渡邊芳之先生@ynabe39の「「社会の圧倒的大多数が正しいと思っていることに反対する人」に「精神障害」のラベルが貼られることは昔も今もそんなに珍しいことではありません。」
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同じ大学の同僚になりかけたことがあります。 RT @composer1616: 勉強になりました。しかし先生も、やけに香山リカちゃんのこと、お詳しいですね(^^)
2012-07-16 22:04:20![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
臨床心理学科や医療系学部であれば一緒に働くことはよくあります。 RT @torajicom: 精神科医と心理学者はかなり違うんですよね。
2012-07-16 22:08:40![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
学部内での地位はまあいろいろですw。 RT @TanTanKyuKyu: 精神科医の方が百倍くらい偉いですけどね。 RT @ynabe39: 臨床心理学科や医療系学部であれば一緒に働くことはよくあります。
2012-07-16 22:11:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
まあもともと「心のビョーキ」というのは「社会的な平均値からの逸脱」であって文脈依存なのだから,それを言う本人がなにを「社会的な平均値」だと思うかに依存すると言えないこともない。目の前にいる人々に「あなた方が平均値です」と言ったのだと見ることもできる。まさに雰囲気依存。
2012-07-16 23:07:00![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
べつに「そのテクノロジーの恩恵を受けるものはそのテクノロジーのリスクをすべて甘受しなければならない」というわけでもないだろうという。
2012-07-16 23:20:24![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
こういうふうに「反精神医学」になるほうがむしろ正論だし「訴求力のある批判」だと思う。ただ今日香山リカちゃんを批判している人々の多くはこの立場を共有はしないだろうな。
2012-07-16 23:37:28![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
反反原発であることによって社会の変化が弱者に与える影響に配慮できるようになり,精神疾患の診断が本来的に持つ差別性みたいなことにも気づいていくのならそれはいいことだと思う。原発や電力が絡まない問題についてもそうした配慮や気づきが拡がっていけばよいと思う。
2012-07-16 23:49:48![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
香山発言に怒っている人の半分くらいは「自分が心の病気と言われた」ことに怒っているのであって,もし彼女の発言が「反原発派は心の病気だ」であったならむしろ溜飲を下げたのかもしれない。それと「反精神医学的な香山批判」とは呉越同舟もいいところだ。しかしですよ(続く)。
2012-07-17 07:24:14![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
(続き)動機がそういう「自分がdisられたという怒り」であっても,そこから「心の病気と診断されるとはどういうことなのか」「そもそも体の病気と心の病気は何が違うのか」ということを考えはじめる人は必ずいる。おそらく日本全国に1000人くらいはいるのではないか。
2012-07-17 07:26:04![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
〔続き〕もともと差別に対する告発はしばしば「自分がなにかマイナスの属性を負わされることへの怒り」という当事者性からスタートする。「自分が心の病気といわれた」という怒りから「心の病気やその診断への原理的な疑問」までは徒歩3分くらいである。
2012-07-17 07:28:30![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
(続き)動機が「敵への批判」であっても,そこからもっと大きな視野が広まることは確かにある。最初は反原発派をdisるために「原発が止まれば弱者が死ぬ」と言っていた人が,そこから社会の変化が弱者に及ぼす影響についての感受性を高めていった例は少なくないと思う。
2012-07-17 07:31:23