし、あっそうだ! 小鳥さん!村のお医者さんを呼んでくれる!?目の赤い、銀髪の男の人だよ!」 露様大きくなったので助手という名目で時々村に降りるようになった矢先の出来事

2012-06-06 02:12:16
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「おい!患者はどこだ!」「ギルせんせ!」「おう、小鳥が言うからきてみたぜ!お前のとこの科学者か!」「うん、こっち!二階!」コンコン「お医者さんきたよ!」ギィ「これはひでえ熱だな…ん?…おい、嘘だろ…?」「せんせい?」「なんでお前がこんなとこにいんだ…」

2012-06-06 02:14:26
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「ギル先生、知ってるの?か…先生のこと!」「知ってるも何も…昔生き別れた弟にそっくりだ…名前は何だ」「ルートヴィッヒだよ」「…ッくそ、こいつは死んでも俺が治してやる!いいか、俺が兄ちゃんだってことは、誰にも言うなよ。こいつにも、誰にもだ」

2012-06-06 02:16:31
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「どうして」「どうしてもだ。薬と点滴の用意をする。お前は冷たい水を桶に汲んで、タオルを中に入れて来い。持ってきたらそれをしぼってこいつの額に乗せるんだ。」

2012-06-06 02:17:54
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「無事に座薬も入れ終わったし、これは5日分の薬だ。」「あ、あの」「食事はなるべく消化のいいもの。温かいスープとかミルク粥とか柔らかく煮たパンを食わせろ。かかりっきりで世話してえけど、他にも患者がいるからな…じゃあな」「待っ…!」

2012-06-06 02:26:59
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「うう…」「母さん?」「うう…ん」「母さん大丈夫?うなされてるの?」「…うう…ヴァーニャ、ヴァーニャ…」「僕はここだよ、母さ…!?」ギュウウ「もう、俺を置いて行かないでくれ、ヴァーニャ。俺の名前、いつものように呼んで…!」

2012-06-06 02:29:53
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 「母さん…?」「ルドヴァって、いつものように…」「るどヴぁ…?」「ううう…っぐすぐす」ルートヴィッヒはそれから30分ほど、僕の背に腕を回して泣きじゃくった。やがて疲れたのであろう、再び眠りについたその顔は、どこか寂しげだった。

2012-06-06 02:33:07
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 何の夢を見ていたのか、僕に聞くことはできなかった。「痛い…」心臓の奥がちくちくする。僕じゃない誰かが、向日葵畑で佇む母さんに笑いかけている。紫の瞳と、長い真っ白なマフラーが、印象的な人。僕はなんとなく、この人がお父さんなのだと思った。

2012-06-06 02:35:01
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 夢の中だと僕はわかっていながら、瞼を開けようとは思わなかった。二人が僕に笑いかける。見ると、僕はいつの間にか小さな僕の体に戻っていた。彼らの元に駆け寄る。大きな掌に包まれて、時々持ち上げてもらいながら、三人でにこにこと歩いた。

2012-06-06 02:36:57
陸奥飯 @vodkabeer1939

@motikokitom 父さんの声が聴きたいのに、僕は小さくて父さんの声が聞こえない。母さんが恥ずかしそうに顔を真っ赤にして、父さんと笑い合っている。頭を父さんの大きな掌に撫でられて、僕は思い切って息を吸った。「…父さん!!!…あれ?」目が覚めると、日がとっぷり暮れていた。

2012-06-06 02:38:38