堕落論

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浅野 真 @makochan1969

【堕落論1】今年ももう後半に突入した。これから2年間は本当に面白くなると思う。それはなぜかというと日本の問題の根本と本質がこれまでに明らかになっているからだ。これまで「政官業報の癒着構造」とか耳では聞いていたが一般人にはわからなかった。それが原発事故を契機に分かってしまったのだ。

2012-07-07 17:02:26
浅野 真 @makochan1969

【堕落論2】政策は官僚が作り実行も官僚が行う。言うことを聞かない奴は司法(警察と検察)と財務(国税と税務署)を使って血祭りにあげる。政治家はお調子者が多いから任せておけないし何をやるかわからない。選挙で落とすのは簡単。マスコミは談合組織であり金を与えておけば何でも言うことをきく。

2012-07-07 17:12:05
浅野 真 @makochan1969

【堕落論3】少し下品な表現になったが、官僚がこの国を操っているのは紛れもない事実である。国家の本質は暴力の独占にある。これが官僚に牛耳られているから政治家がどうこうしようとしても物理的に難しい。鉄板の壁をバットで叩いている様なものだ。

2012-07-07 17:19:53
浅野 真 @makochan1969

【堕落論4】これを根本的に修正させるにはどうするか。官僚組織の解体しかない。しかし一旦解散しても同じようなものが出来上がる。それは仕方が無い。勉強だけができる人間を選ぶとこの程度なのだ。クレイジーな人間が出てこない。命も名も要らないという様な人間が出てこないのだ。

2012-07-07 17:25:58
浅野 真 @makochan1969

【堕落論5】元官僚だとか、官僚の限界を感じて政治家になったという人も多いがそんな輩に変えられる筈がない。役人出身の政治家は役人を頼るのである。(続く)

2012-07-07 17:30:03
浅野 真 @makochan1969

【堕落論6】僕が堕落論とタイトルをつけたのは、坂口安吾の堕落論の一説にこうあるからだ。「戦争に負けたから堕ちるのではないのだ。人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ。だが人間は永遠に堕ちぬくことはできないだろう。(続)

2012-07-07 18:50:31
浅野 真 @makochan1969

【堕落論7】(続き)なぜなら人間の心は苦難に対して鋼鉄の如くでは有り得ない。人間は可憐であり脆弱であり、それ故愚かなものであるが、堕ちぬくためには弱すぎる。」(堕落論より) 官僚も人間であることを忘れてはならない。

2012-07-07 18:51:42
浅野 真 @makochan1969

【堕落論8】官僚とはそもそも繊細な動物である。優秀なことに間違いないが、あのような殆ど意味のない学力試験で良い点を取るということ自体が凡庸の証であり発想が貧困であることを意味する。同じ様な人間が集まるところには失敗をしないことが命題となる。失敗を恐れる人間に改革など出来ない。

2013-08-06 18:07:34
浅野 真 @makochan1969

【堕落論9】改革ができず失敗を恐れるがゆえに官僚は繊細なのである。その繊細な人種は、自らの将来についても保守的である。守るということが体に染み付いている。退職後も税金で飯を食うことを考え続け、民間にいってもその精神構造は変わらないからご意見番と口利きのような仕事しかできない。

2013-08-06 18:14:32
浅野 真 @makochan1969

【堕落論10】官僚の悲劇は、税金で飯を食うことについての自覚がないことにある。その自覚不足は、組織として潰れないという暗黙の了解を前提としている。それが故に、ますます官僚という存在は罪深く繊細なのである。日本という国はGDPの半分以上の金の使い方を官僚に委ねている国である。

2013-08-06 18:29:17