「咲-Saki-阿知賀編」アニメ第8話のワハハ単独カットに見る、「次の試合」に臨む阿知賀女子と「次の試合」が無い鶴賀学園の対比という演出
- inoken0315
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アニメ阿知賀編8話、蒲原が阿知賀メンバーをワハハカーで宿舎に送るシーン。「重大なヒントをもらった気がする」とか「やっちゃおう!」「おー!」とか次の試合を前に盛り上がる阿知賀メンバーを尻目にして「ワハハぁ・・・」ってつぶやくとこ。あれは個人的にはハイライトだったなーと。
2012-06-11 01:48:50あのシーンっていうのはもちろん漫画版にもあるのだけれど、蒲原の表情が漫画とアニメでは少し違う。正直言って漫画版の蒲原からは(1コマで描かれているせいもあって)その感情を窺い知れない。
2012-06-11 01:53:24アニメ版では(阿知賀メンバーの会話中なのに)蒲原の方を長回しで撮っていることによって、情感のあるシーンになっているなと思う。蒲原、そして鶴賀は県大会で負けた、しかし阿知賀は勝った、だからあんな風に「次の試合」について話せる。
2012-06-11 01:55:433年生である蒲原、そしてゆみには「次の試合」はないし、モモたちにしてもこのメンバーで戦えるのは結局県大会で最後になる。もし清澄らに勝っていれば自分たちが阿知賀のように東京で「次の試合」について話せていたかもしれない、でもそれは叶わない、と。
2012-06-11 01:59:20つるがいでんのことも含めて、その辺りの気持ちを全部ひっくるめたのがあの「ワハハぁ・・・」だったと思うし、ワハハクラスタの僕としては原作のあの1コマをここまで膨らませたアニメスタッフには本当に感謝したいですね。
2012-06-11 02:02:30彦二さんと言えば咲同人界ではワハハギャグ本の第一人者として知られてる方ですけど、3年前に咲本編のアニメが放送されていた際に、23話(個人戦決着回)の後日談漫画を描かれてて、その後日談漫画のワハハ像、鶴賀像が僕の中で強く印象に残ってるのです……。
2012-06-11 02:14:40参考:咲-Saki-同人界の鬼才・彦二部屋 http://hikodge.zashiki.com/による、
咲第二十三話後日談漫画
http://hikodge.zashiki.com/hikoturugaafter.jpg
@toronei 高校生活を描いた漫画、特に部活ものに関しては「その時間は永遠ではない」(=いずれやってくる別れ)ということをどう描くかっていうのはひとつのポイントなのかな、と思います。咲という作品でその役を担っているのは鶴賀、そして蒲原なのかなと。
2012-06-11 02:23:12「みんな一緒に仲良く同じ大学に行く」っていう展開はその点では緊張感(と言えばいいのか?)を消してるんだよなぁ。けいおんではその形を採りつつ「梓-それ以外(初期HTT)」にしたのだけれど。
2012-06-11 02:29:35