宗教界の脱原発に関する動き

宗教学者 島薗進氏が、宗教界で進展しつつある脱原発の動きについて書いた一連のツイートをまとめました。
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島薗進 @Shimazono

1宗教界では脱原発の動きが広がっている。京都日蓮宗青年会結成50周年講演会6/26で小野文こう(王に光)師は「いのちを脅かす原発は仏教的には認められない」と明言。電力会社関係の檀徒に配慮するなどは「本末転倒。…檀家を教化するのが僧侶だ」と力説した(『中外日報』6/28)。

2012-07-12 12:44:48
島薗進 @Shimazono

2仏教界脱原発の動き拡充。浄土宗西山禅林寺派宗会議員一同の脱原発声明6/22。「原発はあとからくる私どもの子孫にとって永代の負の遺産」。宗教者の運動は「お金がすべて、という今までの世の中のあり方を足元から見直し、人と人との絆、相手の思いに心を寄せ合う世の中に変え」ていくものと

2012-07-12 12:45:11
島薗進 @Shimazono

3聖公会東京教区「すべての原発の廃止の要望を表明します~安全・安心を奪われた人々と豊かな美しい自然のために~」3/20。http://t.co/2soJ5i2d 「今回の原発事故は、原発が人間だけではなく神の被造物すべてに危険をもたらし、負の遺産を地球規模で次世代に遺す」

2012-07-12 12:45:35
島薗進 @Shimazono

4イギリス女王を首長とする聖公会=イギリス国教会。立教大学は聖公会系。その聖公会東京教区「すべての原発の廃止の要望を表明します」3/20。「ものであることをわたしたちに告げています。経済を優先させる社会・世界にするのか、それとも「いのち」を大切に考えるのかが今問われています」。

2012-07-12 12:45:57