おおかみこどもの構造と考察―なぜ花が超人に見えるのか―

matebaM3さんの『おおかみこどもの雨と雪』の構造に関する考察が 素晴らしく鋭かったのでまとめさせていただきました。
おおかみこどもの雨と雪 奥寺佐渡子 映画 2012年 東宝 スタジオ地図 アニメ 細田守
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DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』観ました!いやー、素晴らしかったです!!細田映画は相変わらずの真正面レイアウトと同ポの多さよ 笑
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、中盤のPANを駆使して時間の経過と雨と雪の変化を1カットで同時にみせる演出には鳥肌立った!!今作の演出的ハイライトはここだなあ・・・むしろ、あまりにすごすぎて最後までこれをこえる衝撃がなかった 笑
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、内容的にはどうだろう?シンプルなようでいて結構複雑な構造をしてたから一見しただけでは自分の内で消化できてないってのが正直な感想かなあ・・・
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、とりあえず言えるのは、色々なとこで言われてる「母親を主人公にした子育て奮闘記」的な見方には違和感ある・・・監督自身もインタビュー等でそういう方向性の作品として語ってるようだけど・・・・個人的には主人公は雪だと思って観てたし、そうすると色々しっくりくる
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、そもそも本作は雪の語り(回想)の形式をとってるんですよね。冒頭の夢のシーンも時系列的に考えて花と彼は本来まだ出会っていないわけですから雪のイメージするふたりの姿と考えるとしっくりくるかなと
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、この物語は花から聞いた話しを通して雪がイメージした世界なわけですね。そう考えると劇中の花というキャラクターの描かれ方にも色々な解釈ができます
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、そもそも花というキャラクターは作品の中心人物でありながら意外にもパーソナルな部分はほとんど明らかにされないのです。こどもを産む時、彼が死んだ時、都会を離れる決意をした時、そ時々あったであろう葛藤や苦悩はほとんど描かれていません
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、雨も、雪が人間と狼の違いに悩む姿を繰り返し描いたのに対し、学校での人間関係の不和を匂わせる程度で具体的な描写は全くないのです
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、んで、極めつけ(自分はここでこの物語の主人公は雪なんだと決めてかかりました 笑)は雨と先生の出会いが全く描かれなかったことです
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、花の知らない雨の姿が描かれないだけならスルーしちゃいますが、一方で花の知らないはずの雪の姿(クライマックスなんてまさにですね 笑)は克明に描かれるのですよ
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、そして全編にわたる雪の語り!「これはもう雪が主人公以外考えられないだろう!」と勝手に決めてかかりました 笑
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、そう考えるとこの作品は「子育て奮闘記」と考えるより、もっと単純な「成長の過程で経験する痛みをともなう変化と別離」を描いてるんだと考えたほうが自分はしっくりきた
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、「痛みをともなう変化と別離」は作中でも繰り返し出てくるモチーフですし。花と彼、草平と母親、雨と先生、雪と草平、雨と花、雨と雪・・・
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』、そう考えると雪の語りによる回想形式も兄弟喧嘩したふたりの仲直りが描写されないこともハマってるなあ、と
DIESKE @diecoo1025
実際は10歳雪ちゃんの色気にあてられ「雪主人公説」が頭を駆け回った可能性も 笑 ケモノ臭いとか雨の夜に学校を徘徊とかドキッとする
DIESKE @diecoo1025
くどいけど他の方の感想を見ての『おおかみこどもの雨と雪』補足、しばし指摘されている花というキャラクターに対するリアリティーの不在も、「おおかみこどもは雪による語り(回想)形式」派(なんだそれ 笑)の自分としては全く気にならなかったのです
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』補足、つまり狼としての自分も人間としての自分も受け入れてくれた、雪の理想像としての花。そこには弱さも苦悩も存在しない。(そもそも花がそういうところを見せないようにしてたかもしれないしね)
DIESKE @diecoo1025
『おおかみこどもの雨と雪』補足、僕の勝手な持論に基づいておおかみこどもは「痛みをともなう変化と別離」を描いた作品とするなら、理想化された花という存在は雨と雪にとっての道しるべであり希望だったのかな、と

コメント

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