私は「きょうだい児」…でした。
- loveandpearl
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急に思い出したので一言:何故「残されたきょうだいの欠点は普通の子供の数十倍も目立つ」のか?…子供を可愛い盛りのうちに亡くした親は、その子供の長所だけが強烈な印象として残る。例えば亡くなった子供が明るい性格だと、寡黙なきょうだいは「暗い」と悪く言われがち。
2012-07-10 11:17:48続:寡黙も本来は個性なんだけどな。でも、親は亡くなった子供を重ね合わせる癖がある。特に同性の場合は最悪。どうしても比較され、無理やり亡くなった子供の性格に変えさせようとする。「貴方は頑固さを捨てて変わることで安定した良さを発揮できるのよ」…私もこの台詞を周りからよく言われてた。
2012-07-10 11:24:02続:要するに、妹みたいに素直に「ハイ」って言う子になれ!だって。私の真っ直ぐな性格も、一転「頑固」という欠点と化す。長所や個性を讃えられる事は極端に少なくなる。疑問や意見も我儘と言われるし…長子だった私は、一人っ子になって良かった事は殆ど無かった。
2012-07-10 11:31:54続:私も幼い頃、広汎性発達障害の兆候で妹の入院した某大学病院に診察を受けた事がある。昔は発達障害の概念もなく、担当医が「心臓病の妹さんの方が優先でしょう!」と、まるで私の事はどうでもいいように診療打ち切り…もし私が真の一人っ子なら、二次障害は軽減されていたかもしれない。
2012-07-10 11:41:26続:これは私だけの憶測だけど…きょうだい児は、必ず何かの弊害に翻弄されて生きていると思う。普通に仕事も家庭も順調な人は奇跡に近いのでは。因みに私は仕事は鬱病で、家庭も苛めによる人間不信で挫折。今も親から「ずっこけたね」と軽々しく言われる事に腹が立つ。
2012-07-10 11:50:26私も「箱入り娘」の壁で、人生のほぼ全てを棒に振ってしまった。生育歴の異常もこの壁のせいで完全に闇の中だった。だけど、きょうだい児経験は自業自得ではない!自分ではどうする事もできない宿命に過ぎないのだから…(終)
2012-07-10 12:20:12