【6/9】テーマ:首【#同題ssTB】
- yoruhatemisumi
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「好きです。」と言ったら、貴方は真っ赤な顔をして、「返事は必ずしてやるからな。首洗って待ってろよ!」って言うから、首を洗って待ってるのに貴方ときたら。 「ハァイ♪体は首から洗う方、バーナビーです。」って公衆の面前で言ってやりましたよ。 |首 #同題ssTB
2012-06-09 08:17:41暑さで茹だる空気の中バディがネクタイを解き、髪を掻き上げる。「あちー」どんなに色気のない声を上げようと視線が惹きつけられる。今が仕事中でなければいいのに。 /首 #同題ssTB
2012-06-09 08:21:56人の年齢は正直に首に現れると思う。いいも悪いもなく生きた年月が刻まれるだけの話だ。そんな事を思いつつふと相棒を見れば、つるりとしたそれはまるで雛のような初々しさで。なんつーか…普段は口調や態度で騙されるが…。この胸を締め付ける感覚に名前は着けないでおこう。 #同題ssTB /首
2012-06-09 08:22:30舐めあいしてて、太腿動かすと、内ももが首に当たる。鍛えて筋肉ついてて、ドキドキしてるのが分かる。口の中のも同じタイミングでドキドキしてて可愛くて仕方ない。どっちもひとつのハートから送り出されてる鼓動。小娘みたいな清純に、俺は今、心ときめかしてる。69しながら。<首>#同題ssTB
2012-06-09 08:22:31縦に振ってくれるのを長く長くして待っていた。今日、住み慣れた場所を後にする。待ち合わせた時間より早めに着いたのに、向こうは既にドリンクを一杯飲み終えていた。合図をすると、傍らの鞄を手に立ち上がる。その小ささに捻ると、これから増えますから、そう嬉しそうに傾げた。<首>#同題ssTB
2012-06-09 08:24:37(空虎)汗だくで帰って、まずシャワーだなって2人で脱がしあいながらバスルームへ縺れこむ。「バニーちゃんは首から洗うんだって。お前は?」ってこんな時に他の人の事を持ち出すのは態とかい?「なら、私は最初にワイルド君を洗うよ」<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:28:57ジャケットを脱いで振り返った。首筋に視線が走った。「…ごめんな?」何がです。ひどく子供っぽい笑顔で謝られて嫌な予感がして、メイク室で無言でコンシーラーを塗られた瞬間に己の視力の悪さを呪った。 <首> #同題ssTB
2012-06-09 08:31:48あなたがゆっくりそれを外すのを、じっと見ていた。外したそれにそっと口づけ、こちらを向いて少し笑う。僕は、あなたの手を取って、日焼け痕の残るそこに口づける。あなたがあなたでいた印。そして、さようなら、ワイルドタイガー。<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:38:48虎「どうした?バニーちゃん」兎「いえ・・・ちょっとシャツの中に何か入って・・・」虎「どれ。俺が見てやるよ」兎「大したことないからいいです。もう余計なことに首つっこまないでくだ・・・・・・あ、ちょっと!?本当に無理やり突っ込まないで!シャツが伸びる!!!」<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:40:336月ともなると夜は暑苦しくて眠れない日もある。寝息を立てている隣の相棒を見ると、首筋にうっすらと汗が光っている。ベッドを抜けてエアコンをつけ、タオルで汗を拭ってやり、再びシーツに潜る。「エアコンつけたし、いいよな」まだ熱の残るバニーの体を抱いて、目を閉じた。/首 #同題ssTB
2012-06-09 08:42:40気づけば首を絞めていた。何をしているんだ?虎徹さんは首を絞められてるのに笑っている。どうして…ドウシテ?虎徹さんが腕を伸ばし、僕の顔に触れた。「バ…ニー、俺、は、…じょぶ、…から、泣く…な」僕は泣いていた。何故泣いているんだ?何も分からない。<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:42:47ロトワングの研究室に捜査が入った。あのひとに似た首が、ずらりといくつも並んでいた。どういうことだろう。あのひとは、彼の娘だったのだろうか。ではあのひとは、どこにいったのだろう。どこかで泣いていたりしないのだろうか、あの大きな瞳で。〈首〉 #同題ssTB
2012-06-09 08:44:06俺には脱ぐような仕事がないからって、最近あいつはやたら俺の躯に痕をつけたがって困る。独占欲丸出しって感じで、可愛くて可愛くて本当に困る。俺だってつけたいのを必死に我慢してるってのにさあ。今は髪に隠れる首筋にしかつけられないけど、そのうち覚悟してろよ、兎ちゃん?/首 #同題ssTB
2012-06-09 08:46:57立ったまま強く抱きしめられるとき、僅かな身長差を恨めしく思う。せめてこっちが5センチ高けりゃいいのにと思いながらもやはりその首元に顔を埋めてしまう。いい匂いがする。バニーの、香水だけじゃないあの匂い。本当はこれがないと駄目なくらい溺れてるなんて、内緒だ。<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:47:425cmなら身長差で首が痛くなるようなことはない。下に向って突かれながら飲み込んで股に顔をうずめる。感じるほうに気をとられると口がお留守になるし逆もそうで、どうにかして相手を追いつめながら自分もよくなろうと思うと時々冷静になる。俺ら男同士で何やってんだ。<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:48:09「ここに居たんですか。さぁ行きますよ」心当たりを探して三カ所目であの人を見つけた。「やーだね」ぷぅっと頬を膨らませてそっぽを向くとかあんた幾つなんですかっ。「そうはいきません。ロイズさんに首に縄をつけてでもって言われてまして。お望みなら付けて差し上げますが」<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:49:17夏祭り。浴衣姿。結いあげた髪。首筋がきれいで赤面した。「なぁに虎徹君真っ赤!」「だって!友恵ちゃんの首…なんか見なれなくて…」「バカ、そういう時は『うなじ』って言うのよ」「あー?わかんねわかんね!いいから行こう」慌ててつないだ手は帰り道別れるまで繋いだまま。<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:50:31首が、手首が、足首が。元からほっそりとした友恵の体がますます痩せ細っていくのが手に取るように分かる。痛くて、辛くて堪らないはずなのに、それを必死に隠して俺に笑いかけてくれる。なぁ、どうして俺はあの街の命は救えるのに、本当に助けたいお前の命は救えないんだろう。<首>#同題ssTB
2012-06-09 08:51:11盛大に穴の開いたたビルを眺め、バーナビーは笑顔で小首を傾げた。ポイントを左右しない、救助にも結び付かない破壊活動。つまりはミスだ。「うちの虎には首輪が必要ですかね?頑丈な鎖つきならおイタもできないかな?」「…ごめェ〜ん、バニィー!」<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:52:07「また仕事?私は別にお父さんが来ても来なくても気にしないけど。代わりに村正おじちゃんが私の活躍シーン一杯撮ってくれるから。写真送って?約束破り魔なお父さんには見せませーん!」To be hanged on a fair gallows.(真綿で首を絞める)<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:53:58【虎月】ユーリの髪型がいつもと違う。結ばれた髪はサイドにたらしている。「あれ?裁判官殿、今日は髪型違いますね。どうしたんですか?」白々しい奴の言葉に、思わず睨んでやる。鏡の前で髪に隠れた首筋を見ると、まだ残る赤い跡。昨晩奴に付けられた印がまだ残っている。<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:55:15「何するんですか!」椅子を立とうとするバーナビーの首ねっこを掴み再び座らせる。「何って、素直じゃない仔兎を捕まえるにはこうするしかねーだろ?ほら、遠慮すんな」テーブルの上のお皿には苺が一粒。<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:57:50「ちょっと、人の首ジロジロ見ないでくれます?おじさん」トレーニングルームのシャワー室。かき分けた濡れ髪から覗くうなじが綺麗で思わず見とれた。「ハハ、そりゃ『うなじ』って言うんだよ。バニーちゃん」冷やかにねめつけるこの相棒と手が繋ぎたいだなんて。どうかしてる。<首> #同題ssTB
2012-06-09 08:58:24