IWC64_2012_議事Tweet by真田康弘:議題14特別許可(調査捕鯨)から議題18保護委員会18.6まで

IWC64、3日目午後の討議を真田康弘さんがtweetで議事録をとりました。前後の議事録とともにごらんください。
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真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

(14時28分) 議長:再開します。午後はまず議題14「科学許可」を終わらせます。その次は「海上安全」等と進みます。それでは科学許可に関してです。科学委の報告を続けてもらいます。そののち討論の時間を設けますが、ほとんどの側の意見は午前中行ったと思うので、長々としないつもりです。

2012-07-05 20:47:03
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

科学委議長:日本から調査捕鯨の計画の変更はありません。新規の調査もありません。科学許可提案のレビューに関しては、科学許可のレビューはANNEX Pにあります。既存のプログラムは6年に一度あります。

2012-07-05 20:47:25
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

科学委議長:科学許可の終わりにもレビューがあります。科学委は目的を満たされたか等を検討します。このプロセスは1度だけ、JARPNに使われました。(以下レビュー手順につき説明) 次のレビューはアイスランドのプログラムです。

2012-07-05 20:47:52
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

議長:それでは次に質問・コメントです。

2012-07-05 20:48:06
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

米国:午前中に発言できなかったので、今発言します。英国、豪州等の調査捕鯨に関する発言を支持します。特にアイスランドのミンククジラのレビューについて賛成です。

2012-07-05 20:48:24
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

アイスランド:科学許可の下のプログラムは正当化されたものです。このプログラムは2007年に完了しました。200頭のミンクが捕獲されました。科学委で討議がされています。科学委はこのプログラムのレビューを提案しました。アイスランドはこれの準備を進めています。

2012-07-05 20:49:08
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

アイスランド:レビューはこの冬に行われます。そののちはANNEX Pに規定される手続きが行われます。本委員会でもこれは承認されています。アイスランドはこのレビューの延期をしたくありません。

2012-07-05 20:50:01
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

議長:アイスランドのレビューについては財政運営委員会で検討されます。

2012-07-05 20:50:53
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:代表の方の中には科学的結果について疑問を出された方がいますが、かつて科学委の出した報告に、査読論文の数について出ています。どのようなデータが科学委の議論に使われているかはよくご承知のとおりです。

2012-07-05 20:51:13
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:年齢構成を知るためにはデータが必要です。これは調査捕鯨によらなければ得られません。彼らが非常に科学委の重要な作業を否定しているかのようです。これは科学委の科学者の努力を否定するものであり、残念なことです。

2012-07-05 20:51:35
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:多くのデータが日本の調査捕鯨から得られました。科学委の議論に多く貢献しています。こうした事実がこの場の議論で反映されていません。非建設的な議論だったと考えます。こうした議論は政治的な意図を語るもので、科学的証拠に基づくものではありません。

2012-07-05 20:52:16
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:特に月曜日の朝、皆様は鯨類の保存管理を科学ベースで行いたいとおっしゃいましたが、今日の午前の議論の多くはそれが反映されていません。

2012-07-05 20:52:45
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

オーストラリア:我方の議論にはしっかりした科学的根拠があります。政治的背景だけではないのですよ。アイランドの調査捕鯨についても多くの批判が寄せられました。

2012-07-05 20:53:30
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

アイスランド:アイスランドはレビューを遅らせることはできません。非常に多数のレビューに関する会合を持ちました。200頭というサンプル数は大きな数ではありませんが、一頭一頭が科学的目的のために収集されたものです。

2012-07-05 20:54:07
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

ノルウェー:アイスランドを支持します。このレビューを計画通り行うべきです。もともとこのレビューはアイスランドの経済状況の理由で延期されてきたものです。日本の調査捕鯨は有用です。

2012-07-05 20:54:27
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

議長:ではNGOから話をしていただきます。GGTの宮本さんからです。

2012-07-05 20:54:40
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

宮本(GGT):科学知見は全ての資源管理の基盤です。調査捕鯨の成果の矮小化する議論には合意できません。多くの科学的成果が得られています。インターネットでもこうした成果がアクセスできます。

2012-07-05 20:55:02
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

宮本(GGT):研究は特定の関心事に下に行われるものであり、コンセンサスによって行われるものではありません。鯨類資源の理解を進める必要があります。科学許可に基づく捕鯨は有用な情報を提供します。

2012-07-05 20:55:36
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

議長:他に発言要請がなければ、委員会としてはこの問題に関する科学委勧告を承認します。次は議題15「海上の安全」です。日本からパワポプレゼンがあります。

2012-07-05 20:56:02
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:わが国は毎年議題に海上の安全を取り上げました。毎年せざるを得ないことは残念です。日本の正当な調査捕鯨にSSは毎年不法な暴力行為を継続しています。これまでSSの妨害による乗組員が負傷したほか、人命にかかわりかねない深刻な事態が発生しています。

2012-07-05 20:56:26
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:直近でもSSは極めて悪質な妨害行為、スクリューの投入、異常接近、発光弾、発煙筒、着色弾の投擲等を行って来ました。正当な捕獲調査が不当な暴力により阻害され貴重な科学データを得る機会を阻害されたことは残念です。かれらの妨害活動をとりまとめたプレゼンを行います。

2012-07-05 20:57:12
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:(捕鯨船がSSの船から体当りされる模様のビデオを上映)

2012-07-05 20:58:09
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:SSは暴力的な活動を続けています。彼らは高速ボートを使い、物を投擲してきます。SSは乗組員に対しても投擲しています。事実クルーの一員はブチル酸を浴びました。更に彼らは縄を引っ掛けようとしてきました。プロペラに巻き込ませようとするだけでなく、プロペラを壊そうとしています。

2012-07-05 20:58:44
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:こうしたことはプロペラだけでなく南極の生態系にも影響を与えます。SSは自分たちは非暴力的だといっていますが、ご覧のとおり極めて暴力的です。昨年決議が採択されたのに、それが生かされていません。暴力はまだ続いています。

2012-07-05 20:59:20
真田康弘 @Sanada_Yasuhiro

日本:旗国はSSの暴力行為を容認しています。昨年すべての加盟国に行動をとるよう要請しております。いかなる法治国家においても断じてSSの行動は容認されません。こうした暴力行為により正当な調査が妨害されていることは誠に遺憾です。

2012-07-05 20:59:56
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