粥川準二(kayukawajunji)さんの『福島の仮設住宅における健康問題(『ランセット』6月16日付)『日本の東北地震、1年後(『ランセット』3月10日) 』へのレスポンス

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福島の仮設住宅における健康問題(『ランセット』6月16日付)→日本の東北地震、1年後(『ランセット』3月10日)へのレスポンス

参照:粥川準二(kayukawajunji)さんの『日本の東北地震、1年後(『ランセット』3月10日) http://togetter.com/li/323534

リンク t.co Health problems in the temporary housing in Fukushima : The Lancet Health problems in the temporary housing in Fukushima. By - Keitaro Harasawa, Tetsuya Tanimoto, Masahiro Kami, Tomoyoshi Oikawa, Yukio Kanazawa, Hideki Komatsu
粥川準二 @kayukawajunji

福島の仮設住宅における健康問題(『ランセット』6月16日付。 http://t.co/rjimlUKY へのレスポンス) http://t.co/lYXNnO2G 私たちは、東日本大震災から1年後についてジャスティン・マカリーが優れたレポート(3月10日付、880頁)を書いたこと

2012-06-22 09:36:16
粥川準二 @kayukawajunji

続)に感謝している。/2011年11月以来、私たちは浜通りの南相馬市にある仮設住宅近くに滞在している。そこは福島原発から20kmという警戒区域から近いところにある。私たちはここで、4000人以上の避難者へのワクチン接種プログラムなど、健康診断や医療サービスを実施している。/こ

2012-06-22 09:43:18
粥川準二 @kayukawajunji

続)の災害の最も悲劇的な側面の1つは、放射線被曝への恐れのために、地域社会や家族の分断が起きていることである。南相馬市の人口7万2000人は、原発事故の直後には約1万人にまで減少し、2012年3月の時点で、約4万3000人に回復したにすぎない。〔とりあえずここまで。続きはまた…〕

2012-06-22 09:48:34
粥川準二 @kayukawajunji

〔昨日の続き。 http://t.co/lYXNnO2G の半ば〕注目すべきことに、65歳以上の割合は、25.9%から32.2%へと増加している。若い家族の多くは同市〔南相馬市〕から脱出し、そのことにより、仮設住宅に1人で住む虚弱な高齢者が急増した。たとえばわれわれは、ある75歳

2012-06-23 09:29:15
粥川準二 @kayukawajunji

続)の男性が小さくて寒々とした仮設住宅で、血液量減少状態になっているのを確認した。彼は2週間後に死亡した。福島では、2012年1月の時点での1万664の避難世帯のうち1323世帯が、65歳以上で独居している。当局は、被災三県の仮設住宅で、22件の孤独死があったと報告して

2012-06-23 09:42:58
粥川準二 @kayukawajunji

続)いる(そのうち15件は65歳以上である)。2012年2月には、少なくとも1465人の避難者が死亡していることがわかった。/放射線被曝への恐れは、医療プロフェッショナルやその家族においても例外ではない。南相馬地域では、医師や看護師の数は、2011年12月

2012-06-23 09:58:55
粥川準二 @kayukawajunji

続)には、それぞれ120人から61人へ、1219人から938人へと減少した。南相馬市でこれまで測定された放射線被曝は比較的低いので、この脆弱な地域に医療スタッフを増やすために、さらなるサポートが必要とされている。/われわれには利益相反はないことを宣言する。〔記事はここまで。〕

2012-06-23 10:02:47

付記

粥川準二 @kayukawajunji

付記:この記事の共著者は、原澤慶太郎先生、谷本哲也先生、上昌広先生、及川友好先生、金澤幸男先生、そして小松秀樹先生。最強…。

2012-06-23 10:12:03