おはようございます! こちらポルトガルは、早朝4時。様々な景色と出会いをくれたリスボンの街に別れを告げ、これから身支度を整えてリスボン空港へと向かいます。
2012-06-28 12:02:42リスボン空港なう。電動車いすを飛行機に預ける際は、かなり詳細な説明&要望を伝える必要があるので、いつもナーバスになる。いつもは日本語が多少話せる現地人ガイドに通訳をお願いすることが多いのだが、今回は現地在住20年という日本人女性が担当してくれた。(続く)
2012-06-28 14:11:23(続き)彼女が僕の代わりに必要事項をすべて伝えてくれたおかげで、驚くほどストレスを感じることなくチェックインを済ませることができた。やはり、「通訳」と「代理人」は似て非なるものだと痛切に実感。クレバーな女性で、本当に助かった。悦子さん、今回は本当にお世話になりました!
2012-06-28 14:17:59午前7時、リスボン空港。乗り継ぎも含め、東京まで17時間近い大移動。ラッキーなことに往路はビジネスクラスに乗れたから、復路は余計にしんどく感じそう(^o^; http://t.co/7a2zt3Vi
2012-06-28 15:00:46成田空港に到着しました。リスボンから17時間を超える大移動。さすがにぐったりですが、明日から福岡&鹿児島出張なので、今日一日しっかり休んで体力を回復させなければ!
2012-06-29 08:27:55PCの画面を見ながら今回の旅の写真を整理していたら、長男が興味深そうにのぞいてきた。「ふーん、ポルトガルって、こういう国なんだあ」「そうだよ、きれいな国でしょ」「うん、今度はだれと行くの?」「まだ決めてないよ」「そっか、じゃあ大きくなったら僕と行こうよ」「そうだね、そうしよう」
2012-06-29 21:21:521.今回のポルトガルでヨーロッパは10ヶ国目だったが、ベルギーとならんで好きな国となった。一般的に人気のあるイタリアやフランスも悪くないけれど、やや個性が鼻につく感がある。その点、ポルトガルはどこか遠慮がちというか、国としての佇まいが謙虚なように感じる。だからか、居心地がいい。
2012-06-29 22:19:132.ポルトガルで食べた肉料理には特別なものは感じなかったけど、さすがに大西洋に面しているだけあって魚料理は最高だった。ポルトのタコ料理に漁師町ナザレで食べたブイヤベース。魚介のリゾットはどこで食べても美味しかった。そういえば、日本で「ポルトガル料理店」ってあまり聞かないなあ。
2012-06-29 22:21:303.ポルトガル人は、とても親切。そのやさしさに何度も助けられた。翻って、日本に来た外国人の目に僕らの姿はどう映っているのだろう。本当は親切な国民性だと思うけれど、英語への苦手意識から外国人を見るだけで避けてしまう人も多い。そんな僕らを見て、「日本人は親切だった」となるだろうか…。
2012-06-29 22:22:224.ポルトガル史上、最も国が輝いていたのは、やはり大航海時代だろう。ポルトガル人は、他のヨーロッパの国々に先んじて大海原に飛び出し、未開の土地を次々に植民地化した英雄たちとその時代を誇りに思い、いまだその思い出のなかで生きているような感さえある。
2012-06-29 22:29:275.では、日本において国が最も輝いていたのはいつだろう。高度経済成長期? 鎖国をしていた江戸時代? 華やかな文化が栄えた平安期? おそらく、ポルトガルほど意見は一致しないだろう。ならば、この先にあると信じたい。もっと言えば、つねに「今がいちばん!」と言える国でありたい。
2012-06-29 22:34:546.後世の日本人が、いま僕らの生きる時代を振り返ったとき、いったいどんな評価を下すのだろう。「谷間の時代」「暗黒期」――そんな言われ方をされたくはない。そのために、いま自分がなすべきことは何かと自問自答し、強く意識し、行動していきたい。あらためて、そんなことを感じた旅でした。
2012-06-29 22:41:067.話がずいぶん横道にそれてしまいました。ポルトガル、穴場だと思います。美しい風景、おいしい魚料理とワイン、やさしい人々――この夏に海外旅行でもと考えている方には、ぜひオススメしたいと思います。これにて今回の旅行記もおしまい。長文にお付き合いいただき感謝&連投失礼いたしました!
2012-06-29 22:49:55