シングルイシューは原理的に不可能である。7月にそんな議論をしたのを思い出した。

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe あ、でも、せっかくだから、調さんに質問。一つの社会運動が、シングルイシューであり続けることって、原理的に可能なんでしょうか？

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe 僕も基本認識は同じです。シングルイシューを継続することは不可能。でも、あえてそれを標榜するシングルイシュー主義の運動はあっていいと考えます。

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe 調さんはお読みになっているかどうか分からないですが、僕は日の丸も団体旗も、全部OKにすれば？という意見ですよ。

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe で、調さんの言わんとすることは、シングルイシューを謳いながら、日の丸OK／団体旗NGとするのは、後者にはすでに反原発以外のイシューが持ち込まれているので、矛盾を孕んでいる、ということで良いのでしょうか？(それなら理解できます)

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe で、それについての僕の考えは、そもそも、シングルイシューというのは原理的に成立しないだろう、ということを前提にします。日の丸OK／団体旗NGは矛盾を生みます。それも同意します。

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe が、それは官邸前行動はシングルイシュー主義を唱えたが、少なくともダブルイシューとなってしまっている。それだけのことにも思えます。そこに矛盾があるから、この主催者には付いて行けない、という人は、行かなければいいだけです。

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe 批判をやめるべき、なんて一度も言ったことがないですよ。批判はしたければ、すればいい。デモは参加したければすればいい。参加の欲求より、優先すべきことがあったら、その人は参加しないでしょう。良い刺身が手に入ったら、僕は金曜日の夕方にそれを食うことを優先しますし。

kentarotakahashi @kentarotakahash

シングルイシューについては、調さんとお話したことで、考えが整理できました。「非常に無理がある」には同意です。僕は原理的に不可能ではないかとも考えます。日の丸OK団体旗NGが別のイシューを引き寄せる、にも同意です。全てOKにしなければ、矛盾を生むと考えます。 @M_shirabe

kentarotakahashi @kentarotakahash

ただ、シングルイシューの運動は、その原理として、別のイシューを持ち込む者に、それを取り下げることを求めねばなりません。その求め自体が、別のイシューを運動内に含有させてしまう、ということは避けられないと思います。 @M_shirabe

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe これ、読みました。このような反応が生まれるのは当然です。そこにおいては、調さんと特に見解の隔たりはないと思います。 「今後組合としてこの行動にどう参加するか、しないのかは私たちで決めます」。こうなるのも当然ですね。 http://t.co/ADmPDgxh

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe ちなみに、僕は排除されたと考える組合の方々が「今後組合としてこの行動にどう参加するか、しないのかは私たちで決めます」とするのは当然と思います。同様に、主催者が「主催者として、参加者にどのようなお願いをするかは主催者で決めます」とするのも普通のことでしょう。

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe その「お願い」は、官邸前行動はシングルイシューで行う、というテーゼに照らせば、矛盾を孕んでしまう。そこは調さん同様、そう考えますが、シングルイシューは突き詰めれば、必ず、そういう矛盾を生むものです。

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe だから、そこは主催者特権を発動するしかない。主催者が考えるシングルイシューの実現のための排除行動（あるいは自粛のお願い）は、シングルイシューに抵触しない、という。シングルイシュー主義というのは、そういうものなんじゃないですかね。

kentarotakahashi @kentarotakahash

@M_shirabe しかし、主催者にはそのような主義／方法論の運動を行う自由があります。私達のシングルイシュー主義とは、そういう主催者特権を認めるものである、とすれば、もはや矛盾もありません。それが原発を止めるのに有効かどうかは、時が答えを出すのを待つしかありません。