「震災がれき」新発田市議会傍聴記 2012年6月14日-15日
- yamazaki_takeo3
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さすがドイツ!環境先進国だ。これが世界から賞賛を浴びる国。それに引き替え・・・・なんとまぁ・・・・(・。・;・・・ 東京新聞「独から再稼働反対署名 緑の党 2784人分 日本大使館に託す」 http://t.co/zbUlFrnS
2012-06-14 22:09:10それに引き替え・・・なんとまぁ・・・(・。・;・・・まず後片付けしろよ。自分で汚した部屋ぐらい。 毎日新聞「国内原発メーカー:3社 新興国を中心に海外で事業拡大へ」http://t.co/L6xEnUsU
2012-06-14 22:13:01震災がれきの広域処理で「安心です」と言われても、信頼できないのはやはり国の原子力行政への不信感が根っこなんだろう。震災がれきを九州まで持って行くという話がついてくると「どうせまた金儲けするやつがいるんだろう」とさらに不信感にかられる。一番の被害者は、被災住民だ。
2012-06-14 22:21:43本気で被災地の復興を考えるなら、被災住民のいのちや健康、生活安定や収入の確保が第一だ。それが最初にあって、それでもなお「どうしても広域処理で」の順ならまだ理解できるだろうというのに。やはり、何度考えても一番の被害者は被災住民だ。
2012-06-14 22:24:11それなのに、「原発は再稼働します」「消費税は上げます」「最低保障年金と後期高齢者医療制度は棚上げです」の3連発で、だれが信じられるものか。
2012-06-14 22:26:06日が変わって。
今日、新発田市議会を傍聴してきました。先日、学習会を開いたので、その後が気になりました。今日のやりとりを生で見ていると、前提としている条件が食い違うために短い時間の中でなかなか質疑が進んでいません。なにより、時間をかけるべきだろうと思いました。
2012-06-15 19:03:20まず、「燃やす前も100Bq/kg、燃やしたあとの灰も100Bq/kg」について。燃焼すれば体積が減る分、濃縮されますが、これが成立するには、放射性物質のついていないものと混ぜて燃やさねばなりません。
2012-06-15 19:06:15ところで、「大槌町のものは新発田と同レベル」とも話しています。それにしたがえば、大槌町のものと新発田のものをどういう比率で混ぜても生じる結果は変わらないはずです。
2012-06-15 19:08:14つまりこういうことでしょう。サンプリングにおいては6-8Bq/kgだった。「が、当然ブレがある」ということを前提にしているのです。ええ、そうでしょう。ですから、科学実験においては、サンプリング数、平均値、標準偏差を示すのです。そのデータは市が出さなくてはならないでしょう。
2012-06-15 19:11:03「飛灰で100Bq/kgを超えたものは硬化させている。硬化後は26Bq/kgになった」と言いました。つまり、セメント材料を混ぜることで4-5倍体積を増やしたから薄まったのです。このことからこういうことがわかります。「濃度はどうにでもなる。」
2012-06-15 19:12:49ところで、セシウムは周期表の一番左にあります。一番左の一番上がH(水素)、その下にLi(リチウム)、Na(ナトリウム)、Rb(ルビジウム)、Cs(セシウム)と続きます。高校で化学を勉強した人ならこの意味がわかるでしょう。そうです。1価の陽イオンになるのです。
2012-06-15 19:17:041価の陽イオンになるなら、濃縮するにはどうすればよいか話は割合簡単に想像できます。まぁ、土壌の表面にくっついているという時点でわかりますね。あと、抽出も比較的簡単ですね。もちろん、そんなためにわざわざ人手と費用はかけませんが。でも自然には起きそうな気がします。
2012-06-15 19:34:02それと「埋め立て処理地の排水から検出されていない」。そりゃそうでしょう。土壌はイオン交換樹脂ですから、イオンの移動速度を遅くさせます。「きちんと管理」とはいえ、半減期30年はまだ短い方ですが、それでも人の人生から見ると長めです。
2012-06-15 19:36:57やはり、100Bq/kgをクリアランス値だと言った以上は、100Bq/kgを超える恐れがあるような自然界での濃縮過程を考慮して、他と混ぜずに管理すべきだろうと思います。
2012-06-15 19:38:50バグフィルターについては、あまり心配はしていません。なぜなら、福島の焼却炉のガスからも放射性物質不検出だからです。ですが、逆に考えると、炉内に放射性物質が残るので、職員の研修、健康管理は徹底すべきと思います。
2012-06-15 19:41:35「安全を示すためのデータ取りのための試験焼却」はなかなかに怖い試みです。普通は、小さなサイズで行い、大きなサイズで試して、と段階をふむものです。いきなり試しというのはちょっと・・・。
2012-06-15 19:43:20実施するとしたら、投入した放射性物質がどういう挙動を示すのか、総量で追っかけねばなりません。たとえば、100入れた。主灰に50残った。飛灰に30残った。あと20は、、、みたいな。そういうのを実験と言います。
2012-06-15 19:44:49つまり、がれきの放射線濃度×重量を計算すれば、全体の放射線物質の総量は計算できます。そう面倒ではないと思うけれどなぁ・・・。
2012-06-15 19:47:42県知事からの文書については「安全管理に心配しているからだろう。指導してもらいたい」という。なるほど。もっとも。県知事さんも市長さんたちと直接話をしてみたらどうだろう。
2012-06-15 19:49:08まもなく今後のスケジュールが出るというので、それを見てみよう。・・・それにしても、あれだ。きっと、こういう人もいるんだろうな。「6-8Bq/kgなら、自然放射線量の方がもっと多い」と。
2012-06-15 19:53:09その人は、放射線がなぜ生物に悪い影響を与えるのか、そして自然放射線でなぜ悪い影響が出ないのか、そのことをよくよく調べてみるといい。DNAや酵素の見事な連係プレーがわかって、きっと私たちの祖先に感謝せずにはいられなくなるから。
2012-06-15 19:54:18一番、そうそうと思ったこと。「国は大丈夫と言うが当てにならない」。それそれ。そうなんだよ。それ。国が大丈夫と言ったとき、大丈夫だったためしがない。
2012-06-15 20:00:15