【6/23】テーマ:熱【#同題ssTB】
- oobisukeoo
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張り詰めた逮捕劇のさなかに僕は無性にあの人の体温を感じたくなる。手を伸ばして肩を掴んでも感じるのは性能の良いスーツの質感だけなのは分かってるけど。スーツ越しじゃ伝わらない、火傷しそうに高い熱が恋しい。「何だ、バニー」「何でも…さぁ、さっさと犯人捕まえますよ」<熱> #同題ssTB
2012-06-23 08:12:47熱い。熱い。あつい。灼きつけられた痕が疼く。ベッドに横たわった半身が額を合わせた。少しだけ、熱が治まる。けれど、この熱が、痛みが消えることはないのだ。これは私達の罪の証なのだから。露呈しない罪は裁かれず、赦されず――かと言って消えることもないのだ。 熱|ルナユリ #同題ssTB
2012-06-23 08:14:15「急な歯痛、発熱、生理痛に”スマイルS”」ポスターの中で微笑む俺の相棒にお熱を上げる俺の娘<熱> #同題sstb
2012-06-23 08:20:35まるで熱に浮かされたようにバニーは、俺の名前を繰り返す。わざと、腰を動かさずに内に留まり、バニーの欲望をコントロールする。「…お願い…ください…」その言葉が聞きたかったんだよ、バニー。俺が突き上げると、可愛い声がバニーの口から熱い吐息と共に吐き出された。〈熱〉#同題ssTB
2012-06-23 08:22:56吐き出してしまえば冷めるこの熱も 肌の狭間でせめて温めて <熱> #同題ssTB #カーセックス短歌 すっかり脳みそが短歌仕様に…うああ。
2012-06-23 08:27:15ブルーローズは昔、能力に悩まされた。制御が利かず、感情の高ぶりに任せて暴走した能力でクラスメイトを凍らせかけた事もあった。誰かの体温を奪う能力に人殺しと呼ばれた時期もあった。「でも、世界には私の氷を溶かす人がいるって知ったから」その人物と彼女は今日も街を守る。【熱】#同題ssTB
2012-06-23 08:27:41「やだっ…ばにぃ、も……」はくはくと震える声で終わりを望む声を無視して虎徹さんのナカを穿つ。「まだ、です…もっと貴方を感じさせて」「ひっやぁっ…」強く腰を打ち付けて、その度にあがる悲鳴のような嬌声。その声に、吐息に、熱に、…貴方自身に。もうずっと溺れている。 <熱>#同題ssTB
2012-06-23 08:28:58「こおり枕」「却下します」「ネギ」「却下却下」「んだよー、熱下げるのに効くんだぞー」「薬で十分です!」「わかった、座薬で譲歩しよう。ほれバニー、ケツ出せ」「あなたサイテーだ!!!!!!!!!!」(熱) #同題ssTB
2012-06-23 08:30:24「風邪ひいたかな…」「どれ?」手が伸ばされて、くっつく、おでこ。思わず目をぎゅっと閉じて突き飛ばしていた。「っだ!」「ちょっ…と!お、おでこっ!」「いや楓にも昔こうやって」「ばかっ!」「おいカリーナ、本当に大丈夫か?顔真っ赤だぞ?」アンタのせいよ。バカ虎。/「熱」 #同題ssTB
2012-06-23 08:35:26『ヒーローになろうぜ、2人で!』熱っぽく語るエドワードの目が好きだった。きらきら輝いて未来を見つめていたエド。熱くて、触れたら溶けてしまいそうな熱はいつしか僕に移って、諦めていたヒーローへの夢を取り戻させた。「だから今度は……」僕が君に未来を願う淡い熱を。【熱】 #同題ssTB
2012-06-23 08:35:31「温度管理が大事なんです」「ほぉ」「冷た過ぎは駄目だし,熱すぎても駄目」「あー、口開くもんな 」「だからこうやって、温度計で」「酒入れといて後で醤油を垂らして…」「虎徹さん?!」「だっ、なに?」「ちゃんと僕の留守中、あさり達を頼みますよ!」<熱>#同題ssTB #あさりバニー
2012-06-23 08:35:47ふと、首もとに絡みつく熱い視線。ヒーローの現場でも、日常生活の中でも僕はそれを感じるようになった。その視線の主があまりにも近くにいすぎて…その時、僕は気づけなかった。どうして、僕にその視線の意味を告げなかったんですか?僕の告白をなかったことにしたくせに…〈熱〉 #同題ssTB
2012-06-23 08:36:01最高の連携、壊し屋による器物破損も無し、我らが女王も上機嫌。いつものフォームで駆けてくる彼の熱いハグ。愛してるぜバディ!! 同じく汚れたヒーロースーツで受け止める。ああ撮られてるな顔が熱い。I love you too! …ッだ!そーいうアレじゃねえよ馬鹿ァ!/熱 #同題ssTB
2012-06-23 08:41:52二度と大切なものは奪わせないと誓って僕は彼を抱きしめた「バニー?」僕の体温と貴方の体温が混ざっていく。彼の大きな手が僕を乱暴に撫でた「何するんですかっ」「兎は寂しいと死んじゃうんだろ?」優しい顔をして貴方は言う。その手の温もりが愛しいなんて言えないままで…<熱> #同題ssTB
2012-06-23 08:46:35虎徹さんと次のオフの話をしていたら「新婚旅行になるし、日本の熱海にしような」何気なくそう言った。返事をしようとした瞬間、僕は固まった。えっ?新婚旅行って…僕たち、結婚するんですか?っていうかプロポーズは?もしかして、今のプロポーズですか?〈熱〉#同題ssTB
2012-06-23 08:47:09まだ熱い額の冷却シートを取り替える。新たな冷たさにバーナビーは少し目を開け「すい‥せん‥虎徹さ…」と弱々しい声で話す。「ゆっくり寝ろって」そっと頬を撫で眠りを促す。バーナビーが再び眠った事を確認してから額と額を合わせ虎徹は小声で呟く「全部俺に移れ!」と。<熱>#同題ssTB
2012-06-23 08:51:13「熱」(空虎) ぐるぐると体内を駆け巡る熱が。外へ外へと逃げたがっているのに。「まだ。ちょっと待って。」唇から零れた小さな呟きに。まだもう少し我慢を強いられることとなる。「うん。」一言返す言葉は意識の片隅で。早く早くと願う身体ばかりがまた熱を溜めていく。 #同題ssTB
2012-06-23 08:55:03「体が資本なのに予防接種を怠るなんて」「なかなかタイミングが合わなかったんだよ」「コンビで売り出したばかりだから貴方が出られない場合、僕まで出動不可だそうです」「すまん」「そんなことはいいですから早く治してください。その為にはなんでもしますよ、おじさん」<熱> #同題ssTB
2012-06-23 08:56:51『グローブをすぐに外せるようにして欲しい?』拡声器からの声が聞き返してきた。バーナビーは頷く。「自分の肌じゃないと、不安なんです」熱い体温に触れられるように、その鼓動が脈打っているのを確かめられるように。勘違いでそう何度も泣かされたら僕の身が保たないから。【熱】 #同題ssTB
2012-06-23 09:01:48「虎徹さん、虎徹さん、虎徹さんっ」熱に浮かされたように僕はあの人を求めた。限りも無く、容赦も無く。なのにあの人は、ただ際限もなく受け止めてくれるだけで応えてはくれなかった。でも今はそれでもいい。いつか、あの人を手に入れてみせる。今に、見ていろ! <熱> #同題ssTB
2012-06-23 09:06:21新しい包帯を巻いた右肩にそっと掌を乗せると、じんわりと湿っぽい熱が伝わってくる。触れられるだけで辛いのだろう、彼が微かに眉を寄せる。痛みますか、と分かり切った質問をする。平気、と答えるやりとりももう何度目だろう。僕を庇って負った傷。喉がひりつくように乾いた。<熱> #同題ssTB
2012-06-23 09:13:13いっときだけの熱病だ。わかっていても、胸が痛む。息ができない。あなたの顔が見られない。「虎徹さんのせいだ」すがりついて訴えた。「じきに治るさ」髪を撫でる指の優しさに無性に苛立つ。他人事だと思って。早く冷めればいい、こんな熱。あなたにうつって、苦しめばいい。<熱> #同題ssTB
2012-06-23 09:14:35