jasrac関連で見つけた面白かったツィート

jasrac関連で検索していて興味深かったのでまとめました。 編集範囲も広げましたので、どうぞ。
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浅水 静 @sizurika

①ダウンロード刑罰化法案可決を『お祝い』して、ちょっとだけ昔話をさせてもらおう。時は今から8年前、実はこの頃からCDの売上に低迷の兆しが現れて始めていた。その頃の話。

2012-06-21 14:09:54
浅水 静 @sizurika

②あたしはまだ学生だったけど、既にFlashを作りネットに幾つかうpするいわゆる職人と呼ばれる方々の片隅に名前を入れてもらえる程度になっていた。当時、イイ(・∀・)アクセスさんなどはFLASHの紹介記事がメインで有り難い事に何度か取り上げもらった。そこに職人達を震撼させる事が

2012-06-21 14:17:24
浅水 静 @sizurika

③JASRACのWeb上の音楽使用サイトへの請求が開始させる。この前の年から請求や警告などの噂は職人達の間で飛び交っていたがJASRACが正式に公言したのはこの年だったと記憶してる。

2012-06-21 14:26:27
浅水 静 @sizurika

④この少し前からJASRACと日本レコード協会は結託して、ネット上に『J-MUSE』と呼ばれる独自開発?の検索エンジンを走らせて、音楽使用サイトの摘発に乗り出していた。実用化といえる実績ができたのもこの頃から。それでうちらFlash職人達が選んだ道はどうなったか?

2012-06-21 23:30:00
浅水 静 @sizurika

⑤音楽使用料を大人しく払う訳は無いわよねwこっちは基本的に一文も収入なんて無いわけだしw著作権無断使用の作品は所謂、『黒作品』と呼ばれたんだけど、もちろん、ゲリラ的に作ってる人もいたけど、殆どの職人たちは無料で配布してくれるアマチュアの音楽製作者のもとに一斉に走る事になる。

2012-06-21 23:36:07
浅水 静 @sizurika

⑥当時この前の年だったかな?Flash界でnum1000の祭りがあって(あたしは中でも512kbさんのhttp://t.co/7frwdrqrが好きだった)有名になったCrankyさんとか。今で言うニコ動で音楽製作側と映像製作側のコラボがこの頃からはじまっていた。

2012-06-21 23:47:20
浅水 静 @sizurika

⑦当時、役員の改変があってJASRACは理事が変って、ネット関連への徴収への方向転換に乗り出す。ハードディスク付いてたら金払えという私的録音保証金制度なんかね。でこの時、何を真っ先に決めたかと言うと理事の役員報酬の上乗せだったりするわ訳。

2012-06-21 23:58:16
浅水 静 @sizurika

⑧大体2000年くらいにJASRACに入るCD『だけ』の著作権使用料『だけでも』300億円は超えてたんだけど、2004年に入ると260億円程度まで落ち込んでたの。明らかに衰退の兆しは見えてきていたのね。

2012-06-22 00:03:20
浅水 静 @sizurika

⑨うんでちょっと蛇足にCDの売り上げなんだけど、多分、今、徴収料は150億円程度だと思う。10年位前と比べると半分くらいになってるのね。ただ、JASRAC自体は大して腹は痛くなかったりするの。何故かと言うと他の徴収方法を幾らでも模索できるから。痛いのはレコード会社。

2012-06-22 00:12:37
浅水 静 @sizurika

⑩一般の人はCD1枚の金額がどんな形で著作権者にどんな分量で分けられているかって、あまり知らないよね?ここには色々非公開にされてる部分(基本的に作詞作曲は決まってるけど、演奏、歌っている人が大物か無名かでも大分変る)もあるんだけど、大部分は今までレコード会社の取り分だった訳。け。

2012-06-22 00:25:07
浅水 静 @sizurika

⑪つまりこの衰退はレコード業界の衰退の直接的な数値と見て良いと思うの。レコード業界はここ10年明らかに衰退を示しているのに、日本で着歌関連の伸びがあったり、なにより再販制度に守られて高をくくってた部分もかなりあると思う。結果的に後手に回って何もしてこなかったのと同じ。

2012-06-22 00:33:05
浅水 静 @sizurika

⑫再販制度には良い部分も悪い部分もあって、本とか音楽ソフトの制度なんだけど、CDは海外に比べるとバカ高いのが問題になっているは、聞いた人がある人もいるんじゃないかな?反面、不景気の日本でこの制度があるから出版業界や音楽業界がまだ余力があるとも言えるの。アニメなんかのスポンサーが例

2012-06-22 00:41:41
浅水 静 @sizurika

⑬そもそも違法ダウンロードの『問題』というものが在るのか?本当に存在しているのでしょうか?「何を言ってる?あるに決まっている」と皆さん思うでしょうが、ここで言う「存在」とは『CDの全体的な売り上げに影響するほど』の違法ダウンロードが行われているかのか?という事なんです。

2012-06-22 23:37:16
浅水 静 @sizurika

⑭まず権利団体が示した6800億円の損失。これは津田さんが参議院の参考人で呼ばれた時に指摘したように1990年代の最潮期でも6000億円しか無かったのにデフレ景気が10年以上も続いてる現状でこれは有り得ないでしょう。これは算定ミスや誤認人と言うよりは明らかに嘘だと思います。

2012-06-22 23:43:10
浅水 静 @sizurika

⑮日本で新車が若者に売れないと問題になっている中、音楽だけは売れるとでも?それは無いでしょう。あたしも違法ダウンロード自体の「存在」は有ると思います。それが音楽が売れない原因として「存在」しているかどうかが疑問なのです。これから今考えている事が2つ有ります。

2012-06-22 23:55:11
浅水 静 @sizurika

⑯1つ目はネット自体の性質。以前、私的録音の権利は合法的に認められていました。学生時代などクラスの友人からCD借りるなどは誰しも経験があったと思います。あたしは友達がいませんでしたが(ぇ。ネットが普及して他者と浅くでは有りますが広大に繋がりを持って行くのは、自然の流れだと思います

2012-06-23 00:08:49
浅水 静 @sizurika

⑰その中でどこかのサーバーに上がった音楽をダウンロードするのは、先ほど言った貸し借りの延長感覚で行っている人が多いのではないか?と言うことなんです。さて、そこで重要になるのが「どんな人が」「どのくらいの人数」DLしているか?ここで一旦この話は置いて、2つ目の話をしましょう。

2012-06-23 00:18:40
浅水 静 @sizurika

⑱さて、2つ目、マーケティングの性質。あたしたちが良い音楽、買いたいと思う音楽を目(ここでは敢えて目でw)にするのは、一体どれくらいの機会があるのだろうと考えるですよ。見ない人たちが増えていると言え、やはり、ダントツでTV。そのほとんどがアイドル系。そしてK-pop。

2012-06-23 00:30:11
浅水 静 @sizurika

⑲純粋にタイアップの無い、または新人の良質な音楽を目にする機会はかなり減少してほとんどなくなってきていると思うんです。どんなに良質な音楽を提供してくれているアーティストさんでも、聞いている側では必ず『飽きる』と言う現象が起きます。昔はアーティストの隆盛で入れ替わりが有ったのです。

2012-06-23 00:37:47
浅水 静 @sizurika

⑳現在、アニメのOPEDが初動で結構、売れてます。歌い手が声優の場合はそのアニメや声優さんの『グッズ』としての意味合いが大きいのですが、そうでなく新人の純粋な音楽アーティストの方でも初動を叩き出しています。これはアニメの内容が曲の詩と一致するPV効果も有ります。が・・・・・・

2012-06-23 00:44:59
浅水 静 @sizurika

21.既存のTVに出ている、特に歌番組に出ている歌手に『飽きて』ジャンル的に様々なアニメに楽曲を提供するアーティストの方が購買層に評価されている事を示していると思います。ただ、初動を過ぎると売り上げが伸びなくなるのは、『アニメの』という偏見が有り、一般層への評価に繋がって行かない

2012-06-23 00:51:12