芝村裕吏さんによる「やりたいことの出会い方」

芝村裕吏 @siva_yuri

やりたいことがわからずに生き方がわからなくなりました。どうしたらよいでしょうか？ ですか。

芝村裕吏 @siva_yuri

やりたい事というのは分かるものでもないですし、自分の中から思いつくものでもありません。やりたい事とは出会うものです。 まずは出会うところからはじめなくてはいけません。

芝村裕吏 @siva_yuri

やりたいことと出会うためには知見を広げないといけません。 遠く遠く、広く広く 出会うその日まで旅をしないといけません。 座っていてもいつかは得られるかもしれません。でも、奇跡とやらに頼りたくなければ、自ら探しにいかないと。

芝村裕吏 @siva_yuri

知見を広げる旅というのは本を読むことでもネットサーフィンでもいろんな飲み会にでるのでもいいですけどね。帰り道を毎回変えていくのでもいいです。 それらを一言でまとめれば、チャレンジと言います。挑戦ですね。

芝村裕吏 @siva_yuri

日本では挑戦というのはいかめしいものですが、チャレンジというのは本来もっと気軽なものです。 それは普段寄りつかない本屋のコーナーに立ち入って一冊買ってくる、でもいいのです。 挑戦を呼吸するようにやりなさい。

芝村裕吏 @siva_yuri

何をしているのかと問われれば運命というやつがあてにならんので探してますといい、何か見つけたその時には、奇跡は我にと高々と宣言すればいいだけだと思いますよ。 そして探しているその間は、生き方なんかに迷わないでいい。旅人もまたスタイルだ。

芝村裕吏 @siva_yuri

昔、フロリダの海岸でいつも座ってるおっさんがおってな。カメラもってずっと座っていた。 俺は散歩で毎日見かけるが、彼が撮影しているところを見たことがなかった。 いつのまにか楽しみになっていた。彼が撮影するのをな。

芝村裕吏 @siva_yuri

ある日、風の強い日だった。ハリケーンが来ると言う話だった。 おっさんが立ち上がってカメラのシャッターを切っているのを見て心が躍った。 刀を抜く時を弁えるのが武道というのなら、この人物は武士だなと思ったよ。

芝村裕吏 @siva_yuri

俺の趣味の一つにカメラがあるのは、そういう出会いがあったからだ。 今、俺を作っているのは無数の出会いがあって、それを一つづつ、我が手でやりとげてきたからだと思っている。 城よ。 お前は俺に似ている。 旅に出てみろ。遠く遠く、広く広くだ。