もげZOWメモ

ちんこもげZOW @mogezow

ちゅぽん

ちんこもげZOW @mogezow

アナルビーズを最後まで引き抜いたとき、彼女の蒼く美しかった髪は白馬の尾のように色あせてしまった。それは彼女の自律神経が漂白されたことを示していた

ちんこもげZOW @mogezow

しびれた胸で彼女はこう言う「あなた、胸がしびれるわ。優しく、私の代わりに撫でて頂戴」真っ赤になった彼女の胸に手を当てると、それがゆっくりと失われて行くのがわかった

ちんこもげZOW @mogezow

この崖を降りたら砂漠だろう。彼女はそう思ったし、実際その先には彼女が思っていたのと同じ砂漠が広がっていた

ちんこもげZOW @mogezow

朝の砂漠はとても涼しくて、ふたりは二の腕をさすりながら歩き下りていった。「まだゲームオーバーじゃないわよ！」

ちんこもげZOW @mogezow

彼女が嬉しそうに、でもちょっとだけ気だるさが混じった感じで言った。そして続けて「赤いものを探しましょう！」

ちんこもげZOW @mogezow

ふたりはそれぞれ錆びた赤い乾電池、赤いガラス片を見つけ、それらを満足そうに見つめながら歩いた

ちんこもげZOW @mogezow

砂漠の輪郭に沿って300メートルほど歩いたあと、彼女は立ちどまり「もう夜はおしまいみたいね」不満げに太陽の方を向いて言った

ちんこもげZOW @mogezow

やがて太陽が土ぼこりを照らしはじめると、生々しい色をしていた乾電池とガラス片は急にほこりっぽく砂色になってしまった