2012年6月9日開催『東京電力株式会社による電気料金値上げ申請に係る公聴会 （さいたま会場）』実況まとめ。

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えと、本日も午前中は東電の値上げ公聴会さいたま会場で。ハッシュタグは前回踏襲で #meti_0609 で。なお到着は10分程度遅れます。

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#meti_0609 これより『東京電力株式会社による電気料金値上げ申請に係る公聴会』さいたま会場の実況に入ります。基本的には7日と同じ形式で。

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#meti_0609 現在議事進行の説明中。

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#meti_0609 それでは、陳述に入ります。届出5名全員陳述とのこと。

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「川口の商工会議所。電力値上げ表明依頼ずっと反対をしていた。しかしながらメディアでの情報はほんの一部、今日のような機会はありがたい」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「今回の値上げの原因は、福島第一原発事故によるものだと。原発事故の責任はどこにあるのか、検証したい。そもそも原子力発電は国と事業者が一体で進めていたもので、保安院を中心に、安全基盤機構が連携をして中立的立場で原子力委が企画審査決定を」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「事故当時、安全委が電源喪失を考えなくて意図の事実、これも事故の大きな原因であると。現在では賠償、廃炉費用を全て東電に持たせることになると、全てを消費者負担となる。どこまで膨らむかも分からない。新社長広瀬氏も負担額次第では一社では不可と

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「推進してきた国が関与するのは当然。また来月出てくる事故調の報告次第で判断するべき。」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「昨日野田首相が多い原発再稼働に言及、電力料金値上げと経済への影響があるとの話。しかし関西はそうかもしれないが、関東をどうするのかという。」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「また政府の東電への体制にしても、一旦日航のように倒産を行うべきであると。送電停止の心配がされているが、日航も倒産はしたが欠航はなかった。一旦倒産をして国と新・東電で賠償と廃炉を考えていくのが筋ではないか」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「値上げに対して、22年度の売上がいくらなのか。自由化での電気料収入が4兆、という数字がある。23年度も5兆との話がある。一方で規制部門では現行継続で6百億ほど減少と。前年以前は不景気での電気使用量を見ると、売上が少ないという数字が不可思議」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「また会社四季報では平成23年度が5兆2千8百億との予想があるが、東電資料がまちまちなので計算の上で困難があるのが実情。年商とそのうちの電気料収入の明示を」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「また自由化部門での値上げ説明資料、6千8百億が燃料費の値上がり分だと。この際の経営合理化でのコストダウン額、についても回答を」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「燃料費の値上がり分、新しいコストでは2千7百億、つまり値上り分は4千億あまり、つまり8%の値上げで済むはず。しかし割合を考慮すると自由化10%・規制6%で済むはず」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「人件費について、平均賃金570万あまり、人材確保が大義名分としているが数年は我慢するべきと。退職者が多いとのことだが、賃金だけの問題なのか。不祥事を受けたものではないのか。本当であれば臥薪嘗胆こらえどころではないか」

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#meti_0609 陳述人・児玉氏「規制部門での値上げでの事業利益、国が補償費用は色費用を負担するのであれば不要ではないか。減価償却費、もちろん設投投資は必要だがキャッシュ・フローは残っている、その点も配慮するべき」

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#meti_0609 経産省「法的整理や損害賠償関連や全て東電に任せるのがどうかという考え、東電という企業にしても、電力事業での社債の問題から賠償のカットや他の懸念もある。その結果損害賠償支援機構で支援を行なっていく」

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#meti_0609 経産省「なお福島第一の安定化費用や賠償について、安定化費用については原価に含めるとのことだが、賠償については含まれないと」

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#meti_0609 東電「平成23年度の数字、電力以外の収入だと。実際の収入では4兆7千億程度。24年度は5兆、これは3年間の平均の年度収入見込、今回の原価算定でのもの」

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#meti_0609 陳述人・福田氏「3点、まずには総括的なこの時期の値上げ強行の理由に違和感を感じる。昨年3月の原発事故、これはこれまでのエネルギー政策、東電の責任よりは国民全体のものであると、国民全体で支えるというのは当然であると。そのための公的支援つまり税金」

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#meti_0609 陳述人・福田氏「また東電への安定化などの費用、も相当投入されている。しかし東電には公共事業者としての役割を果たして欲しいと。今後のエネルギー産業が不透明な状況下、国としての国家政策が見えない混沌とした状況下での値上げが不可解」

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#meti_0609 陳述人・福田氏「また値上げ申請のお願いでは、徹底した経営合理化に取り組んできたが以ってしても、という文言が多数出てくる。本当にそうであれば反対は少ないだろうか、この文言が果たしてされているのか。見えてないのに値上げというのは反対せざるを得ない」

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#meti_0609 陳述人・福田氏「人件費の問題ではボーナスなど、また燃料費の調達問題もある、後者はすべてのエネルギー産業で共通の事柄。国際競争の中で、国家的な枠組みでの価格交渉力で大きなコスト削減になると。それをすすめる中でコストの問題を取り上げてほしい、東電単体ではなく」

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#meti_0609 陳述人・福田氏「コストで燃料費が高いから値上げではイタチごっこになってしまう。資材調達でもグループ内での不透明な随意取引もある、グループ全体での合理化を受けて徹底した合理化が見えて、それでも足りないのであれば受ける準備はある。」

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#meti_0609 陳述人・福田氏「しかしながらこの時期になぜ行うのかというはなしが実情。合理化にしても目に見える形にして欲しいと」