AlfaRomeo TZ3 Stradale 2号車の公開記念ツイート第三弾 「他の8台との違い」まとめ
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CoSTUME NATIONALが内装デザインを手がけたALFAROMEO TZ3 Stradaleの日本初公開を記念して、ザガートのチーフデザイナーである原田則彦さんへの独占インタビュー第3弾をお届け。テーマは「他の8台との違い」です。
2012-06-09 22:54:30①)日本にて公開予定の2号車はホイールが造形的な意匠は8台と同じだが、表面加工の部分で、細かいヘアラインみたいな金属のブラシで表面をなでたようなストロークが入っている。遠くから見るとCDの表面を見るみたいに、同心円ではなくて、そのホイールを切るようにハイライトが入っている。
2012-06-09 22:56:42②)このハイライトが入ることで、見る角度によっては、ホイールの持っている表面の曲率、ホイールの深みといったものが強調される仕組みになっている。実際の出来上がりをみたら私の想像をはるかに超えた面白い感じになっていた。
2012-06-09 22:58:14③)ホイールには10個くらいの穴が開いているが、その穴の周りはかなりマットな艶が出ています。まるで、職人が磨きあげたかのような仕様感。他の部分もヘアブラシで線を引いたように、コントラストが非常にきれいに出ている。
2012-06-09 23:00:52④)車が動き始めると、ホイール全体はちょっと曇ったようなマットな状態に見える一方で、穴の部分は光を発してキラキラと輝いているように見えます。それは、車が加速するほど顕著に表れ、まるで二号車の表情のように見えてくる。これは非常に面白いと思った。
2012-06-09 23:05:58⑤)グリルの色とかアルファロメオの三角形のフロントの楯は特別仕様になっている。今回の記念用に生産される全9台の何台かには同じような仕様が選ばれているかもしれないが、最終的には一つとして同じものはないデザインに仕上がっている。
2012-06-09 23:11:47⑥)また、2号車だけフォグランプを取り付けました。このフォグランプの位置というのがTZ2の一部の車、レース用の車なので一台一台TZ2も違うが、特に有名なTZ2と同じぐらいのちょうど付けたいなという位置に付いていて、TZ2との関連性が強く打ち出されています。
2012-06-09 23:20:15⑦)2号車の後ろの部分にはブレーキ用のエンディングテイクのダクトがある。オリジナルのTZ2みたいな巨大なフォグランプは付けられなかったが、機能とのバランスを取りながら、TZ2との関連性を持たせたかった。TZの歴史を知っている人にとっては非常に興味深いTZ3が2号車だと思う。
2012-06-09 23:22:10以上、ザガートのチーフデザイナーである原田氏へのインタビュー、アルファロメオのTZ3 Stradle 2号車の「他の8台との違い」をお届しました。今年の8月にCNACにて展示イベントを企画中。詳細は6月中旬にCNAC.jpにて公開。お見逃しなく。
2012-06-09 23:22:57