【ネタバレ注意】読むアニメ『WORKING!!』第一回放映分
- bakhtin1988
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ん? カタナシくんなにひとりでニヤニヤしてるんだろう。ま、あのときあったのも何かの縁だし、一緒にがんばろうね、カタナシくん! ぽぷらは左拳を天に突き上げた。え、タ、タカナシ? えーと、ごめんね、タ、カ、カタナシくん・・・・・・
2010-07-02 04:05:26世にいう新人研修。まず最初に、ぽぷらは小鳥遊にカップの片付け方を教えようとした。しかし、ぽぷらの手が、カップを収納する棚まで届かない。汚れた食器を詰めたトレイも、彼女には重すぎて持ち上がらない。
2010-07-02 04:10:48どういうことなんだ。これが新人研修といえるのだろうか。種島先輩以外の人でないとできない作業工程を、種島先輩がレクチャーしている。いや、レクチャーに全くなってない。
2010-07-02 04:13:21動揺する小鳥遊に、金髪のお兄さんが話しかけてきた。佐藤潤と彼は名乗った。なんか店長と同じで、怖そうなひとだ。どうやらカップの片付けや使用済み食器の運搬は彼の担当のようだ。
2010-07-02 04:19:34種島先輩、「どう? わかった?」って・・・・・・あなたがやったんじゃなくて佐藤さんがやったんでしょうが。・・・・・・佐藤さんは、正しい苗字で呼んでくれた。意外といい人かも。
2010-07-02 04:20:06「きみが、今日入った、小鳥遊くん?」相馬さんという温厚そうなお兄さんが話しかけてきた。佐藤さんとは同年代だろう。なぜか自分が種島先輩の後輩であることを知っていた。世間話が好きそうなひとであることはわかったけど、それが疑問だ。まあ、彼もいい人そうだし、いいや。
2010-07-02 04:24:42種島先輩に、丁寧に接客のやり方を教えてもらった。今度は、八千代さんというきれいな女性店員に会った。会釈したとたん、異様なものが目に入ってきた。彼女は、カ タ ナ を腰にぶら下げている!
2010-07-02 04:27:42八千代さんはチーフらしいが、そんな情報よりも、腰にぶら下げた日本刀から目を離すことができない。「わからないことがあったら何でも言ってね♪」彼女が小走りすると、刀がジャラジャラと音を立てる。あの、僕は、まっさきに、その腰にぶら下げているものについてお聞きしたいのですが・・・・・・
2010-07-02 04:30:51小鳥遊は、家事はよく自分が担当しているので、皿ふきとか、こういう細かい仕事はお手の物だ。流れで始めたようなバイトだけど、みんないい人そうだし、しばらく続けてみるか。
2010-07-02 04:34:07店長が言うには、「種島と恋愛沙汰になるのだけはやめてくれ」。そんなこと、あるわけないじゃないですか。「そうなのか?」佐藤さんが横槍を入れてきた。違う。むしろ僕は、先輩の父親になりたい!
2010-07-02 04:39:47小鳥遊は必死に弁解を続ける。俺が好きなものは「小さくて可愛いもの」なんです。子犬、子猫、ハムスター、そして・・・・・・ミジンコ! 種島さんは俺にとってミジンコと同等の存在。さすがにミジンコとは付き合えないでしょ?
2010-07-02 04:45:13小鳥遊は週七シフトでへろへろだ。しかもそれが数週間も続いている。種島先輩が気遣ってくれる。彼女が薦めるとおり、店長にシフトを減らせるようにお願いしてみた。店長の返事は「なんだ、もっと働きたいのか」。店長は何をそんなに怒っているのだろう? 小鳥遊には理由がわからない。
2010-07-02 04:57:59カタナシくんは反省の素振りもなく、「女なんて12歳過ぎたら年増じゃないですか。あ、先輩は別ですよ」12歳!? は、早いよ! ぽぷらは真っ青になった。
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