著作権にも上下かなりある(宮本市議の一般質問から) #takeotoilet

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○議長(牟田勝浩君)
第2号議案に対する質疑を開始いたします。7番宮本議員

○7番(宮本栄八君)〔登壇〕
それと、第3番目は、(8)ページのMY図書館構想についてですけれども、以前にも予算をつけまして、それについてどういうふうにしていくんですかと原課に尋ねると、今からだれにしてもらうかを決めていくというふうな話だったわけですよ。その結果も──私、福祉文教常任委員ですけれども、よく聞かないうちに次また一千数百万円の予算がついていると。

この間、年末の会合で市民の方からですね、実験がちょこちょこちょこちょこあっているんですけれども、宮本さんはどう思いますかということで、いや、それは仕方ないですねというような感じで言っていたんですけれども、いや、それもどんどん使っていけば、ずっとたまっていって結構な金額になるから、そこもちゃんと見てもらいたいという言葉もありましたので、ちょっと同じような感じになっておりますので、ここについてお聞きします。

浦郷教育部長
○浦郷教育部長〔登壇〕
MY図書館構想でございますけれども、MY図書館構想についての追加業務につきましては、これは12月の議会等でもいろいろ意見が出ました。12月までではiPad(アイパッド)を利用した閲覧ということでお願いをしておりましたけれども、今度は通常のパソコンとか、あるいはツイッター連携機能、そういうものを新たに追加し、市民要望にこたえたいということで計画をしているところであります。

○議長(牟田勝浩君)
7番宮本議員

○7番(宮本栄八君)〔登壇〕
最初、iPad(アイパッド)でするようになっていたというのもちょっとよくわからなかったんですけれども、今度はパソコンでもできるようにすると。それはわかるんですけれども、実際何か、最初は著作権問題をクリアするためというふうな話やったですよね。今はシステム機能の話になっていますよね。その辺はもうちょっとその辺の整合性というんですかね、意味合いを説明していただきたいと思います。

○議長(牟田勝浩君)
樋渡市長

○樋渡市長〔登壇〕
いい質問だと思います。確かに申し上げていたのは著作権をどういうふうにクリアするかと。これは著作権法第34条の、特に公衆送信権のところを今回のiPad(アイパッド)のMY図書館事業でどういう整合性をつけるかというお話は、目下、慶應義塾大学の菊池先生を中心として、私どもがお願いをしたプロジェクトチームで今議論が進められております。

これについては、いろんな文科省であるとか、著作権団体であるとか、作家であるとか、さまざまなところと今ヒアリング等を行って、年度内に最終報告が出されます。これは当初予算の御審議のときに私どもから申し上げた部分であります。一方で、これが出たときに、すぐじゃあハードに載せられるかといったことについては、さはさにあらず、著作権とは別にしてどういうふうな機能

──始まったときになるべく多くの皆さんたちにごらんいただくというのが行政の使命だと思っておりますし、図書館法にも合致した精神だと思いますので、ソフトの部分、つまり著作権法の部分とハードの部分を、今、車の両輪として並行に進めているところであり、そういった中で私どもとしては12月予算に立てた予算と別個にハードの部分だけ御審議を今お願いしているところであります。

これについては、宮本議員にも市民からいろんなお話がありますし、私にも市民の皆さんから、やっぱりツイッターと連動があったほうがいいよねとか、あるいはiPad(アイパッド)じゃなくてパソコンで見れたほうがいいよねとか、いろんな御意見もありますし、さきに一般質問でいただいた黒岩幸生議員からもなるべく幅広に、特に高齢者の皆様方に親しめるようなものにしたほうがいいという鋭い御指摘等もありますので、それは調査の結果を待たずして、その調査の結果と関係ない部分については、私どもとしては誠心誠意議論を進めていく必要があるだろうという理由で今回の予算の提出に至ったところであります。

○議長(牟田勝浩君)
7番宮本議員

○7番(宮本栄八君)〔登壇〕
並行してというんですか。そしたら、結局ソフトのほうがだめだったら機械は使えないということだから、無駄になるということになるんじゃないですかね。

○議長(牟田勝浩君)
樋渡市長

○樋渡市長〔登壇〕
心配御無用であります。著作権がかぶさっている本──今、不肖私も「首長パンチ」という本を出しておりますけれども、こういったものについては著作権が二重、三重にかんでまいります。そういったもの以外に、例えば、著作権が切れた本のほうが世の中は圧倒的多数であります。例えば、宮本議員も読まれたと思いますけれども、「源氏物語」とか「枕草子」でありますとか、さまざまな部分については、もうこれは著作権はフリーであります。

そういったものは先ほど私が公衆送信権で主に申し上げたものとは別個の世界でありますので、著作権問題というのは松竹梅、極めて──例えば村上春樹さんとか、超人気作家のものについては、これはなかなかハードルが高い。私のような不人気作家につきましては、それはそんなに高くない。

ですので、著作権でも上下かなりありますので、それは解決したものから載せていこうということ。そして、これは繰り返しになりますけれども、もともと著作権というのが国民全般の、武雄市民全般の財産だという、先ほどの古典であるとか、例えば昔の武雄市報であるとか、そういったものについては幅広に載せていこうということでありますので、こっちの議論がだめだからといってこっちがだめだと、これは白か黒の議論ではありませんので、宮本栄八議員、重ねて申し上げますけど、心配はありがとうございます。ですが、心配御無用でございます。以上です。

takeotoilet @takeotoilet

今日も議事録をコピペするだけの仕事が始まるお

2012-07-04 19:25:08