アニメ緋色の欠片9話の感想と拓磨の壁ドンと真弘先輩の抱きしめシーンに対する考察
緋色アニメ9話の感想としては前から感じてたけど珠紀が優等生っぽすぎてなんか違う。本来なら、拓磨や真弘先輩と気まずいしあとこのままだと事態が悪くなるばかりだからという理由づけで学校をさぼって彼女の方が蔵にこもる。で学校こなかった珠紀を守護者の方が心配してるという全く逆のエピソード。
2012-05-30 02:23:27アニメの珠紀は守護者に対しても怪我が治ってるなら学校来て授業受けろとかいってたけど、日常の拠り所として学校に皆が集まることを楽しんでいるだけで、別に病み上がりの人に学校でちゃんと授業受けろとかいう、そんな生真面目な融通の利かない子ではないのではって。
2012-05-30 02:29:41原作では学校はさぼる!と堂々宣言する珠紀に「じゃあお弁当は」って用意したお弁当どうするかの心配優先の美鶴も面白い。美鶴もアニメでは良い子に描写されすぎてて個人的にはつまらない。やっぱり自分をより守ってくれそう味方してくれそうな人に依存しまくって愛憎うずまく美鶴ちゃんが良いです、私
2012-05-30 02:32:16アニメだと真弘を筆頭に守護者の方が屋上にいかないっていう風に改変されていたよね。珠紀は学校きてて屋上にもいってるのに。これって一見さりげないけどやっちゃいけない改変だと思う。守護者って死にかけて倒れている時以外はなるべく珠紀の近くにいようとしていたよね。その時の心情がどうであれ
2012-05-30 02:40:37珠紀が凄く良い子で真弘先輩が分からずやっぽくキャラクターが改変されてるから、それに対する他の守護者の行動にも違和感覚える。アニメの9話で真弘が行かないから自分も行かないって言ってる祐一先輩にも違和感あるなー。
2012-05-30 02:52:32真弘先輩と珠紀に溝ができてるなって感じたら祐一先輩なら珠紀をひとりにしないためにも自分は屋上に行って、そして珠紀に真弘先輩はこう考えてる筈ってフォローしそうな気がする。原作だと真弘先輩を一番理解してそうなの守護者の中では祐一先輩って感じだし。そういう関係性もとても好きだった
2012-05-30 03:01:06そんな感じでアニメでは真弘先輩が全く原作と別人になっていることによって他のキャラクターの行動や心情もおかしなことになってる気がする。わからずやの真弘先輩を殴らない拓磨にも違和感無限大なのはもちろんだし。さっき言った通り祐一先輩の行動に対してもそうかなぁ?って思うし
2012-05-30 03:10:12ロゴスに大敗した後、拓磨・真弘と珠紀の間に溝ができてしまった時、拓磨のフォローは清乃ちゃんが、真弘のフォローは祐一先輩がしてくれるんだけど。この二人のフォローで拓磨と真弘先輩の心情がわかるようになっていて。また二人の性格の違いも理解できるような話をしてくれる
2012-05-30 03:27:21清乃は「どんなに格好良くみえる人でも男なんて結局子どもで、困ったことがあると泣きつきたいと思っている」んだと言い、祐一は幼い頃の真弘の話をした後で「真弘は自分のことで人に迷惑をかけたくなくて他人をよせつけないように線引きをする」だから珠紀の方からその線を越えてやって欲しい、と。
2012-05-30 03:31:33その後話し合いとかして蔵に行くことになるんだけど・・・そうだ!蔵に行くのもアニメだとすっごくイヤイヤっぽく描写されてたけど原作だとそれも違うんだよ?!拓磨は不器用だし真弘先輩は素直じゃないから口ではしょうがないと言いながら結局珠紀が心配だからついていくっていう感じが態度にでていた
2012-05-30 03:55:59それで問題の蔵でのシーン、拓磨は「壁ドン」で真弘は「抱きしめ」でやはり正反対の行動をとるんだけど、二人が頭の中でこうしたい、こうすべきって考えてたこととは真逆の行為だったと思う。実際に考えてたこととは咄嗟に逆のことをやってしまったんだ、たぶん。
2012-05-30 04:02:52どうしてそう思うかというとそれは清乃と祐一のフォローによってです。目に見える行動は「自分自身に憤って荒ぶりちょっとすねてた」のが拓磨、「ひたすら自嘲して諦観してた」のが真弘。彼らは絶望に近い感情でいる。封印と玉依姫を守るっていう自分たちの存在意義が失われそうだったから
2012-05-30 04:18:38そして心の中で、拓磨は、珠紀を守れない自分の命すら守れない自分を情けなく思ってて、どうしたらいいのかもわからなくて正直泣きつきたい気持ちだった、と推測できる。珠紀を抱きしめてしまいたいのは拓磨の方だった。けど、実際に示した行動は(たぶん逡巡した揚句)「拒絶」。壁ドンです。
2012-05-30 04:37:50抱きしめようとしたけどその手は空を切り、その気持ちを振り切るように壁にぶつけた、って感じなんじゃないのかなーと思ってます。そしてあの名台詞が!拓磨の何か少年めいた潔癖さみたいなものが感じられて好きだ。泣きつきたい気持ちをおさえ、自分の弱さを隠しそうとしてそうなったのかなと思う
2012-05-30 05:16:53一方、真弘先輩の方はというと、珠紀を拒絶しなければ、一線をひかなければいけないと考えていた、と推測できる。自分の弱さを露呈しない為、珠紀の命を守る為にもそうすべきだと思ってた。でも実際に取った行動は「抱きしめる」。ポイントは別にかっこよく抱きしめた訳じゃない処。
2012-05-30 05:19:30真弘は拒絶しようと思っているからわざと「壁ドン」してもおかしくはなかったかも。けど実際には思っていたのと逆にたぶん咄嗟に抱きしめてしまった。ちょっと震えててすがりつくように。隠そうとしてた筈の弱さが出てしまった訳で、こっちも名シーンだと思う。心情を隠しきれず思わずって処が良いよね
2012-05-30 05:26:22抱きしめてるんだけど、口では「うるせえ」って言ってて、普段はそんなそぶりを見せないだけに、本当は何かに苦しんでてすがりたい気持ちでいるんだ、ってことがわかって、この時の真弘先輩の心情を考えると本当に切ない。後で判明するんですよね、どうしてこんなにせっぱつまっているのかってことも
2012-05-30 05:42:13なので拓磨の壁ドンと真弘先輩の抱きしめはそういった心の動きにより起こったことでしかも二人が好対照になっているシーンのひとつだから、混ぜちゃダメ絶対!!何故アニメでは混ぜちゃったんだよ・・・!!本当やり直しを要求したいくらいです・・・(>_<)
2012-05-30 05:48:40