DTさんBBTキャンペーン「Do you Remember Love」解説

参加された方達の思い出に。
5
DT @dtkz

えーっと、現在パソコンから打ってるので、長文連打はご容赦を。

2012-09-18 22:28:10
DT @dtkz

まぁ落ちついた、というのが……先日、回していたキャンペーンが終了しまして、それに関して連連と書いていこうかと思っております。5話編成、約半年かけて続けてきたキャンペーンですが、無事終了したのは、プレイヤーの方々のお陰で有り、もう感謝の気持ちでいっぱいです。

2012-09-18 22:30:10
DT @dtkz

PC1:コーチ、PC2:ヨビさん、PC3:れーな、PC4:りんね、PC5:マッキィ、皆様には本当に心から感謝を。まずこのキャンペーン、BBTというルールに合ったゴシックホラーちっくな、都市伝説を主体にしたお話がやりたいという気持ちがあって、それを形にしたお話です。

2012-09-18 22:32:17
DT @dtkz

そこに、人が抱く悪意や絶望がどれだけ深くて根強いか、救いがたいか……それと同時に、正義のヒーローという存在が尊くて泥臭くて、人に左右される危うい存在か、とか色々な要素を詰め込みました。それらを一つにまとめる助けとなったのは、ミームという架空の存在。

2012-09-18 22:34:48
DT @dtkz

情報や文化、価値観などを構成する架空の遺伝子のようなもの。それが具現化させられて、人々によって捻じ曲げられる都市伝説達、そしてそれに立ち向かうPC達……その水面下で進む大きな策略、という感じに仕上がりました。

2012-09-18 22:36:40
DT @dtkz

前回のキャンペーンがPCに依存した内容だったので、今回はどんなキャラクターが登場人物でもお話の流れは変わらないものを、と心がけて作りましたが、その部分はしっかり成功したんじゃないかな、と思ってます。

2012-09-18 22:37:54
DT @dtkz

公式ルールでは登場してない神話の神を多少出したので、次回のサプリメントでそれの登場が決まってしまった以上、もうこのキャンペーンを回すのは不可能だなぁというのが少し名残惜しい感じはします、でもまぁ参加していただいた皆様は楽しんでくれたのでOKだと思います。

2012-09-18 22:39:17
DT @dtkz

皆さんからシナリオ含めて好評をいただきましたが、キャンペーンシナリオ回して改めて思ったのはPC、もといそれを回してるプレイヤー無くして、お話は形にならないので、やっぱりプレイして頂いた方々には感謝の気持が絶えません。どんな素晴らしい物語でも、脳内妄想では意味が無いということですね

2012-09-18 22:41:21
DT @dtkz

えー、ではここで、軽くボスやNPC、PCにも触れようかと……先程も申し上げたようにもうおそらくは回せないキャンペーンなので、あえてそれを話すのも一興という所でしょうか……。

2012-09-18 22:42:35
DT @dtkz

キャンペーンシナリオ名「Do you Remember Love」 一話「One Night Carnival」 都市伝説が具現化する事件が多発する昨今、それと同時に目撃証言の増える、白でも黒でもない、灰色の羽。こういった事件を取り仕切る警視庁死霊課に作られる特別チーム。

2012-09-18 22:53:36
DT @dtkz

そこに集まるPC達と、胡散臭い民俗学者。その学者の助言で、首なしライダーを倒すも、その伝説には原型があり、それは尾ひれをつけて語られる伝説の暴走族の総長だった。そして、人々の噂を誘導して、その総長を都市伝説として具現化させることで倒す。

2012-09-18 22:56:22
DT @dtkz

現れたのは伝説の暴走族『ダークエンペラー』の総長。顔のない暴走族たちを率いるその伝説をPC達は打ち破り、都市伝説を倒す方法を見つけ出したPC達、というところで終了。

2012-09-18 22:58:18
DT @dtkz

ちなみに第一話のタイトルは氣志團のヒットナンバー、『One Night Carnival』kara

2012-09-18 22:58:58
DT @dtkz

第二話『Garamon song』 移り変わっていく人々の興味、今度はうわさ話でよくある恐怖へと移って……夢の中で理不尽なお願いをしてくる少女『呪いのアリス』が池袋で噂され始める。だが、それに原型やモデルもないことがわかり……それが子どもが作り上げた怖い話。

2012-09-18 23:00:53
DT @dtkz

つまり生まれたばかりの伝説であることが分かる。それを倒しても、一向に収束しない噂、人々の一人一人が、勝手な怖い噂を作り上げて、広めていく……限定空間で複数人で行われる怪談話の語り合い、それは池袋という空間で、人々が行う百物語をもしていた。

2012-09-18 23:03:06
DT @dtkz

それによって、産まれるのは百物語の最後に現れるという『青行燈』 正体不明でいまいち詳細も定かではないそれ、際限なく人の噂話で強化される可能性があるために、その方向を誘導して弱点を付与することでPC達はそれを無事に打倒する。

2012-09-18 23:04:46
DT @dtkz

ちなみに第二話『Garamon song』は、世にも奇妙な物語でよくかかる、あの不気味なメロディの名前。

2012-09-18 23:05:36
DT @dtkz

第三話「Smiling」 灰色の羽という、事件を多発させてる原因は都市伝説にしか手に入れられない。だからこそ、PC達を人々の噂にさせることで擬似的な都市伝説に仕立て上げる。だが、その裏で、移り変わった人の興味が原初の恐怖、成り代わり、と移っていた。

2012-09-18 23:07:19
DT @dtkz

ニコニコ動画のような動画サイトでも有名となったPC達、勝手に付け加えられていく設定の数々、それによって人々の頭の中だけに作り上げられた架空のPC達に……成り代わりが取り付く、自分の周りの人が実は化物に成り変わられていたら、という恐怖。自分自身の分身ともいえる存在と戦うPC。

2012-09-18 23:09:15
DT @dtkz

無事に撃退するも、灰色の羽は手に入らない。なぜなら、それは、自分で自分自身を倒して、人々の興味から外させてしまったから。同時に、ギミックが発動して第三話のタイトルが変更される。「The Crawling Chaos」となった第三話。

2012-09-18 23:10:57
DT @dtkz

PCたちと常にいた、民俗学者が実は、クトゥルー神話のニャルラトホテプの化身の一人だった。実は○○が○○だったら、という成り代わりを地でいく、クトゥルー神話に恐怖の興味が全て移って、それによって灰色の羽がニャルラトホテプの物に。

2012-09-18 23:12:32
DT @dtkz

神話の中でも、一番新しく、都市伝説、うわさ話に近い、グレーな存在。灰色の羽の力を使って、全ての人がPCたちの記憶を失うように仕向ける、絶体絶命となったPC達を救うのは第一話から登場してきた正体不明の正義の味方、『日曜日よりの使者』

2012-09-18 23:14:04
DT @dtkz

その助けを得て、逃げおおせることに成功するが、大事な人から忘れ去られたPC達。そして、『日曜日よりの使者』とは、PC1の幼馴染の少女の身体に取り憑いた、都市伝説のようなものであることが完全に判明する。

2012-09-18 23:15:27
DT @dtkz

第三話のタイトル、『Smiling』はニコニコ動画で歌い手の人が集まって歌った合唱曲、そして『The Crawling Chaos』はRAGEというメタル・バンドの楽曲、名前まま、ニャルラトホテプの二つ名、這い寄る混沌のことである。

2012-09-18 23:16:55
DT @dtkz

第四話『Do you Remember Love』 PC達の中にある自分と誰かを結ぶ絆、それがなくなれば世界から忘れ去られて消えてしまう大事なそれは、ニャルラトホテプの化身、胡散臭い民俗学者に結ばれていた。PC達はどうにかして大事な人との絆取り戻し、その敵と絆を断ち切る。

2012-09-18 23:19:04