上領亘さんのドラムプレイに関する知られざる事実について。
- kasouusagi
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WK:「あぁ、よく聞くよね、そういう話。でもそれじゃヘナチョコな音しか出ないし、きちんとした正確なビートが刻めないうえにストロークも滅茶苦茶になるから。」
2012-09-07 23:46:01WK:「あと、手首がぶれると、当然ながら狙ったとこにスティックを落としにくくなるから、おのずと良い音が出るポイントにヒットしない。即ち良い音が出せなくなる。」
2012-09-07 23:46:51WK:「しかも、そんなんじゃスティックすっぽ抜けちゃうし、ロクなことないよね、ホントに(笑)。俺は基本的にステージに3本しか持っていってなかったし(笑)。」
2012-09-07 23:48:13WK:「うん、そう。でも、最近は折れたときのことも考えて増やしたけどね。やっぱ3本はあんまりかな〜って思って。それでも全部で5本。ま、若手がこれやったら確実に怒られるだろうけど。ふざけてんのかっ!って(笑)。」
2012-09-07 23:49:36WK:「いろいろセミナーの依頼とか、教則DVDの企画とか声かけてもらうけど、全部お断りしてる。申し訳ないんだけどね。さすがに一般人には無理だから。 だから、教えるのはプロの連中だけ。」
2012-09-07 23:52:50WK:「そう。しかも、武道と同じで、実は、きちんとしたオリジナルの型(カタ)もあるからね。」 型ですか? 上領さんオリジナルの?
2012-09-07 23:54:37WK:「生徒は既にプロのドラマーなんだけど、きちんとした姿勢やストロークを体得させるために一日中みっちりと型のトレーニングをやらせる。じゃないと無理なんだよ。だから、スネアを一発も叩くことがなく初日のレッスンが終わる。...みたいな感じ。」
2012-09-07 23:55:53WK:「その基本がしっかり出来てなきゃ話にならないし、しかも、それから上達するかとか、テクニックを磨くとかはまた別の話。あくまで、型は基本にしか過ぎないよ。でも、一番重要。」
2012-09-07 23:57:54WK:「じつはあれの秘密って、指が動いてるからそう見えてるだけなんだよね。手首の動きじゃないんだよ。ストロークに手首は全く使ってない。」
2012-09-07 23:59:26WK:「そう、全く使ってない。実際は、各楽器のポイントにヒットする直前で、指でスティックをコントロールして叩いてるんだよ。」
2012-09-08 00:00:54WK:「そう。しかも、肘から手首はきちんと固定してるんだけどヒットの直前まで手先には殆ど力を入れてない。それはシンバルでもフロアタムでもハイハット群でも全部同じ。それで、指でコントロールしてるからこそ確実に狙ったアタックタイミングでヒットできる。」
2012-09-08 00:01:46