7/18 #同題ssBSR まとめ お題「書簡」

#同題ssBSR 7/18のお題分のまとめです。 ざっとまとめただけです。誰でも編集可能ですので、追加・削除などご自由にどうぞ。 作品冒頭にある【 】内はCP表記です。ただし、全ての腐要素のある作品に記されているとは限りませんので、地雷のある方は注意。→http://j.mp/Kcy03q 続きを読む
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四ヶ所 @4kasho

【三成】 刑部の言葉はそのまま読んでよいものと、逆しまに読むべきものとふたつある。この「探してくれるな」という追伸は後者だろう。時折こうして姿をくらますのは、己の存在する意義を何度だって確かめたいからだ。私に見つけられるのを待っている。面倒くさい男。 / 書簡 #同題ssBSR

2012-07-19 20:59:03
@madacco

【瀬戸内】長い手紙である。連なる言葉の中から真実を探すことは、宝探しに似ている。どんなに目を凝らしても、言って欲しい言葉は一度も拾えたことは無い。しかし一筋縄でいかないのが、宝物の様な彼の言葉だから悪くは無いと思った。<書簡>  #同題ssBSR

2012-07-19 21:26:28
こにゃ @chang_frog

【双竜】着々と築かれる書簡の山。「また斯様に書き溜められて。受け取る方は返事をしたためる間が無いのでは?」「読みたいヤツだけ読みたいトキに手元にあるモノを読めばOKってSTYLEだ。まっ呟きみたいなモンだな」…政宗様。時代を先取りし過ぎておられるのでは。<書簡> #同題ssBSR

2012-07-19 21:44:11
もえ* @F11Tmy

【幸佐】あけぬれば暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな…って何書いちゃってんのよ旦那。恥ずかしいったらありゃしない。男に後朝の歌なんて聞いたこと無いんだけど。それも人の歌。まぁ旦那だし仕方ないけどね。それに嬉しいと思ってるのも事実だし。/書簡 #同題ssBSR

2012-07-20 00:06:27
みるくss用 @milkss_ss

【真伊】奥州からの書簡の署名に添えられた、謎の赤茶。何の意味があるのかと首を捻り、何気なく匂いを嗅いだ。鉄の匂い。(政宗殿の、血?)カッと体が熱くなり、衝動的に立ち上がった。我に返り、息を吐いて気持ちを抑えるも、顔の熱は引かない。竜のいる戦場が恋しい。/書簡 #同題ssBSR

2012-07-20 00:18:44
牡蠣バター@ニューパソコンがやってきた @stgm1102

【親就※死】あれは意外と筆まめな男であった。海のこと花のこと、我の気に入るような美しい朝焼けのこと。鸚鵡が瀬戸内を渡る度に捨てられぬ文が増えた。書き終えた手紙を脚に結び今日も鸚鵡を空へ放つ。直に戻って来るだろう。羽根があっても黄泉の国までは行かれまい。☆書簡 #同題ssBSR

2012-07-20 00:30:01
マツハナ* @matsuhanaa

【真田主従】その烏は、棒きれのような脚にいつも一片の紙切れを結び飛んでくる。長い務めに出ている幸村の忍が、良し悪しの一言、ひどいときには丸ばつだけ描いて寄越すのだ。それが今日は闇色の身一つ。「お前は先駆けか、それとも、」玉のような赤い目がくるりと光った。<書簡> #同題ssBSR

2012-07-20 00:38:56
緋星(空神) @utsugami

【尼子+姉小路+宇都宮】姉小路から書簡が来た。『お前の国は砂ばかりで森が無い。木を植えろ。落ち着くぞ』余計な世話だ。俺の世界は砂と風の夢幻郷なんだよ。お前こそ、森に引き籠るなとあれほど――。「……同じ内容の書簡をずっとやり取りして、飽きない?」「黙れ」〈書簡〉 #同題ssBSR

2012-07-20 01:18:41
ポチッ☆ (九州醤油味) @potistar666

石田三成から渡されたそれは、紙の形状ではなく、携帯電話の形をしていた。毛利元就は斬新な使い方だと評すると。これまた斬新な理由で送信されることのなかった、ありふれたメッセージを読んだ。<書簡> #同題ssBSR

2012-07-20 07:03:35
祀之 @shino_1009

【ダテナリ】Hey毛利!から始まる面妖な文面は政宗からだ。書状にまで異国語を混ぜてくるかと、呆れつつ読む。礼を失する危険を冒してまで口語で書いたは、元就相手だからか。不思議とその文からは、政宗の声が聞こえてくるようで、元就の顔は自然と綻んだ。<書簡> #同題ssBSR

2012-07-20 17:53:54
@xsan_title

こいつぁとんだ謎掛けだ。無地の半紙と睨めっこ。さすが智将様々だ、水に晒すか火で炙るか。けど、書簡がなくなりゃ意味がねぇ。参ったな ――――ん? ああ、そういう事か。半紙に鼻を近づけりゃ香る匂いは元就の。この意地っ張り。会いたきゃ素直に言いやがれ。 【書簡】 #同題ssBSR

2012-07-20 23:11:04
ヒロト @hiro_kyd

さすが良い感性をお持ちだなと、政宗は書簡に添えられた美しいアヤメを手に取った。同時に軍神らしい、とも思う。「では我々も何か。」「そうだな、伊達軍らしく…」「この小十郎の夏野菜を添えては如何か。」至って真面目な小十郎の声に、彼を二度見したのは言うまでもない。/書簡 #同題ssBSR

2012-07-20 23:42:26
@nemptilly

【政→小】幼子にとって片目で文字を書くのは苦行であった。上手く書けず震える筆先、焦燥を募らせる彼に、小十郎は「慣れぬものにこそ、早に慣れねばいけませぬ」と説いた。その数年後、成長した彼から火急の書簡だと称し能筆で認められた己への恋文を渡されるとも知らずに。/書簡 #同題ssBSR

2012-07-21 02:47:29
こにゃ @chang_frog

【双竜】貰うばかりで、返すことがとんと出来ずにいる。白い紙に踊る翰墨。次に体調がマシになったら、また工房に足を運ぶとするか。紙の漉き方を教わるために。筆を満足に握ることも叶わなくなった不肖の家臣のせめてもの返書。達者を伝える丈夫な紙を。<書簡> #同題ssBSR

2012-07-23 08:05:33
@izr_5

【書簡】聞き慣れた足音は常より落ち着きを欠き。丁寧に許可を取り開かれた障子の先のあいつは険しい顔をしていた。「政宗様これはどういう事ですか!」掲げられるは奴から言わせれば無茶を認めた軍略の紙。「ラブレターだぜ小十郎」にやり笑えば、最後は溜息で許すのを知っている。 #同題ssBSR

2012-07-28 09:15:55
ナイチ @uzy_com

【谷+毛】表の同盟が成立してこちら、西の国からは筆まめに文が届く。機嫌伺いの類には程遠い事務連絡が主だが、時折は訓戒めいた忠告を書いて寄越すこともある。「やれ、知らなんだ。アレがコレほどの手紙魔とは」総大将を甘やかすな、という趣旨を読み、大谷は肩を竦めた。(書簡)#同題ssBSR

2013-07-28 08:22:48