【１周目】もにゅゾンサバイバル【8日目～14日目】

くーた。 @Listensile

【12日目】HP（97/100）/食料（31/100） [ クリアフラグA、B][ チェーンソー][ 同行者：すばしっこい少年：食料80以下で一日１点食料が増える]　[※負傷：ゾンビに噛まれ後１０T以内に治療せねばゲームオーバー]　同行者お休み次回まで　#もにゅゾンサバイバル

くーた。 @Listensile

最悪だ、塒のゾンビたちから逃げる最中、引いていた筈の手を離してしまった。細い道を逃げる最中、離さず、其の腕を握っていればよかったんだ。少年がずっと、俺よりもずっと頼りになるからと、俺はまた判断を誤ったのかもしれない。荷物等捨て置いても彼の手を離すべきではなかった　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

否、荷物が無ければ生き延びる事は出来ないだろう。其処まで考え壁を強く、殴りつける。あまりの自身の不甲斐なさに涙が溢れそうだ。少年を探そう。はぐれたと言えど子供の足、そう遠くまで行けはしないだろう。せめて彼の安否を、確認したい。　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

チリッ、と塞がったはずの首の傷が熱をもった気がした。箇所を、緩く撫ぜてみる。今は塞がっているこの傷も、その内――。考えれば、緩く首を振った。今は少年を探す事が先だと。けれどタイムリミットは後6日、其れまでに、其れまでに。ぽかり、空いた隣に心許なさ感じつ俺は歩み進めた　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

今日のPervertitoCielo：【戦闘】ゾンビに追いつかれそうになっている子供を発見！　助けるなら５のダメージ。助けなくても君を責める者はいないだろう・・・君の良心の他には。いずれにせよ食糧：－２ http://t.co/9SlhCJgW （ぎりぃっ）

くーた。 @Listensile

【13日目】HP（92/100）/食料（29/100） [ クリアフラグA、B][ チェーンソー][ 同行者：すばしっこい少年：食料80以下で一日１点食料が増える]　[※負傷：ゾンビに噛まれ後１０T以内に治療せねばゲームオーバー]　同行者お休み次回まで　#もにゅゾンサバイバル

くーた。 @Listensile

目の前で、少年が奴等に、襲われそうになっている姿が目に映った。助ける余裕等ありはしない、既に奴等に噛まれて今日で5日。どんどんと、身の内から、崩れていく様なそんな感覚に侵されていると言うのに。――けれど、今此処であの子を見捨てては、俺まであいつ等と同じになってしまう　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

迷ったのだ。今まさに殺されかけて居る幼い命の前で、俺は一瞬でも、迷ってしまった。其の事実にぐっと、唇を噛締めて、其の罪悪感から逃れる様にその少年へと駆け寄った。ガッ――、腕が一瞬燃えるような熱を得る。奴等の攻撃を其の腕で受け止めて、逆の手で襲われていた子供の腕を引き　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

全力でその場を走りぬけた。どれ程走ったのか、じくじくと痛む腕の傷に意識を持っていかれそうになりながらも、人の居ない廃墟へと辿りつく。回りに気配が無い事を確認すれば、その場にへたり込んだ。細い腕を掴んでいた、掌を今更ながらに思い出せば、ぱっと其の手を離す　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

慌て、彼の安否を確認しようと、視線移せば、其の少年に力強く抱きつかれた。一体何事かと、思えば。視線の先、目に映ったのは昨日はぐれてしまった彼の姿だ。胸の内を安堵が締める。腹に頭を擦り付ける少年を安心させるように、其の薄い背を、緩く撫ぜてやった　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

俺はまだ、俺はまだ大丈夫だ―――。少年の体温を感じながら、ぎゅっと抱き締めれば緩く目を伏せ、其の日は少年を腕にしたまま、久方ぶりに温かな気持ちで眠りについた　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

今日のPervertitoCielo：【同行者】凄腕のシェフ（アイテム扱い。連れている間、食糧１をＨＰ１に変換可能。１日につき最大３まで）が同行を申し出た！　連れて行くかは好きにせよ。　食糧：－２ http://t.co/9SlhCJgW 食料がねぇんだよ！

くーた。 @Listensile

【14日目】HP（92/100）/食料（28/100） [ クリアフラグA、B][ チェーンソー][ すばしっこい少年：食料80以下で一日１点食料が増える][ 凄腕シェフ：食料をHPに変換可能 ][※負傷：ゾンビに噛まれ後１０T以内に治療せねばゲームオーバー]　　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

後4日―――、昨夜から、何度か意識が掠れる様になった。傷は閉じていると言うのに荒む息に、其れに反し、心拍数は随分と減った気がする。もうそろそろ、俺は彼の傍から離れなければいけない、と。傍らに立つ少年に視線やれば、苦しげに、眉根顰めた。　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

ふと、視界の端、蹲る様に男が倒れているのを見つけた。今までの事がある、そう俺は警戒しながら、けれど少年が放ってはおけないと俺の袖を引くので、仕方無しに其の男を助けた。手にした食材から水筒を取り出せば、男の口に水を含ませてやる。男は小さく咳き込みながら緩く瞼を開いた　#もにゅゾン

くーた。 @Listensile

目を覚ました男は真摯に感謝の言葉を贈ってくれた。聞けば男はシェフだと言う。男の料理口にすれば不思議と疲れが癒える。そんな気がした。俺に残された時間はもう少ない、この男になら少年を任せても大丈夫かもしれないと、久方ぶりの温かな夕食に喜ぶ二人へ視線やれば自然笑みが零れた　#もにゅゾン