【エアミス研】ロジック派? サプライズ派?

エアミス研メンバーによる朝まで生討論。 議論に重点を置いたロジックものと、叙述トリックに代表されるサプライズもの。どちらのタイプのミステリ作品が好きか、二つの要素の両立の可能性はあるのか、など。 エアミス研について 創立の経緯 続きを読む
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no73 @no73m

@paparapa0917 あ〜、それは確かにミステリとは呼ぶべきでないかもです。でも実はそういうホラーもけっこう好きだったりするんですけど。

2010-07-17 02:35:57
アウクソエ @aukusoe

@no73m おお! そんな由緒正しい作者さんだったとは! 文庫やノベルスしか読んでなかったので、馴染みがない人でしたがこれは要チェックですね。面白そうな作家さんを教えていただいてありがとうです。

2010-07-17 02:37:02
sad @Sotobato_Nihu

『徹底した可能性の議論の量』どころか、もう『正解』なんて求めなくてもいいから、ただ筋(推論規則)に沿って公式を吐き続けるような議論で十分満足できるようになりました

2010-07-17 02:37:13
紫藤はるか👺 @AzisaihS

可能性追及とサプライズなら、あれがあった。中井英夫。 #air_mys_ken

2010-07-17 02:39:11
@hankotyann

ですよね!!セリヌンティウスは彼女の動機と方法の繋がりにやや疑問が残るものの、それを除けば素晴らしいディベートの数々!石持さん作品の中で好きなものの一つです。「扉」も斬新で且つ無駄がないってところがなんとも魅力的です。 #air_mys_ken

2010-07-17 02:40:49
sad @Sotobato_Nihu

「これだからこうですね」「だとするとこれを元にこうなる」というような会話だけを読みたい。その結論には拘らないから、ただ延延と続いて欲しい。

2010-07-17 02:40:53
paparapa @paparapa0917

依井貴裕は2004年くらいまでは遅筆組で通ってたけど、この奇跡の年以降はすっかり忘れ去られてると思ってた。

2010-07-17 02:43:21
@hankotyann

うわあああやべえもう寝なきゃ……くそっ……ミステリTLがこの後盛り上がらないように呪いを(自主規制)

2010-07-17 02:45:04
paparapa @paparapa0917

@aukusoe まあ、本当に最後でまた、うぉ!ってなりましたけどね。1回の読了で、3回は驚きましたね。

2010-07-17 02:48:15
sad @Sotobato_Nihu

ディベートは・少なくとも見かけ上は論理的な会話が求められる・それでも結論が正答とは限らない からこれからのミステリの肌には合う

2010-07-17 02:48:34
ないとー @schizophonic

依井貴裕といえば、方向性は違うけど、笑いだしたくなるくらい力技繰り出してくる『歳時記』と『夜想曲』みたいな、あんなのまた読んでみたいものです

2010-07-17 02:49:07
アウクソエ @aukusoe

名前が挙がってない議論が盛んな作品というと、アルファベットパズラーズ、密室殺人ゲーム、パスワード探偵団あたりが好きですね。特にパスワード探偵団は登場人物ごとに「メルヘン推理」や「駄洒落推理」みたいな個性が出ていて面白いね。 #air_mys_ken

2010-07-17 03:00:22
@tomarin

そういえば、遙か昔、ミス研の会誌に「理想の犯人当て小説」というエッセイを書いた時に「ロジックではなくレトリック」を引用させて頂いたことを思い出しました。読み返してみると、「論理の飛躍による詭弁」(西澤保彦)というのも引用してるなあ。どこに書いてあったのかは忘却の彼方……。

2010-07-17 03:11:06
sad @Sotobato_Nihu

点から点の間に正確に線を引くための道具だったもの、それで自由奔放に線を引いて楽しむのは何も間違ったことではないですよね

2010-07-17 03:22:08
ないとー @schizophonic

ミステリのロジックには1+1が2であることを証明する面白さと1+1を10にする面白さがある

2010-07-17 03:56:47
mihoro @mihororo

氷川透さんの日記 http://bit.ly/b1rMTS「本格における論理とは実はロジックではないです。むしろレトリックなのだと思います」西澤さんの「論理の飛躍による詭弁が説得力を持つような状況をいかにつくりあげるか、それこそが本格の要諦である」は、今はなき西澤さんの日記が元。

2010-07-17 07:20:09
中村U子 @when_we_cry

叙述トリックだけでなく、ハウダニットやホワイダニットをサプライズに含めるなら両立するかと思います。作例は有栖川有栖の長編いくつか QT @aukusoe ロジックつまりは可能性の議論と、叙述トリックなどのサプライズ要素って、相反するんですかね? #air_mys_ken

2010-07-17 07:59:13
mihoro @mihororo

エアミス研のTLが早くてとても追いつけないや。竹本健治さんの『フォア・フォーズの素数』はいいですねえ。『虹の獄、桜の獄』も建石修志さんの絵が雰囲気満点。本格は本来「ロジック」、でも好きなのは「サプライズ」。 #air_mys_ken

2010-07-17 08:14:59
siva0203 @sivajun

おはようございます。面白そうな議論をされていたのですね。自分はサプライズ派ですが、いきなりのものよりロジックで組み立てられた議論をし尽くした上に最終的にどれも否定されてサプライズが…みたいなものが好きです #air_mys_ken

2010-07-17 08:25:04
中村U子 @when_we_cry

激しく同意♪ &私が偏愛するのは有栖川『双頭の悪魔』後半での有栖&望月&織田の掛け合い QT @hankotyann 様々な可能性を一つ一つ状況から潰していく過程は最高に好きです。私が石持さん作品を盲愛する理由がこれ。(笑) #air_mys_ken

2010-07-17 08:36:39
中村U子 @when_we_cry

P.S.私はサプライズ寄りの読者ですが、本筋でなく遺体装飾などで「そんな理由だったのか!」と吃驚させるホワイダニットに激しくサプライズを感じます。前期クイーンとか有栖川とか QT @aukusoe 二つの要素が組合わさったミステリはありそう。 #air_mys_ken

2010-07-17 08:40:08
ガムおじさん @gm617

僕は叙述を軽いミスディレクションに使った、ロジックものが好き。下手な人がやると焦点がぶれた曖昧な印象の作品になりそうな気がしますが。 QT @aukusoe ロジックつまりは可能性の議論と、叙述トリックなどのサプライズ要素って、相反するんですかね? #air_mys_ken

2010-07-17 09:00:51
ガムおじさん @gm617

同意。僕は笠井潔の某名作の首切りの理由が好きです。 RT @when_we_cry: P.S.私はサプライズ寄りの読者ですが、本筋でなく遺体装飾などで「そんな理由だったのか!」と吃驚させるホワイダニットに激しくサプライズを感じます。 #air_mys_ken

2010-07-17 09:03:41
紫藤はるか👺 @AzisaihS

そういえば、ロジックとサプライズの組み合わせ……なら、北山猛邦の作品とかはどうなんだろう。ホワイダニットが他の小説では有り得ない話があった気がする。 #air_mys_ken

2010-07-17 09:13:31
ないとー @schizophonic

@AzisaiS 北山の場合の動機は、奇妙な理屈で驚かせてくれるけど、事件の構造と絡み合ってないので、ロジックというよりむしろ叙述トリックのような一発ネタに近いと思います。 #air_mys_ken

2010-07-17 09:24:44