「大津イジメ中学生自殺」の件で考えたこと
この記事含め、イジメの具体的内容は自殺直後に学校が全校生徒に行った無記名・記名混在のアンケートの記述に依っており、事実確認は行われていない。けれどこの見出しで、社会は「揺るぎない事実」と認めて走り出す / “【中2自殺】廊下で飛び蹴り…” http://t.co/2kA4yUqA
2012-07-08 14:26:50「大津」および関係する言葉を打ち込んでググると虐めた側の氏名、顔写真、親の顔写真・勤め先住所・電話番号、祖父氏名、教員氏名・顔写真・出身大学が晒されたページがすぐ見つかる。社会的制裁としてこれを容認するのか?あるいはこれで事実の解明が進み、考えられ得る最良の方向に向かい得るのか?
2012-07-08 23:11:56そうか。虐めた生徒とその家族の晒しは、事態を進展させる何かではなく、マスコミやネットによる抗議と暴露で炎上した行き着いた「行く末」ひの一つということか。むしろこのかんの炎上の過程自体が、市長に謝罪させ再調査をさせる結果をもたらしたという意味で、人々は意味があったと考えているのか。
2012-07-08 23:38:07ただフジテレビが虐めた生徒達の名前を見えない処理を施していたはずが、うっすら見えていて、そこから晒しへの動きが始まったという流れは不快。 本当に事故なのか。「われわれは責任を問われたくないので、ネットの諸君あとはよろしく」と餌を投げたということではないのか。
2012-07-08 23:44:33越直美・大津市長は3月の定例会見では、生徒自殺問題で提訴されたことについて「係争中ということでいろいろ今お話できないことがあるので、この場ではちょっとお伝えできないですね」とノーコメントを通している。 / “市長定例記者会見(平成24…” http://t.co/Qwj2VV1R
2012-07-09 22:58:08係争中を理由に延々と沈黙を通した市長が、ついに7月6日午後1時の定例会見でいじめの再調査を口にした経緯を考えると、やはりその4時間前に原告の生徒の名前がフジの「とくダネ!」で暴露されるという危機的な状況に陥って観念したゆえ、と考えるのは、一定の合理性があるように思われる。
2012-07-09 23:12:40この仮定が正しいとすれば、いじめた生徒の名前がテレビ番組で暴露されるところまで行かなければ、市長は再捜査を口にすることなく、市は世論の批判をしのぎつつ裁判を続けていたかもしれない。
2012-07-09 23:17:13この仮定が正しければ、FSQ(Fuji Sankei Quality)は「とどめ」のような決定的な役割を果たしたことになるね、不快きわまりないことではあるが。
2012-07-09 23:20:51いじめで生徒が自殺し、裁判になると、いじめた生徒と親と学校、自治体は被告として連合を組んで、原告と対峙することになる。両者の、力と情報量の格差は圧倒的である。ふつうに考えると、非対称すぎて勝負になりそうにない。
2012-07-09 23:27:27彼らのプライバシーがどう晒されているか検索しましたか?コメ欄は「殺せ」とあります。何か言える状況ではないのでは?“@mixi_id_2069259: 名前が露出した当事者から何の抗議もありません。良いんじゃないでしょうか。死んでしまった人は悔しさを口に
2012-07-10 10:27:08想像するしかありませんが、実際に身の危険を感じているかも知れません。いじめた生徒や親が道端で暴行を加えられても「自業自得」な雰囲気はすでに醸成されていると思います。“@mixi_id_2069259: 名前が露見した位で何か言いたいことがあるんであれば、言えば良いでしょ
2012-07-10 10:35:13大津の中学生自殺の件は、「暴をもって暴を制す」という流れになり、多くの人がそれを肯定したことを忘れないでおこう。それが自分に向けられる時が来るかもしれないことなど想像していないということにも、留意しておこう。
2012-07-11 00:50:20「加害者にも人権がある」というのは欺瞞なのではなく、何も言っていないのと同じだということ。加害者であれ誰であれ人権があるのは大前提。だから「加害者の人権」という問題の立て方をすること自体がナンセンス。そうではなくて「暴をもって暴を制する」ことを、あなたは認めるのか否かという問題。
2012-07-11 01:28:42そして、「暴をもって暴を制する」のを認めないのであれば、大津市長が和解を口にすることなく、原告は、不可能に近いイジメと自殺の因果関係の証明を求められ、窮したまま、埼玉のイジメ自殺事件同様に裁判に敗訴する公算が大きいという問題。
2012-07-11 01:38:09有名人だから誹謗中傷してもいいとは思わないが、今回いじめ自殺の加害者だと噂を立てられた人物は一般人で未成年。彼らを晒してもいいという感覚の蔓延に対して、私はどうしてもビビってしまう。この「ビビってしまう感覚」がなくなるということが、いじめを黙認する気持ちに通じるのではとも思う。
2012-07-11 03:11:55学校側と教育委員会が、「いじめ」と自殺の因果関係を認めて謝罪するのは、被害者が「いじめ」の被害の詳細を日記に書き、加害者と教師を名指して、もう堪えきれないから死ぬ、という内容の遺書を残してから死ぬ「計画的自殺」のみ。
2012-07-11 08:12:3579年、埼玉・中1少年いじめ自殺事件。林賢一君、民族差別絡み壮絶。小学校卒業の際「一生のお願い。死んでくれ」と書かれ、服にマヨネーズかけられ、部活で足げにされる集団暴行を受け続ける。自殺未遂の末、投身自殺 / “埼玉・中1少年いじめ自…” http://t.co/Gj5Tr3u1
2012-07-11 23:15:04「林君の死がクラスメイトに知らされると、遺書で名指しされていたWは「バンザイ!」「あいつ死んじゃった」とニコニコ飛び回っていたという。」 埼玉・中1少年いじめ自殺事件http://t.co/LuRLrg4p
2012-07-11 23:17:14市教委コメント「自殺を防止できなかったという点では遺憾なことではありました。しかし、それは学校及び教師の責任の範疇を越えるものであると考えます…なお、自殺の原因は種々の複雑な要因が噛み合っており何が直接の原因であるかは断定できませんでした」http://t.co/9yTPGEkp
2012-07-11 23:22:45鹿川君は遺書で、いじめが個別の問題ではなく誰にでも降りかかる根深い問題であることを鋭く見抜いていた。「ただ俺が死んだからって他のヤツが犠牲になったんじゃ、いみないじゃないか。だから、もう君達もバカな事をするのはやめてくれ」 最後のお願いだ。http://t.co/W5WjY2kr
2012-07-11 23:35:32良心的に問題解決に向けて努力している人達がいるのに解決できず、これからも同じことが続くとほぼ断言できるのは、弱くてメンドそうなものは人々の意識からこぼれおち、常に後回しになり、忘れられてしまうから。
2012-07-12 02:01:20