レオン・ラッセルとヴァン・モリソンがヨットロックの元祖。あとアル・クーパーとトッド・ラングレンも入れたい。けどここらの人たちは「ロック」扱いなのはなぜか、というかチャラくなったみたくには云われない。むしろ逆。
2010-07-07 20:57:47ロビー・デュプリーって名前しか知らんくてYouTubeでついちょっと前から聞いたりしてっけど、アメリカン・ロックっぽいなーって思った。そっち寄りな。でもってボビー・コールドウェルはもっとジャズとソウルの匂いがして、ええと、どうしよう。
2010-07-07 21:00:0070年代に入ると、さらに80年代になると、ソウルといってもスムースなイメージになり、なんつうかチャラくなったみたいに思われ、そのイチバンはディスコで、だからそれ以前のモータウンが神扱いだったのとは違ってくるの。ウスッペラクなったみたいな。
2010-07-07 21:02:45だからデヴィッド・ボウイが「ヤング・アメリカンズ」だした時も売れ線に走った、みたいなこと言われたし、一方、そういうチャラい扱いだった70年代ソウルを真っ先に正面から取り上げたのがアート・ロックの雄、D・ボウイだったってのがどこかフシギな。誰にとってかはkれから考える。
2010-07-07 21:05:4370年代に入ってからでOKな黒人音楽はニュー・ソウルね。あとはP-Funk。そんだけ。古参のロック・ファンが認めるのがそこまで、みたいな傾向。主張とか自意識みたいんがあるから。
2010-07-07 21:07:15けどモータウンにはべつに主張とか自意識なんてないし、歌詞は安っぽいし(もちろんそれがイイ)、ベルトコンベアー式に売れ線バリバリで作ってたわけで、でもヒップだってことになってた。それが70年代に入ると売れ線ソウルは否定されるの。
2010-07-07 21:09:02アル・クーパーやレオン・ラッセルはロックで、けどマイケル・マクドナルドやロビー・デュプリーだとチャライ扱い。おんなじことやってるのに。そこらへんの「ロック」意識の変革、っちゅうか、70年代に入ってからのロックというか、ロックへの思い入れみたいのが発生。黒人超えたぞってカンジ?
2010-07-07 21:11:5570年代に入りロック優位に。その頂点(?)が「Disco Sucks」。 http://bit.ly/d6oLnD
2010-07-07 21:14:18でもディスコ否定は黒人差別の変形だったし、かつて憧れマネしまくった黒人音楽が70年代に入ると否定の対象になるという。あとビルボードなんかももう白人ばっかだから。70年代は。FENのトップ40なんてチャート番組もまったくそうで。いま思えば。
2010-07-07 21:16:14元ジェファーソン・エアプレインのマーティ・バリンがソロでアルバム出した時ももろにヨットロックで叩かれたんだよなー。なんつっても元ジェファーソン・エアプレインだからなおさら。 http://bit.ly/bZ0LNA
2010-07-07 21:18:06思いつくことは他にもいくつかあるんだけど、どう展開してどうオチつけたらいいかわかんない。ヨットロック問題。
2010-07-07 21:18:50あとデヴィッド・ボウイと並んでアート・ロックの雄、ロキシーミュージック、そのブライアン・フェリーはソロだとロックじゃない昔のヒット曲を好んで取り上げ、それも懐古的ってより、またソウルでもない、ロックバンド的じゃない音づくりしてた。ポップソング的なアプローチの。
2010-07-07 21:22:21さらにロキシーミュージック後期、「Flesh +Blood」あたりからすんごいスムースなソウル的な音になり、「Avalon」なんていうホワイトソウルの極地に至ってしまう。アート・ロックの代表だった人が。ここらへんD・ボウイと絡めて考えたいところ。
2010-07-07 21:25:26それにD・ボウイは「ヤング・アメリカンズ」とかやった後に77年(パンク元年)にアート・ロックの極みみたいな「LOW」ですからね。ここらへん、ややこしくておもしろい。
2010-07-07 21:26:43そいでさらに「LOW」でのサウンド、特にドラムのアプローチはその後80年代にはどでかく広まり、さらにそれは80年代以降のファンクの先触れでもあったという。アート・ロックの極地が、白人極めたサウンドが黒人音楽ド真ん中を予見というアクロバティック。
2010-07-07 21:29:11ヨットロックの元祖はレオン・ラッセルとかだけど、その流れはピーター・フランプトンだったり、デイヴ・メイソンとかで、けれど当時はまるきり売れ線狙いしやがって扱いだったんだゎ。 http://bit.ly/aqX6KG
2010-07-07 21:35:40自意識とアメリカの歌謡曲(ソウル、R&B)について、か。売れ線、それも黒人音楽の影響が特に顕著な場合の。
2010-07-07 21:39:44ああそうか。自意識的じゃない、メッセージを伝える的じゃない、なんつうかアメリカの歌謡曲(ソウル、R&B)だとなんでわるく言われるのかってことか。それもロック・ミュージシャンが歌謡曲やると。よく見る風景だけど、たかが音楽、聞いてて気持ちよけりゃいーじゃんとは意外とならないもんで。
2010-07-07 21:43:41あとモータウンは歌詞とかくだらなくても、スーツ着てスクエアなカッコと態度でもさんざ褒めてたくせに、70年代になってからの黒人商業音楽はチャライ扱いって、ちょっとヒドクない?みたいな。というか、そのへんの「ロック的自意識の変遷」というか。
2010-07-07 21:45:51音が黒くて褒められる場合と、売れ線狙いでチャライ扱いされる場合はどこが分岐点か。これって、でも音そのものとかそういうんじゃなくて、ほんとあれだ、イメージだよねー。気分で決まる。
2010-07-07 21:48:21黒人音楽、黒っぽさ、みたいのが大体からして、実は相当な部分、気分でしかない、ブラインド・テストして歌ってるのが黒人か白人かなんて実はわからない。黒人はリズム感がイイ、みたいな、みんなダンス上手いみたいな偏見の延長でしかない、なかったということについて。
2010-07-07 21:50:57ああ。なんかもっとこう、ヨットロックについて気軽に考える予定だったんだが、収拾つかなくなって来ちゃったじゃんか。ぁあ。
2010-07-07 21:53:06