俺得ゾンビサバイバル【4、5日目】
- falco_of_choco
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参加者は二人のくせに書き手は一人です。
イベント起こらなすぎるんですー!誰か一緒にやりましょうよ!
って言ったらキャラ提供だけいただきました。
@caramelrecipe 幼女、JC、DK、成人男性。 うむ、いい感じですね! 多分こっちでどんどん設定つくっちゃうとは思いますから、決めておきたいことがあれば予めお願いしますー。 名前とか、街に来た理由とか? なければおまかせでやっちゃいますよー
2012-06-28 22:09:11@falco_of_choco ナツミはドジッ子ちゃんなので、足を引っ張るのがお仕事です。(ゝω・)☆服装は学校のブレザー制服がいいです。あとはお任せで~
2012-06-28 22:13:40四日目
今日の小鳥遊 ここあ:【アクシデント】同行者が、足を痛めた家族に再会。残念だがここでお別れだ。【同行者】を連れている場合、一人失い、今までのお礼に食糧10を得る。連れていない場合、食糧-2。 http://t.co/eTQvnz0g このイベントの起こらなさは、一体…
2012-06-28 00:08:39今日の松モトヤ:【アクシデント】食事に妙な味。食糧が一部痛んでいた! ゾンビの悪臭に満ちた世界だ、気付きにくいのも無理はない。「現在食糧の1割」点の食糧を失う(端数切り捨て)。 http://t.co/C9Cv2KQa
2012-06-28 21:55:33【ナツミ】 今日は久しぶりに隣町のおばあちゃんちに遊びにきた! 金曜日だったから、学校帰りにそのまま自転車で走ってきたんだけど、街の様子がなんか変…。 人が全然いないし…なんか、臭い。 下水の工事でもしてるのかな? …まあいいや!
2012-06-29 00:13:58流石に一時間も全力疾走してたら、お腹がすいた! ちょっと周りが臭いくらいでご飯が食べられなくなる、軟弱な育ち方は していないのだ! 「…あった、いただきまーす」 バッグの中から、お母さんが握ってくれたおにぎりを出し、かぶりつく。 「ん…?うぇ、変な味〜…。腐ってるや…」
2012-06-29 00:17:38今日は急に暑くなったからなぁ…。 普段は食べる前に気づくんだけど、こんな臭いの中だしね… 「勿体ないけど…しかたない!」 おにぎりをラップに包み直して、近くのコンビニのゴミ箱に捨て、コンビニに入ると、菓子パンを一つ手にとった。 店員さんはいなかったけど、ちゃんとお金は払ったよ!
2012-06-29 00:21:59もしかして、記録更新じゃない!? 携帯で時刻を確認しながら、ナツミは一人ガッツポーズをとる。 おばあちゃんの家にくる時は毎回時間を計っているのだが、今回の記録は23分。 今までの最高記録25分を大きく上回る。 「やっぱ障害物がないと速いね〜 」 ナツミはまだ異変には気づかない。
2012-06-29 00:30:08「おばあちゃん?入るよ?」 チャイムを鳴らしても返事がないため、ノブに手をかけると、鍵がかかっていない。 またお昼寝かなー? 熱中症とかじゃないといいんだけど…。 ドアを二つ開けてリビングに入ると、そこには祖母の姿。 …ただし、床にうつ伏せに倒れている。 「おばあちゃん!」
2012-06-29 00:35:11慌てて駆け寄ると、祖母は苦しそうに息を荒くしているものの、命に別状はないようだった。 「よかったあ…熱中症かと思ったじゃない。麦茶出そうか?てか私も一杯のみたいや」 そう言ってなはは、と笑う。 鈍いナツミは気づかない。 祖母の足にある噛み傷などには。
2012-06-29 00:38:34【リドラ:四日目】 ん…。…しまった寝すぎた! 持ち主が消えた工場の二階で目を覚ましたリドラは、自らの不注意さに舌打ちした。 ゾンビの動きが鈍くなる貴重な昼をみすみす無駄にしてしまった。 時計を見ると既に五時。 しかたない。今更ではあるが周辺の探索をするか…。
2012-06-29 00:43:48たしかによく眠れたが、睡眠薬は控えたほうがいいな…。 今回、時間を無駄にしてしまったとはいえ、それはまだいいほうだ。 最悪寝込みを襲われる可能性さえある。 となると交代で夜番をする仲間が欲しくなるのだが…。 まあ贅沢は言っていられない。 そこに少女の叫び声。 …そこの民家からか!
2012-06-29 00:47:12ゾンビは喋らない。 少なくとも俺が今まで見てきた奴らはそうだ。 だとすればあれは生者の叫び声! 鍵のかかっていない玄関を越え、人の気配を探ってリビングらしき部屋に入ると、零した麦茶で床を汚し腰を抜かしている少女と、四つん這いのまま立ち上がろうとする老婆。 あの傷は…噛まれている。
2012-06-29 00:52:28「はやく!逃げるんだ!」 リドラは少女に呼びかける。 「でも…でも…おばあちゃんが…」 少女は震える声で訴える。 「手遅れだ!きみまでああなるぞ!?」 少し強引かと思ったが、リドラは少女の腕をつかみ無理矢理立たせると、 家の外まで引っ張り出した。
2012-06-29 00:55:27一先ず、根城にしていた工場へ案内する。 「…強引だったな。、すまない。答えられることには答えよう」 俺もわからないことばかりなのだが。 「おばあちゃんは…?どうなるんですか…?」 「…たぶん、死ぬ。いや、死んでいた、かな」 「でも、動いてました!生きてたんじゃないですか!?」
2012-06-29 00:58:37「いや、この街では動いているからと言って生きているとは限らない」 この街では、だよな? 自転車で来たこの子は今日まで知らなかったようだし。 「じゃあ、一体…?」 少女が不安そうに見つめてくる。 「俺もわからない。が、知っている言葉で表すならばこうだ。 …ゾンビ。生ける屍だよ」
2012-06-29 01:02:26「…なるほど」 「え?もう信じたのか?」 そんなにほいほい人の言うことを信用するもんじゃないぞ…? 他人事ながら、心配になる。 「えへへ、見たものは信じるようにしてるんです。 戦場では頭が堅い奴から死んでいく、がおじいちゃんの口癖だったから」 …戦場、か。
2012-06-29 01:06:58