Facebookは卒業名鑑(上田市議の一般質問から) #takeotoilet

平成23年3月定例会 市政事務に対する一般質問 上田雄一 https://www.city.takeo.lg.jp/shisei/shigikai/201103/index.html https://www.city.takeo.lg.jp/shisei/shigikai/201103/20110308.pdf から転載
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○議長(牟田勝浩君)
3番上田議員

○3番(上田雄一君)〔登壇〕
集客力についての最後の質問ですけど、先ほどからイベントをツイッターとか、ブログとか、情報発信ツールとして非常にいろんなことを取り組まれている。「市長物語」というブログから始まって、ツイッターでも市長のツイッターがいろいろあって、今は、今度フェイスブックがまた入ってきてというところで、私もブログをやっているので、ブログはもちろんすんなり受け入れられる。ツイッターが入ってきたときに、ツイッターって何というところから、もう私も一からスタートやったんですよね。

なかなか私もまだツイッターで自分で書き込み、ツイートというのはできないんですけど、人のツイートを見て、情報収集のほうに利用させてはいただいておりますけど、今回またそういう中で出てきたフェイスブックですね。市のほうであった初級コースを私も受講しましたけど、いまいちやっぱりまだわかっとらんところが多々あるとですよね。結構私みたいな人がいるんじゃないかなと聞いたら、そういう話もやっぱりちょくちょく聞くわけです。

はっきり言って、フェイスブックというのが一言で言うと何なのかなと。私、イメージしたら、実名版のツイッターという感じなのかなというところもあるし、またそこら辺が、私の中でなおさらわからんやったとが、武雄市のホームページのフェイスブック化とかというような話もあって、ますますわからんごとなってきよるわけですよね、フェイスブック自体をまだ理解していないものですから。そこら辺は今後どう変わっていくのか、どう考えられているのかを御答弁お願いしたいと思います。

○議長(牟田勝浩君)
樋渡市長

○樋渡市長〔登壇〕
いや、もっともな御指摘だと思うんですよ。フェイスブックというのは、あれは日本語で訳すと「卒業名鑑」という意味なんです。だから、例えば、私は武雄高校の卒業でありますけれども、武雄高校の卒業名鑑を見ると、私の顔があって、名前があって、あの当時は住所があって、重ねて言うと、そこに出身中学校とか、出身小学校とか、あと趣味とかというのがあるのが、その電子版がフェイスブックなんですよ。

だから、フェイスブックを「顔の本」と訳すからだめなんですね。あれは卒業名鑑なんですよ。だから、アメリカ人の2人に1人が使うというのはよくわかるんですね。卒業名鑑プラス卒業文集がフェイスブックの本当の訳です。私は日本フェイスブック学会の会長ですから。その上で、そのフェイスブックというのはどういうことかというと、こういうことがありました。

私は朝日小学校を卒業しました。そのときに、ちょうど一月ぐらい前にフェイスブック、私のフェイスブックのページですよね、そこにお知らせというのが来たんですね。何とか何とかさんは、あなたの同級生じゃありませんかと。その女性はもう結婚されているわけです。しかも、名字が変わっているわけですよね。実は思い出したら、小学校1年生のときにおうちの事情で、もう県外に去られているんですね。その女性からフェイスブック社を通じて私のところにお知らせが来たんです。

この人とお知り合いじゃありませんか、同級生じゃありませんかと。それは何でそれがわかるか、フェイスブック社がわかるかというと、それは生年月日を入れていますよね。向こうも生年月日を入れている、私も入れている。しかも出身小学校を入れている。となると、それを自動的にマッチングしてお知らせする機能がある。焼けぼっくいには火はつきませんよ。

ですが、こういうことができるのかと。だから、私は武雄高校を卒業して、あるいは武雄中学を卒業して一度も会っていない方とフェイスブックで今やりとりをしています。あるいは一緒に、これは韓国人の方なんですけれども、ウィーンで一緒に旅行したことがあります。男ですよ。旅行したことがあって、そのときに、全くもう面識ないんですよ。

だけど、フェイスブックでお友達じゃないですかというふうに来るんですよ。それは何でこれが可能かというと、実名登録なんですね。だから、卒業名鑑というか、卒業文集がネットの上であると。それをフェイスブック社が基本的に判断をする。あるいは自分でも検索します。検索したときにお友達申請を出して、申請が了解すれば、そこで交流が広まるということなんですね。だから、これはちょっとわかりにくいかもしれませんけれども、ミクシィの実名版です。

ですから、1回ちょっとやってください。やった上で、確かに使いづらいです。わかりにくいです。私も全部わかっているとは思いませんし、ころころルールも変わりますのでね。多分恐らく、先ほど申したとおり、アメリカ人の半数、2人に1人はそれをやられていると。しかも、アメリカの場合、イギリスの場合、フランスの場合は、使っているのが高齢者の方が多いんですよ。ですが、何でそれをやるかというと、要するにそういうつながりを、昔あったつながりを取り戻したいという、やっぱり欲求なんでしょうね、あるいは本能というか、それがフェイスブックを支えているということ。

それともう1つが、これは数のとり方によりますけど、中国の人口13億人、インドの人口が12億人、フェイスブックの人口は5億人です。ですので、それでいうと日本は、きょうも中村伊知哉さんというデジタルの専門家、昔の小年ナイフの方が武雄に見えられて、今、山内、東与賀、武内に行かれていますけど、その人とちょっと昼御飯食べているときに言われたのは、フェイスブックが本当に広まるかどうかというのはちょっとよくわからないねということはおっしゃっていました。

ですが、私とすれば、このつながるという機能を、もちろんアナログというのは大事です。一番大事です、フェース・トゥ・フェースが。だけれども、なかなかアナログでつながりにくい人たちというのは、この武雄でもやっぱりふえているんですね。ですので、行政としてやっぱりつながるというツール、実名でつながるということからして、フェイスブックに力を入れようと思った、判断をいたしました。

その上で、何でホームページをフェイスブック化するかということなんですけれども、実はホームページだと、いろんな意見というのは来るんですよ。でも、実際だれが言っているかわからないんですね。成り済ましもあります。20代の女性ですけどといって子育てのことに関して言っても、これは本当かどうかわからないんですよ。

だけど、フェイスブック化すると、小なくともフェイスブックの会員の人たちというのは、いいねボタンを押しただけで支持がされる、いいねとボタンを押すだけで。そして、支持がされると、この人がだれだかわかるわけですね。例えば、朝日町出身の36歳の2人のお子さんをお持ちでというのがわかるわけです。そこまでわかるんです。

それともう1つは、意見を書き込むことができるんですね。だから、例えば、ひとり親政策を何かやるとすると。そのときに、今まではだれが意見を、批判をしているかわからなかった、賛成をしているかわからなかった。今度のは、もうぐるなびと一緒ですよ。例えば、メニューとして政策を出したときに、だれがどういうふうに言っている、地域別までわかります、お住まいのところも書かなきゃいけないから。例えば、若木町で賛成が多いけれども、武雄町で反対多いよねと。

そうすると、それが政策として反映できるわけですね。だから、やっと技術が我々の思いに追いついてきたと。これを使わない手、ただですので、使わない手はないじゃないかと思っています。

そういった意味で、私は全部を全部フェイスブック化するとか、ツイッター化するというのは考えていません。あくまでもアナログが一番大事です。それを補完し、助けるものがデジタルだと思っていますので、人間、アナログですから、それを補完するという意味として果敢にして、これは行政の私は役割だと思っていますし、武雄モデルをつくりたいと、このように思っております。

○議長(牟田勝浩君)
3番上田議員

○3番(上田雄一君)〔登壇〕
一言で言うと卒業名鑑がどうつながるかと、今、何となく聞いていてわかりました。要は、実名でのパブリックコメントもとりやすいような環境にもなるということですね。そういうことですね。なるほどですね。今聞いて、何となくわかってきました。いや、私もアカウントはとっているんですけど、そこから先どうしていいかわかっていないような状況でですよ。

集客力には、直接的にはフェイスブックとか、ツイッターとか、ブログとかって関係ないかなと思われる方もいらっしゃるかもわかりませんが、やっぱりこの辺で情報発信することが武雄の集客力に物すごく直結していると思って、今回こういう質問をさせていただきました。

今後の課題としては、これも以前の議会でも申し上げましたけど、イベントの重複というのがやっぱりあるかなと思うわけですよ。今回もフットサルがかぶったりと、これはもう例年ですもんね。イベントミックスという考え方はもちろんわかりますよ。もう一緒にしたほうがどっちも集客が見込めるというようなところもあるかもわかりません。

それはそれと置いておいて、今回、教育講演会もまた入ってきておるわけですよね。そいけん、できるだけツイッターとか、フェイスブックとか、ブログとか、この辺を活用して、できるだけイベントの重複を避けてもらって、可能な限りたくさんの市民の人たちがこれにも行きたか、これにも行きたかというようなとに対応できるような活用を願いまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

http://www.youtube.com/watch?v=WfBPxzz9LiE

http://www.youtube.com/watch?v=Bw1_2LhLlCQ

takeotoilet @takeotoilet

今日も議事録をコピペするだけの仕事が始まるお

2012-07-04 19:25:08