日本の東北地震、1年後(『ランセット』3月10日)
旧聞:日本の東北地震、1年後(『ランセット』3月10日) http://t.co/rjimlUKY 「〔略〕アメリカの拠点を置く保健物理学会は、福島で被曝した人々にがんが発症するリスクは0.002%増加、同疾患〔がん〕で死亡するリスクは0.001%増加するだろうと推測している」
2012-06-19 09:05:26〔今朝の続き。http://t.co/rjimlUKYの初めのほう〕先月〔2012年2月〕、福島県が実施した調査によって、発電所に最も近い町の女性2人が、事故から最初の4カ月間で23mSv被爆していたことを明らかにした。これは日本政府が定めた1mSvという公衆についての制限と
2012-06-19 18:00:43続)肩を並べるものであり、アメリカにおける原子力発電所の作業員に定められた20mSvを超える。調査された人々9747人の60%弱は、その4カ月間で浴びた放射線は1mSv以下だった。〔略〕健康問題のプロたちからの相反するメッセージによって、避難者らは混乱し、未来に不安を抱いた。彼ら
2012-06-19 18:05:45続)は、その生涯にわたって甲状腺がんやそのほかの放射線が関連するがんを発祥するリスクが高い子どもたちについて、最も懸念を抱いた。『ランセット』がインタビューした住民たちのなかには、子どもたちが20歳になるまで2年ごとに超音波検査を行い、福島県の子どもたち36万人をスクリーニング
2012-06-19 18:12:36続)するというプログラムの開始によって、安心した者はほとんどいない。〔略〕事例的な証拠が示すのは、汚染そのものではなく、放射線への恐れが、原発避難者らの間のストレス関連問題の引き金になっていることである。ごくわずかな子どもたちは、病歴がないにもかかわらず鼻血を出し、皮膚に斑点が
2012-06-19 18:22:19続)できている、とアンザイ〔同誌がインタビューした米農家〕はいう。/福島市郊外の公民館では、ボランディア医師のシオダヨシトが、主に高齢女性に共通するストレス症状について説明する。ある者は胸や背中が痛いと訴え、ある者はしばしば地震の幻覚を感じる、という----地震活動がないとき
2012-06-19 18:30:04続)にさえ、大地が動いているという感覚だ。〔略〕福島では放射線による死亡は記録されていないにもかかわらず、現地自治体の医療記録は、この原子力災害にかかわるそのほかの原因によって600人が死亡したことを示している。『読売新聞』によるこの調査によって、死亡の多くは、避難
2012-06-19 18:39:37続)にかかわる心理的なトラウマや、肺炎や心疾患といった既往病の悪化によって起きていることが明らかになった。/福島、宮城、岩手という最も被害の大きな三県では、1300人以上の死亡が、この〔原子力?〕災害に起因している。その死は3月11日以降であるにもかかわらず、である。『共同通信』
2012-06-19 18:47:10続)の調査によれば、その合計には、未公開の自殺数も含まれるという。〔略〕この津波と原子力事故によって、35万人が立ち退きを余儀なくされたが、その大半は、高齢者である。〔とりあえずここまで。続きはいずれ…。〕
2012-06-19 18:50:55〔昨日の続き。 http://t.co/rjimlUKY の終わりのほう〕Oikawa〔Tomoyoshi。南相馬市立病院〕によれば、これまでにテストした1万人では、健康に影響するほどのセシウム137のレベルを示した者はいない。しかし、地域の医療サービスがみなに心の平安
2012-06-20 08:07:39続)をもたらしているにもかかわらず、彼らが震災以前のレベルに戻る可能性はほとんどない。同市〔南相馬市〕の人口7万1000人のうち3万人近くがいまも戻ることを拒んでいる。放射線は比較的低いにもかかわらず。「放射線の安全レベルを意味するものについて、双反する情報がいまもたくさん
2012-06-20 08:20:37続)あり、そのため人々は混乱しています」とOikawaはいう。彼らが懸念する限り、戻るか戻らないかを決めることには大きなリスクがともなう、と彼は付け加えた。「人口は少しずつ増えていますが、戻った者のほとんどは50歳以上です。南相馬市が存続するつもりならば、私たちは若い人たち
2012-06-20 08:25:21を説得する必要があります」〔とりあえず、この記事は終わり。この記事へのレスポンスが重要かもしれません。それについては…。〕
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