僕、高校は男子校に通ってましてね。そりゃもう男子しか居ないことだけあって、 当時は学校のクラス全員の五感が性欲、言語が下ネタで出来てるような状態でした。 で、その中に友達に小林くんって言う友達が居たんです。
2012-09-20 21:45:41コイツは中学の時にカップラーメンオナニーの情報を漫画か何かで仕入れたらしく、 実践してみたら亀頭に火傷と切創を同時に負ったって言う大変にファンキーな経歴の持ち主した。
2012-09-20 21:46:31で、高校1年の時、またどっかから要らん知識を持って来たらしく、 今度は『生肉オナニーがとてもイイらしい』『肉の感じがホンモノのまんこっぽい』ですと。 今日実践してくる!と元気に宣言して帰って行きました。 彼のオナニーに掛ける情熱は、なんかもうアスリートのそれです。
2012-09-20 21:48:01で、後日の結果報告。 本来ならステーキ肉二枚でチンコを挟んで腰を前後させるのが作法らしいんですが 彼の家の冷蔵庫には分厚い肉なんて無く、とりあえずあった豚ばら肉をホール状に丸めて代用したらしいです。
2012-09-20 21:49:38結果、感想は 『なんつーかな、チンコの熱で油が溶ける』 『油とローションじゃ事情が違うから風呂場でやらんと後々困った』 『出した後は豚に土下座したくなった』
2012-09-20 21:51:50でした。彼が生肉を片手に畳の六畳間で腰を振る姿は 親が見たら助走をつけて殴るレベルのシロモノだったと思います。 個人的には射精まで至った事を褒めていいと思うんですが。
2012-09-20 21:53:06当時、オナホの存在は知っていましたが、ネット通販等は発達してない時期ですので、 手に入れるとなるそれ用のお店に自分で行く以外に買う手段がありません。
2012-09-20 21:55:44そしてこの時代、オナホはまだまだ市民権を得ておらず、買いに行くとなればプーアルがナッパに挑むほどの勇気を要しました。 ですんでオナホが手に入らない以上、伊東も手オナニーの一段上、生肉オナニーが大変魅力的に感じていました。
2012-09-20 21:57:17そして後日、意を決してスーパーに肉を買いに行きました。 人間、不思議なものでTUTAYAでAVと映画、本屋でエロ本と漫画の単行本を同時に買うように 心のどこかでエログッズを買うのはバレたくないと言う作用が働いたのでしょう 伊東は肉だけでなく野菜を買いました。
2012-09-20 21:59:33ステーキ肉は高くて諦めて、オナニー用の牛切り落とし肉、にんにくの芽、ピーマン、もやし。 一見すると野菜炒めであるかのようなカモフラージュを張り巡らして購入後帰宅。 勃起しながら半笑いで帰りの道を歩いたのを覚えてます。ちんこ立たせながらスキップと言う得難い経験です。
2012-09-20 22:02:58息子が始めて家事に興味を出した事にオカンは喜び、熱心に料理の技術を僕に教え、 父親も「おっ、お前が作ったんか。にんにくの芽と肉のセットは美味いなぁ」と、料理の味も大変好評で 弟が高校受験でピリピリしていた食卓の空気が和らぎ、伊東家が団欒に包まれました。
2012-09-20 22:08:02牛肉は本来の役目を全うし、伊東は今後もうこんなには出ないであろう量の冷や汗と苦笑いと引換に 「こんにゃくオナニーも危険だからやめとこう」と言う教訓を得たのでした。 ありがとう小林くん、ありがとう牛肉さん。あれから15年たった今、僕は元気です。
2012-09-20 22:10:54