『おおかみこどもの雨と雪』は「NHK朝の連続テレビドラマ小説」を見てた人達が見るべき

哲学 @Tetsugaku

なので、まず一回目の放送が流れた時点で、母は食事を作りながら見てるので流し見。なので二回目の再放送で食べながら保管しようと思うが、その時食器を片付けながらのながら見。さらには昼飯時も作ってる時とか、片付けてる時に流し見

哲学 @Tetsugaku

夜もほぼ一緒。食べる時間とか食事時間をずらせよ、て話なのだが、生活サイクル上、どうしてもそうなってたりする。まあ、二回目の再放送の時はちゃんと見れてたかな。でも、それ以外は全部流し見。再放送があると思ってついついちゃんと見ないのだ。

哲学 @Tetsugaku

そこで、待ってくるのが土曜日の総集編再放送である。なんと、月曜日から土曜日までの放送のすべて(１５分×６)を連続放送してくれるのだが。

哲学 @Tetsugaku

しかし、土曜日の母は、「よーし見るぞー」と気合いを入れて見ようとするが、基本的には二・三話目くらい見たら飽きて寝てる。だっていくらか飛ばし飛ばししながらとはいえ、この一週間何度も繰り返し見てるのだから、いざもう一度見せられても最後に行くまでに寝落ちする(ひどい

哲学 @Tetsugaku

おかげで、印象的なイベントとシーンとか、だけが断片的に記憶に残り、中途半端な物語消費をしてるだけである。でも、半年もそれを繰り返せば最終的には女主人公の人生をなんとなく追体験できるので、ぶっちゃけどんな話かよくわかんないけど、大作を見終わったぜ！という満足感だけは得られるのである

哲学 @Tetsugaku

まー、だいたいのあらすじは月曜日の朝刊に一週間分全部載ってるので、それを読むだけで朝の連続テレビドラマ小説の内容は把握できてしまうしね(笑)いや、うちの母は全然そこはチェックしてなかったが

哲学 @Tetsugaku

そんなんで、まじめに物語を消費する気があるのか、て話だが、毎日が忙しいのだ。ほっと一息をついてテレビで長編の物語を楽しもう、と思ったら飯食ってるときにやってるテレビドラマ小説になる、という話である。

哲学 @Tetsugaku

まあ、昼や夜の段階でも寝落ちしてて、後で起きた母親にあらすじを質問されて、哲学さんが解説することもしばしば。でも、ろくすっぽ見てない母は「そんなんだっけ？」てな感じでもう、なんとなくニュアンスだけを楽しんでる感じである。

哲学 @Tetsugaku

なので、うちの母を映画館に連れて行ったとしても、花が恋人に自分の正体を明かされる前に寝落ちしてしまうのがオチである。

哲学 @Tetsugaku

こんな母を見て育ったので、「あー、世の中には、物語をきっちり消費せず、つまみ食いでもなんかやりきった感じで幸福感を得られる人もいるものだなぁ」と思ったものである。

哲学 @Tetsugaku

そしてまあ、うちの母からしてそんな感じなので、果たして「朝の連続テレビドラマ小説」クラスタの方々はつまみ食いとか寝落ちせずきっちり物語消費して批評活動なり、研究活動なりしてるか不安な気もする哲学さんであった。

哲学 @Tetsugaku

以上、連続テレビドラマ小説と母と哲学さんのお話でした。マル