12.07.20 100人企画

100人企画として「一巡目ループ臣」企画始動。シリアスメイン、完全なりきりでの24時間企画のまとめ。
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@T_loop_omi

【100人企画】100人企画として、明日の夕方ごろから一巡目ループ臣になります。二回目の生を受け、酷く混乱し、誰にでも攻撃的になります。シリアス中心、完なり仕様。苦手な方はブロックしてください。詳細はこちらhttp://t.co/0DHiqi7m

2012-07-19 20:44:28

なお、掲載させていただいてます、話しかけてくださったなりきり様には全て許可をいただいて公開させていただいております。そして、当方のミス故にやり取りが掲載できませんでしたなりきり様もいらっしゃり、そちらの方にも許可をいただいて公開しております。ここに掲載します内容は、著作権放棄はしておりません。当方遠坂ループ臣(@T_loop_omi)が呟いております内容は、当方に著作権がございますので、無断転載・引用・転用などは控えていただきますようお願いいたします。また、掲載しておりますなりきり様がつぶやく内容は、なりきり様に著作権がございますので、同じく無断転載・引用・転用など、決してしないようお願いいたします。また、もし見かけられましたら、ぜひ当方へDMでご連絡いただければ幸いです。

内容に関しまして、読みやすいよう時間順に並べていないものがありますのでご了承ください。

――少しでも楽しんでいただければ幸いです。それでは、どうぞご覧くださいませ。

@T_loop_omi

(鋭い三日月が明かりの灯らぬ部屋を仄かに照らす中、椅子に深く腰掛け、部屋を見つめることは、既に毎日の日課となってしまった。その瞳には、夥しい血を流し倒れ伏す己の姿が映り、剣を握り笑う神父や、愉しげに笑う赤い瞳も浮かんで、思わず、ないはずの胸の傷を強く握り締めた)――――……っ、

2012-07-19 21:00:22
@T_loop_omi

(恐怖でも、憤怒でもない、喩えるならば嵐に呑まれた笹舟のような、そんな気持ちだろう。居ても立ってもいられない。素早く立ち上がり、握りしめた礼装を片手に、今まで見ていた己の幻影を踏みつけながら、部屋を出、妻に一声かけて屋敷を飛び出せば、冬木の街へと繰り出し、あてもなく歩き出して)

2012-07-19 21:05:08
@T_loop_omi

(冬木を巡るのもまた日課。殺したはずの嘗ての弟子がもしかしたらいるかもしれない。いやだが確かに殺したと、ふと気づけば言峰教会へと足が向かう。その道すがらも、黒い服を着た男、背が高い男、髪の短い男――少しでも似ている要素があれば足が止まる。恐怖ではない。きっとこれは殺意なのだ)

2012-07-19 21:14:44
@T_loop_omi

(子供だろうと、老人だろうと、少しでもあの男の影があれば、抹消したい。今度こそ己の悲願を達成せねばならない)――……(呪いのような思考からふと気づけば、既に教会についていた。そこは明かりも灯らず、十数年前の事件のお陰で真っ黒に焦げている。嗚呼、大丈夫。殺したのだ)

2012-07-19 21:21:09
@T_loop_omi

(安堵が胸を過る。事件当初、言峰一家の死を嘆いていた父が蘇った。罪悪感などはないものの、父に連れられ参列した彼らの葬式では、花を手向けることに躊躇した。焼死体だというのに、死に顔は綺麗に復元されて、まるで生きているようだった)……殺して正解だった。(胸の安心感に、思わず漏らす)

2012-07-19 21:34:12

――幼い言峰綺礼との遭遇――

@kirei_abn

@T_loop_omi おや、そちらの私は消されてしまったようですね

2012-07-19 21:40:02
@T_loop_omi

@kirei_abn (言葉を漏らした途端、かけられた声に、驚く程肩を跳ね上げ、聞きなれぬやや高い少年の声に振り返って)?――…、……(暗がりですぐには理解できなかった。だが、理解した途端の行動は早かった。握った礼装で横殴りに振るい、横面を殴りつけようとして)

2012-07-19 21:45:54
@kirei_abn

@T_loop_omi またそうして、私を殺すおつもりですか?(中段受けで礼装を受け止めながら薄く笑い) …まだ子供だと言うのに。

2012-07-19 21:49:13
@T_loop_omi

@kirei_abn (足先から脳天まで、電撃を受けたかのような衝撃が訪れる。受け止められた体勢のまま、ぎりりとないはずの傷に痛みを覚えつつ、信じられないという顔つきで少年を凝視し、低く小さく呟いて)――…、ぜだ…殺したはずだ…っ

2012-07-19 21:54:00
@kirei_abn

@T_loop_omi (無邪気な笑みのまま首を傾げ)確かにそちらの私は導師の手によって殺されました。ですが、貴方が魔術に携わる者であるのならば薄らと感づいているでしょう。…世界の外縁で『私達』は生きています。

2012-07-19 21:57:10
@T_loop_omi

@kirei_abn (見た目に相応しくないこの大人びた口調、なにもかもすべて理解しているといった口ぶり、告げられた事実。大きく目を見開き、化物でもみたような顔つきで後退すると、苛烈に瞳を光らせ)ならばなんだというのかね。何故干渉しにきた…っ!

2012-07-19 22:02:16
@kirei_abn

@T_loop_omi (相手の怯える姿に目を細めながら、その場から一歩たりとも動くことなく言葉だけで距離を詰め)何故、と尋ねられても導師には理解できない答えしか返せません。 ――私が愉悦を感じるためです。

2012-07-19 22:07:51
@T_loop_omi

@kirei_abn (自分のため。そう言う少年の言葉にぴたりと音を立てて導き出されたのは、“殺さなければ”ただひとつ。乱暴に礼装を手の中で回すと、ぴたりと少年に礼装を向け)――Intensive Einascherung (轟、と燃え上がる紅蓮の炎はまっすぐに彼へ襲いかかり)

2012-07-19 22:19:36
@kirei_abn

@T_loop_omi (眼前に迫りくる焔の熱に微かに顔を顰めながら) 装うなかれ。許しには報復を、信頼には裏切りを、希望には絶望を、光あるものには闇を、生あるものには暗い死を (洗礼詠唱を唱え紅い舌を起源に返し) はは、からかい過ぎましたか。

2012-07-19 22:24:45
@T_loop_omi

@kirei_abn (放ったはずの火炎が戻ってきたことに瞠目すれば、その火炎に同じ火炎を当て、相殺させて。――攻撃を受けた。最初に攻撃したのは自分だというのにその事実になぜか衝撃を受け、かくりと膝をつくと)……何故だ、何故なんだ、綺礼…何故、私を……

2012-07-19 22:30:38
@kirei_abn

@T_loop_omi (膝をつく『異なる』師の姿に僅かな落胆を抱き溜め息交じりに言葉を紡ぐと) 今のは自己防衛に過ぎません。それに、私自身は導師に対して何の悪害を成すつもりもない。ただ廻った貴方がどのような目で私を見るのか、興味があっただけです。

2012-07-19 22:35:53
@T_loop_omi

@kirei_abn (興味があった。そう言う少年にぴくりと片眉を顰めると、顔をあげ、まだあどけなさの残る、“言峰綺礼”へと冷たい視線を投じ)興味があった?……人を、からかうのも大概しろ。(ふつふつと沸き起こる言い得ない怒り。ゆっくりと立ち上がりながら礼装を握り一歩踏み出して)

2012-07-19 22:42:33
@kirei_abn

@T_loop_omi からかうだなど人聞きの悪い。他人の意見を己の尺度で測らない方が身のためですよ。…さもなければその短慮でまた思わぬ怪我を背後から頂く羽目になりかねない (喉の奥で低く笑いつつゆっくりと踵を返して) 子供はそろそろ寝る時間ですので失礼します。――良い夢を。

2012-07-19 22:48:25
@T_loop_omi

@kirei_abn (低く子供らしからぬ笑い方で、踵を返す少年。ぴたりと歩をとめ、突如現れてまた突如帰る少年に、眉間に皺を深く刻み、その背中を見送ろうか。遊ばれたのだ。あの見下した揶揄に湧き上がる冷えた怒りを押し殺し、姿が見えなくなったなら、感情のまま漸く逃げ出して)

2012-07-19 22:57:44
@T_loop_omi

(悪夢の再来――必死に駆け出し、とにかく逃げねばと駆け出したものの、すぐさま現界を訴えた肺と心臓を押さえ、裏路地によろよろと座りこむと、苦しげに胸を抑えて荒く息をつき)

2012-07-19 22:05:44