ホラー映画ベストまとめ　2010

TakTak @HBWL

10位　『ハチェット2』　やっぱりね、スプラッターなんだからこれくらいやってほしいものです。腸で首縛り！ローラーで脳潰し！馬鹿長いチェーンソーで股割り！正直前作と比べると本筋がグダグダなんだけれど、トニー・トッドの大活躍で帳消しですよ。素晴らしい死に様！

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9位　『フローズン』　10位の人が作ったとは思えない、ほとんど流血のないサスペンス。これが怖いんですよね。凍傷でポールに手が貼りついて…ってところではおもわず「ヒッ…」って声が出ちゃいました。ボンクラ全開な会話も楽しい。

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8位　『デイブレイカー』　とにかくダークなヴィジュアルとウィレム・デフォーが超かっこいい！オチはなんというかおいおいって感じだし治療法も笑えるんですけれど数々の場面が最高にスタイリッシュ！たのしかったです。

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7位　『クレイジーズ』　まさかのリメイク大成功！オリジナルにあったなんとも鬱になる暗くて冷酷なロメロの視点は消えうせましたが、これがアクション・ホラーとしてはなかなかの出来。殺し方のバリエーションも豊富だし、本筋もよくまとまってる。テンポよくラストまで一気に魅せます。

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6位　『ウルフマン』　ベニチオ・デル・トロっていうなにもしなくても狼顔な役者とアンソニー・ホプキンスという存在感のある役者を起用した時点でこの映画は圧倒的に勝利しています。エミリー・ブラントも美しいし、久々にゴシック・ホラーをお腹一杯楽しみました！

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5位　『レイキャビク・ホエールウォッチング・マサカ－』クズ同士のバトルロワイヤル！とにかく出てくる奴らがみーんな酷い酷い。裏切り密告なんでもあり！もちろん銛でさっくり言っちゃうシーンもありますよ。その中でも裕木奈江のビッチっぷりはホント素晴らしい！

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4位『ザ・テロリスト』　まさかあのウーヴェ・ボルのホラーを評価する日がくるとは思わなかったぜ！（『ポスタル』はすきです）鬱屈した男の日常をボルらしからぬ丁寧さで描き、そこから恐ろしい大残酷絵巻へと突入してゆく。本当にあり得そうな男のボンクラ具合がなんともいえません。

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3位　『The Loved Ones』　キチガイ×ゾンビ×トーチャ－な大傑作！これは本当に素晴らしい！小物とか音楽とかの使い方がとてもかわいくて、サイコ女の言動がいちいちポップで楽しいんですよね！サブプロットのダラダラ感との対比が秀逸。ニューシネマのような終盤の展開が最高。

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2位　『ムカデ人間』　今年のホラーの中で一番狂った傑作！ムカデ人間つくりたいんだよね、うん、そうムカデ！理由はないけど！ってノリで最後まで進むんだからたまらないです。マッドな博士の迫力満点な顔がたまらん。日本語のアドリブもよし。一番楽しんでたのは間違いなく製作者だな。

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1位　『Heartless』　詩情に満ち溢れた美しい作品。人の悪意を生々しく描いた脚本、効果的な炎の描写、息をのむような絵画的で美しいショット等々、あんまり話題になってないのが悔しい文芸的な香り漂う傑作。脚本がよく練られていて、最後はすこし泣きました。日本公開を嘆願します。

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今年はホラー豊作でした。去年は第9地区っていう大傑作があったけど今年はどうかな？って思ったらこれがなんとも粒ぞろい。キックアスやエクスペンダブルズに始まる暴力大作のつるべ打ちに痺れ、ムカデ人間等のインディ系に驚かされ、〆をウォーキングデッドという大傑作で迎えた良い年でした。

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選外だったけど語っちゃうその1：『スプライス』　ギリシア劇のような母と娘の相克と近親相姦に遺伝子技術を絡めるという何とも奇妙な味のある作品。中盤のセックスシーンは今年見た映画の中でも一番官能的だったかも。人間性と獣性のバランスを終盤で大胆に崩してしまったのが惜しい。

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選外だったけど語っちゃうその2：『ハウス・オブ・ザ・デビル』　ビバ80s！って雰囲気な、80年代スラッシャーへの愛あふれる怪作。トビー・フーパーの作品かこれはってみてる間に思っちゃいましたよ。ダサダサな音楽に変なカメラワーク、80sな小物が見てて楽しい。終盤の惨劇がいい感じ。

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選外だったけど語っちゃうその3：『ドッグハウス』　去年見たのでランクインはしてないけれど、間違いなくベスト5には入る快作。ボンクラ男どものアホな会話も楽しいけれど、それ以上に手作り感あふれるゾンビたちがかわいい！小ネタもいちいち笑える素敵なゾンビ・コメディです。

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選外だったけど語っちゃうその4：『Let The Right One In』これも去年見たのでランクインはしてませんが個人的にはとても好きな作品です。ラストのプールのシーンは何度見ても胸がふるえる。ガラス越しの会話もとってもかわいい。終わり方がせつないんだよなあ…

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選外だったけど語っちゃうその5：『ビー・デビル』　ある孤島の村で虐げられ続けている中年女性が娘の理不尽な死を境に狂気に突入し、島民皆殺し…らしいんですけどみれなかったよ！くそ、フィルメックスめ！なんであんな時間に上映するんだよー！（ただの愚痴です）

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選外だったけど語っちゃうその6：『Devil』　最近シャマランの関わった作品の中では1，2，を争う面白さ。ただ、神の不在を「悪魔」の存在を認める事で解決する展開は頂けない。これじゃあ単なるキリスト教のプロモだろ。シャマランが監督してないからか、どうも宗教への視点が甘かったです。

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『ラスト・エクソシズム』はその点キリスト教への懐疑をうまく料理した作品になっているらしいので楽しみですな。DVD発売が…はあ…ピラニア公開してくれよ…