「RPGツクール製なのにRPGじゃない作品」について

他にももっとたくさんありますが、とりあえず思いついたツクール製フリーゲームの枠内でバーッと語ってみました。 ツクールの世界は広いですね。
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米光一成・はぁって言うゲーム遊んでねー @yonemitsu

このまえのニコ生公式ゲーム実況の直後に受けたインタビューです! 日々是遊戯:「制作者もみんな実況するといいよね」――「ぷよぷよ」「ドシン」「かまいたち」の3人が「ゆめにっき」を実況して感じたこと (1/3) - ねとらぼ http://t.co/2ng4xwQt

2012-08-21 12:00:05
ezory @ezory

RT記事から引用→ 飯田和敏(以下、飯田) あのね、RPGツクールで作ったら普通さ、RPGを作っちゃうじゃないお三方が、RPGツクールで戦闘なしの作品に驚いておられるのに逆に驚く。ニコ動実況からブレイクした「青鬼」「ゆめにっき」「Ib」ってツクールなのに戦闘なしという共通点。

2012-08-21 19:34:58
ezory @ezory

ちなみに、アスキーのAコン時代にグランプリを獲ってPSで商業化された「パレット」は、RPGツクール95製だけど戦闘ない。公式コンテストで、RPGじゃないジャンルがグランプリ!って改めて考えるとソフトの意義破壊なのか拡張なのか謎である(注:パレットが名作であることは間違いない)

2012-08-21 19:42:46
ezory @ezory

この辺の「RPGツクールなのにRPGじゃない」ゲームの話をしてたら一人で勝手に面白くなってきたので、ごはん食べたらまたツイートします。フリーゲームに興味のない方は今夜スルーしてください。

2012-08-21 19:47:53
ezory @ezory

よし、RPGツクール作品なのに戦闘とかなくて「RPGじゃない」作品について語ろう。(※RPGじゃないからダメだ!という主張ではまったくありませんので誤解なきよう)

2012-08-21 20:09:58
ezory @ezory

【1】最初に思い出したのは『コープスパーティー』『囚人へのペル・エム・フル』といった有名どころのホラーADV。ツクールdante系ですね。正確にはどっちとも戦闘シーンはあるのですが、ゲームとしての楽しみは謎解きや分岐によるキャラの生死、ホラー演出にあります。

2012-08-21 20:20:19
ezory @ezory

【2】dante系の中でとりわけすごいなーと思ったのは『梓999』(1997年)。ある列車の中に限定されたマップ、淡い独特の色使い、そして完全に戦闘を排除したシステム。一番すごいのは冒頭の「選択」でしょう。短編なのでやりやすいですよ。 http://t.co/d2TuHXkI

2012-08-21 20:25:30
ezory @ezory

【3】そしてRPGツクール95の時代になると……えーと、残った作品自体すごく少ないので、ハイ……。その後のツクール2000がブレイクしすぎて、95といえばRPGの『Moon Whistle』、ADVの『パレット』がフリゲ好きの人の記憶にあるんじゃないかなあ、くらいですすいません。

2012-08-21 20:36:10
ezory @ezory

【4】あ、ツクール95時代で戦闘抜きのゲームというと、『寅井さんちのツトムくん』もありました。人語をしゃべる虎と盲目の少女との短い交流の日々を描く、かなり泣ける作品です。 http://t.co/f6cCn4NC

2012-08-21 20:39:36
ezory @ezory

【5】それと、95時代の『脱出』もその後一時代を築く「ツクールで戦闘抜き・探索」のさきがけのひとつだったのではないでしょうか。先に述べたコープスや囚人~と本作が異なるのは、作中に仲間が大勢いるわけではなく、孤独感が強調されている点です。 http://t.co/BaQWcpT1

2012-08-21 20:46:36
ezory @ezory

【6】さて、ツクール2000時代になると、収録サンプルゲーム『Ⅲ』が私の脳天を直撃しました。すいません、実は2000買ってるのにいまだにひとつもゲーム完成させてないエターナる人です。マップチップ置いてるだけで部屋を飛び出したくなりました。

2012-08-21 20:51:41
ezory @ezory

【7】『Ⅲ』は戦闘があります。では何が新しかったのか?それは「ゴースト」という体を抜け出して探索するシステム。ゴーストはやられても実体で復活できる。実体がやられたらEND。主人公を含めた四人が最後の一人になるまで争う設定で、鬼ごっこのようなアクション性は今までにないものでした。

2012-08-21 20:56:33
ezory @ezory

【8】ちなみに『Ⅲ』の作者は囚人~を作った八百谷真氏。レイヤーのようなマップ構成で、木陰、展示品の下などうまい隠れ場所を作り出し「NPCが死角から飛びだしてきてギャアアアアア」という気分を何度でも味わえます。話が逸れましたが、こういうゲームは結局『Ⅲ』だけ……ですね……。

2012-08-21 21:02:55
ezory @ezory

【9】で、ツクール2000で「これRPGじゃないキング」というと、私はABC男さんを挙げたい。サイトでは30本近い作品を発表されていますが、タイピング、アクション、パズル、謎解きADV、全部RPG外……なのにツクールっていう。 http://t.co/n5WQzFxs

2012-08-21 21:07:52
ezory @ezory

【10】ABC男さん作品で一番仰天したのは『アイノリタクシー』。タクシーで効率的にお客さんを届けて稼ぐアクションパズルです。スクショ見ればわかりますが、ツクールの面影は起動画面しかありません。 http://t.co/MGg3Comd http://t.co/JeAGadnl

2012-08-21 21:13:19
ezory @ezory

【11】何がABC男さんをそこまで突き動かしたのかはわかりませんが、これらの作品群に特徴的なものはなんといっても、従来のツクールシステムを飛び出した、より洗練されたインターフェイスでした。danteや95時代には技術的に難しかったことですね。

2012-08-21 21:21:55
ezory @ezory

【12】インターフェイスについては、ニコ動でも実況人気が高い謎解きADV『マヨヒガ』『オシチヤ』の製作元のサークル「小麦畑」さんでも、メンバーのoumiさんがそのあたりをリスペクトされている記述があります(雑文→2006年1月10日) http://t.co/tXL6r7h6

2012-08-21 21:32:09
ezory @ezory

【13】また、別の角度からツクール2000の限界を試した作品として、リィさんの『旋風仮面』を忘れてはならないところ。旋風パネルを操るアクションパズルです。リィさん作品は、独特のブラックユーモアやSEの演出の上手さが抜きん出ています。 http://t.co/qQiOpMqz

2012-08-21 21:42:04
ezory @ezory

【14】今日の主題は「RPGツクールなんだけどいわゆるRPGっぽい戦闘がないフリーゲーム」なので、サークル「アルファナッツ」さんの一連のシリーズとかその辺はまたいつか。リィさんの『ツクラーの野望』なんかもツクールデフォではないアクション戦闘ですごいのですが以下略。

2012-08-21 21:45:03
ezory @ezory

【15】あ、2000のADV系でいうと『駅』も興味深い。複数のクリエイターがそれぞれの駅を作って、プレイヤーは旅人のようにゲームの中で駅を回る。更新もある。残念ながら完結はしていませんが、2000のオープンソース性を生かした試みでした。 http://t.co/cVPi0ZkR

2012-08-21 21:53:26
ezory @ezory

【16】『駅』代表のみゃこさんの『キマイラ・ブーム』(2001年)もすごかったなあ。歩行キャラが自作のゲームは印象に残りやすいですね。この作品の場合、キャラに表情はないのですがかえって怖いっていう。 http://t.co/dTCuurrH

2012-08-21 21:59:20
ezory @ezory

【17】力尽きてきたので、2003は飛ばしてRPGツクールXPに飛びます。飛びますつっても、2003→XP→VX→VX Aceとツクールソフト自体は進化しているのだが、製作側がいちいち買い換えるわけではなく、素材の問題とかあるのでいまだに2000や2003がぶいぶいゆってる。

2012-08-21 22:12:45
ezory @ezory

【18】XPが発売された2004年「これは新たなる一歩!」と思ったのは、てつさんの『オトツカイ』。きわめて無力な主人公が「音」を拾って使って謎を解くゲームです。たとえば敵に殴られると「殴」の音を拾い、別の場所を殴ることができたりとか。 http://t.co/XF7kiPVo

2012-08-21 22:16:55
ezory @ezory

【19】今はWOLF RPGエディターのようなフリーのエディタもあるし、なにか面白い試みをしている人がやっぱりいるんじゃないかな、と思っていますが、ツクールもウディタも作品数増えまくっていることもあり、全然チェックできてません。すまぬ……すまぬ……。

2012-08-21 22:21:18
ezory @ezory

【20】最後に「これがRPGツクール製なのか!」といろいろな意味で度肝を抜かれた作品をいくつかあげて締めたいと思います。

2012-08-21 22:33:31
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コメント

オコックス @okox22 2012年8月22日
個人的に、RPGツクールだからこそ非RPGの良作が生まれたんじゃないかと思っている。RPGツクールは比較的容易にRPGが作れるために、戦闘システムに幅がつけにくい(勿論そこを追求した良RPGもある)。そのために戦闘以外の要素に力が入っていったんじゃないかと。
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オコックス @okox22 2012年8月22日
名作はだいたいまとめ主さんが挙げているので、それ以外で自分が好きなものを便乗して紹介させて頂くと、パズル部門では『勇者様御一行殺人事件』。避けアクション部門では『食い逃げ野郎シリーズ』を推しておく。
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ezory @ezory 2012年8月22日
コメントありがとうございます。『勇者御一行様殺人事件』は『オトツカイ』と同じ作者さんのこともあり、今回は省略してしまいましたすいません。『食い逃げ野郎』も懐かしい。
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ezory @ezory 2012年8月22日
「ツクール製なのに非RPG」に関しては、吉里吉里やNScripterのようなADV向けのスクリプトエンジンがまだ今ほど発展&普及していなかった時代性も関与してるのかなーとも思っています。いずれにせよツクールの枠を越えた作品が多数現存するのは嬉しい。
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111 @becomegame 2012年8月24日
めっっちゃ懐かしいね! そしてその系譜は今でもWOLFエディターやRPGツクール2000(2ch系)でしっかりと受け継がれているという…。
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keel @NORTHtheKEEL 2012年8月24日
商業で出たイーハトーヴォ物語の立場が… あと、オトツカイのページ、RPGとは関係ないが超絶トラウマが掘り起こされた
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ezory @ezory 2012年8月24日
思いがけなく反響を頂き、ありがとうございます。今回語ってるのは「RPGツクール製で/戦闘がないフリーゲーム」に絞っておりますので、最初からコンシューマで出た作品に関してはフォローしきれてませんし、その点では抜けも多いと思います。たとえば『イーハトーヴォ物語』は初めて聞くタイトルですごく興味深かったです、
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ezory @ezory 2012年8月24日
【宣伝】前にゲームコラム同人誌『512メガショック!2』で、フリゲ特集を担当しました。そっちの記事だと、Dante98製大作ADV『ComeBackAlive』が戦闘が(一部パートを除き)なしです。書店にまだ在庫ありますのでご興味のある方はぜひ。 http://512mega2.web.fc2.com/512mega_2/
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ezory @ezory 2012年8月24日
【尋ね人】『ComeBackAlive』の高木乗次氏の現況をご存じの方はいらっしゃいますか?上の同人誌、それぞれのフリゲ作者さんには献本として本誌をお送りしたのですが、高木氏だけ消息不明でして……。作品はファミ通サイトからDL可 → http://www.famitsu.com/freegame/other/0074.html
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keel @NORTHtheKEEL 2012年8月30日
イーハトーヴォはどちらかと言うとゆめにっきとかやってた人たちに対してなんで、まあ気にせんでください。個人的に、ゆめにっきは他の戦闘なしRPGと並べても違和感バリバリあるところが凄かった。『盗人講座』も好きだったが、これも戦闘がなかった覚えが。見返すと過去作がホント多いなあ。
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