- kei_sadalsuud
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@GENSAN_Ruga もともと精神医学や精神医学における診断というもの自体に今日の香山リカの発言と同様の問題があるのだ,と考える立場が昔からあるということです。
2012-07-16 23:44:22反反原発であることによって社会の変化が弱者に与える影響に配慮できるようになり,精神疾患の診断が本来的に持つ差別性みたいなことにも気づいていくのならそれはいいことだと思う。原発や電力が絡まない問題についてもそうした配慮や気づきが拡がっていけばよいと思う。
2012-07-16 23:49:48@torakare @ynabe39 @joulli @aphros67 @knobonzo @kanenooto7248 ツイートを使わせていただきました。問題ありましたら対応しますのでご連絡ください。 http://t.co/DJEZgvpD
2012-07-17 02:35:02@kanenooto7248 これについては私は「これは香山リカ個人の問題でなく精神医学一般の問題と見ることもできるしそういう歴史的文脈もある」という趣旨で書きましたが、やや違う文脈で引用されているように感じます。
2012-07-17 06:25:40香山発言に怒っている人の半分くらいは「自分が心の病気と言われた」ことに怒っているのであって,もし彼女の発言が「反原発派は心の病気だ」であったならむしろ溜飲を下げたのかもしれない。それと「反精神医学的な香山批判」とは呉越同舟もいいところだ。しかしですよ(続く)。
2012-07-17 07:24:14(続き)動機がそういう「自分がdisられたという怒り」であっても,そこから「心の病気と診断されるとはどういうことなのか」「そもそも体の病気と心の病気は何が違うのか」ということを考えはじめる人は必ずいる。おそらく日本全国に1000人くらいはいるのではないか。
2012-07-17 07:26:04〔続き〕もともと差別に対する告発はしばしば「自分がなにかマイナスの属性を負わされることへの怒り」という当事者性からスタートする。「自分が心の病気といわれた」という怒りから「心の病気やその診断への原理的な疑問」までは徒歩3分くらいである。
2012-07-17 07:28:30(続き)動機が「敵への批判」であっても,そこからもっと大きな視野が広まることは確かにある。最初は反原発派をdisるために「原発が止まれば弱者が死ぬ」と言っていた人が,そこから社会の変化が弱者に及ぼす影響についての感受性を高めていった例は少なくないと思う。
2012-07-17 07:31:23@ynabe39 朝から茶々を入れてすみません。先生の話の本筋とはずれてしまうんですが「心の病気」という言葉で苦しんでいる仲間が大勢います。本質的には脳という器官の病気なわけで、心という言葉を使うと「心が弱い」とか「心の持ちよう」っていう誤解につながってしまいがちなんですよね。
2012-07-17 07:34:14@PlutoDarkness 昨日から書いているように「心の病気」には「脳の病気」というだけではない「社会的な性質」が大きいわけです。だから昨日までは正常だった人がある日突然「病気」と呼ばれるようになったりする。いっぽうその社会性を拒否したら精神疾患の大半は病気でなくなる。
2012-07-17 07:55:04「新しい精神障害」が生まれる時には「患者」より前に社会における「そうした人々の排除」がある。「新型うつ病」といわれる性質を持った人でも景気のいい時には働く場所はたくさんあった。それが不景気で仕事が減って今までは許容範囲だったレベルの人が仕事からはじき出される(続く)。
2012-07-17 07:59:30(続き)仕事からはじき出された人を死なせないためには病気なり障害なりのラベルを与えて医療や福祉の網にかけていくしかない。そのために「新しい精神障害」が生まれる。発達障害についてもそういった性質がかなり強いと思っています。病気を作っているのは「病気の人」の側ではなく社会なんです。
2012-07-17 08:03:20