【がれき処理の契約変更・談合疑惑】5月24日宮城県議会 三浦一敏(共産)の質問

三浦一敏(宮城県議)を勝手に応援する @miura_isinomaki

これより連続ツイートにて、２０１２年５月臨時会（５月２４日）での三浦一敏議員の質問を紹介します。要約は管理人によります。詳細は宮城県議会ＨＰを参照のこと。[参考・共産党宮城県委員会ブログhttp://t.co/zhiN8Spb ]

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（Ｑ１）◆三浦県議：気仙沼処理区の災害廃棄物委託契約までに震災から１年2カ月以上もかかった。なぜこれほどまでに遅れたのか。（Ａ１）◎村井知事：当初気仙沼市小泉地区での処理予定だったが、三陸縦貫道の計画と重なり、地元の理解を得るために遅れた。

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（Ｑ２）◆三浦県議：仮設住宅をプレハブ建築協会へ丸投げ発注、苦情が殺到し追加工事を次々やることに。瓦れき処理も地元を無視し大手中心のＪＶ方式で発注。「スピード感が大事」と言うが処理量12.9％とはどういうことか。知事が先頭に立つべき。

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（Ａ２）◎村井知事：中間処理施設等の早期整備と着実な稼働に向け全力を挙げてきた。順次仮設焼却炉等が本格稼働しているので、処理は加速的に進む。災害廃棄物処理は県の最重点課題、平成26年3月処理完了に向けて先頭に立って取り組む。

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（Ｑ３）◆三浦県議：推計量見直しで県のがれき処理量は431万トン減り半分以下に。巨大な処理工場が必要だったのか。大幅に契約変更し議会に報告すべき。気仙沼には見直しは反映されているのか。（Ａ３）◎環境生活部長：業務量の変更などがあれば今後必要な変更契約を行う。気仙沼には反映。

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（Ｑ４）◆三浦県議：災害廃棄物の処理量に基づき参考業務価格の入札公告したのは県当局。瓦れき量が少ないならばプロポーザルの方式も大きく変わったのではと疑問。県執行部は入札審査委員会全員を集め、事の経過を説明すべき。

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（Ａ４）◎環境生活部長：膨大な災害廃棄物を短期間で効率的に処理するため、技術力のある共同企業体によるプロポーザル方式を採用した。今回処理量は減っても膨大な量であり評価は変わらない。処理量見直しに伴う審査委員への説明は考えていない。

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（Ｑ５）◆三浦県議：「知事が全国にがれき量大幅修正の釈明を」全国に依頼してきた広域処理344万トンが1/3に減。県外処理の要請は適切なのか。私は共産党北九州市議団に「少量でも処理を」と要望したが大変複雑で納得できない。瓦れき量の大幅修正が5/21まで遅れた要因を知事は釈明すべき。

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（Ａ５）◎村井知事：「全国の協力が得られるよう取り組む」一次仮置き場への集積、解体が必要な被災家屋等の見込み、海に流出した災害廃棄物の引き上げ量の見込みが出たため把握が可能に。広域処理について、全国の自治体の御協力を得られるよう国と一体となって取り組む。

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（Ｑ６）◆三浦県議：プロポーザルの審査委員名は公表されたが評点は不明。自治体発注の巨額入札であり速やかにすべて公表すべき。（Ａ６）審査委員への不当な圧力など、権利、利益が害されるおそれがあることから、審査委員を特定した評点の開示は考えていない。

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（Ｑ７）◆三浦県議：気仙沼処理区の入札結果は、大成と大林でダブルスコアの大差。競争が発揮されない出来レースでは。談合情報が流れていたが県の対応は。４ブロック全てに組織的談合の疑いが濃厚だが？　大林が真剣に入札に取り組んだのか、提案の中身を全議員に明らかにすべき。

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（Ａ７）◎環境生活部長：気仙沼処理区の今回のプロポーザルについては、県に談合情報は寄せられていない。受託候補者以外の共同企業体の提案内容は公表しないこととしている。

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（Ｑ８）◆三浦一敏議員：今回の処理場の一つ小泉地区ではＣＯ２やダイオキシンを心配し地権者らが焼却でなく熱分解方式を提案してきたとのこと。県担当部が、要望が実現できるよう受託企業に要請する、と回答したと聞くが？　（Ａ８）◎環境生活部長：特定の処理方式の要請は難しい、と回答した。

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【２回目の質問】（Ｑ９）◆三浦県議：部長は委員会で、「（がれき処理量大幅減に伴う）契約変更は九月議会あたりまでに」との趣旨の発言をしたはずだ。契約変更できるとの見直し条項があるのならできるだけ早く変更契約を。（Ａ９）◎環境生活部長：９月議会に報告もしくは諮れるよう準備したい。

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（Ｑ１０）◆三浦県議：大林の不透明な技術提案について。大林は名取市、岩沼市、亘理いずれも２点台を取っているのに今回は全員がゼロ。どんな技術提案をしたのか落札したところ以外も詳細の公表を。（Ａ１０）◎環境生活部長：個別のノウハウにかかわる資料の公開は差し控えたい。

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（Ｑ１１）◆三浦県議：1年2カ月も経って瓦れき処理の四割もの大幅変更。知事は率直に全国の方々にこういう数字になったと実態を報告すべき。減ったのにこれからもただ「広域処理をお願いします」ではダメだ。がれきの量もきちっと押さえ、処理の問題に知事が先頭に立つ決意を。

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（Ａ１１）◎村井知事：県政の最重点課題の一つだという認識をしている。瓦や陶器など埋め立て必要なものなど具体的な種別を明確にしつつ国と調整しながら県外搬出・広域処理のお願いをしていきたい。その際は先頭に立つ。【以上で終了です。長々と連続ツイート、失礼いたしました】