【9/22 グラニア召喚】

@GardenKayneth

(今日は久々に"あの夢"を見てしまったな……)(頬杖を突いた状態で書斎の机に向かいながら一人、夢の内容を思い出し。思考を巡らせると脳内には己のものではない英霊の過去の記憶が再生される。片手では何かが入っている箱の縁を指先でなぞり)(大方、"これ"を見つけたせいだろうが……)

@GardenKayneth

(椅子を引き無言のまま立ち上がると本棚の前へと歩いていき。殆どが園芸書ばかりで埋め尽くされている中、一番上の隅に本の装丁が明らかに違うものが一冊。埃は被っていないものの長い間動かされていない様子の本を取るとその場でページを捲り) 確か、ここに載っていた筈だが……。

@GardenKayneth

(目的のページを見付けると本を開いた状態で机の上に置き、引き出しの中を漁り紙と万年筆を出すと立ったまま机に向き直って深呼吸を一つ) ……さて、準備をするか。 #離脱

@GardenKayneth

(書斎の扉を閉め、庭へと続く大窓の外の様子を窺い誰も居ない事を確認すると静かにカーテンを引き。振り返り机へと向き直ると机上に置いてある小さな箱へと手を伸ばし蓋を開き) ……、

@GardenKayneth

(蓋を取ると現れた濃紺の布を白手袋を嵌めた手の指先で払い。僅かに光沢を持つ布の下から出てきたのは琥珀の散りばめられた髪飾り、かなりの年代物なのか台となっている金具が少し曇りはしているが輝きは失われてはいない。取り落とさぬよう髪飾りをそっと持ち上げ)

@GardenKayneth

(片手に持った髪飾りをしげしげと眺めると机上に置かれていた真っ白い紙の真ん中へ置き、スタンドに入っている水銀入りの試験管を一本手に取り)(グラニア姫の髪飾りと聞いて譲り受けたが……所詮は紛い物だろうな。しかし、試してみる価値はある……)

@GardenKayneth

Regna terrae, cantate Deo, psallite Domino qui fertis ascendit super caelum caeli ad Orientem Ecce dabit voci suae vocem virtutis……

@GardenKayneth

(試験管傾けながら淡々した声の調子で詠唱を紡ぐと髪飾りを中心として紙の上に降霊術の魔法陣が描かれていく。陣の外周を走っていた線が寸分狂わぬ正確さで円を描くと、水銀で描かれた線が徐々に淡く光り始め)

@GardenKayneth

tribuite virtutem deo……っ！？(ぶわりと陣から風が巻き起こり成功したかと気を緩めた瞬間、手にしていた試験管がパンと乾いた音を立てて割れ。何事かとそちらへ視線を向けた瞬間、目が眩むような閃光が溢れ為す術もなくそのまま意識を失い床へと倒れ込み)

@GardenKayneth

【お知らせ】突発ですが今から二時間程度、グラニア姫が現れます。庭ケイネスとしてはリプライを返せないのでご了承下さい。また、事後連絡となってしまいましたが苦手な方はお手数おかけしますがブロック・ミュート設定をして頂けると幸いです。

@GardenKayneth

(目映い光の海が引き再び書斎に静寂が戻ると立ち尽くしている人物が一人。栗色の長い髪を持ち淡い桃色のドレスを纏った女性は戸惑いながら部屋の中を見渡し、自分の肉体を確かめるように掌を見つめぱちぱちと瞬きを繰り返し)……ここ、は……？ ……！！

@GardenKayneth

(机の陰に隠れ床に金髪の男性が倒れているのを見付けると驚き悲鳴を上げそうになるのを何とか堪え、側に寄り様子を見ようかとした瞬間机上に魔術行使をした跡が残っている事に気付き)(この方は……ドルイド？)(ではこの方が、私を……？)

@GardenKayneth

(躊躇いがちに手を伸ばすも結局床に倒れている男性には声をかけられず、置かれている状況にますます混乱してきたのか顔色を蒼褪めさせ、一歩二歩と後退すると背中が書斎のドアへとぶつかり。ゆっくりと振り返るとドアを開きその場から逃げ出すように廊下へと飛び出し)

@GardenDiarmuid

(部屋から聞こえた大きな物音に、慌てて書斎の扉への廊下を進み)…ケイネス殿！何か、あったのですか…　　…ッ！(部屋に入る前に、扉から飛び出した影に目を留め)　…グラ、ニア…？(ぽかん)

@GardenKayneth

@GardenDiarmuid (訳も分からず部屋を飛び出したせいで前を注意していなかったのか、向かい側に立っていた相手へと勢いよくぶつかってしまい) ……きゃ！

@GardenDiarmuid

@GardenKayneth (勢いよくぶつかってきた相手を思わず抱きとめ)　…グラニア…いや、まさか…　…貴方は一体…？どなたです？…こんな夜更けにここで、何を？(訳が分からないという顔をしつつ相手から体を離し)

@GardenKayneth

ぐ、ぐらほー……？

@GardenKayneth

@GardenDiarmuid も、申し訳ありま……！！(人にぶつかったのだとすぐに理解し慌てて謝罪の言葉を口にするも顔を上げた瞬間に両目を見開き) ディル……ムッド……？(震える声で小さく名前紡ぎ) まさかお忘れになったのですか？わ、私は、コーマックの娘…グラニアです。

@GardenDiarmuid

@GardenKayneth (相手の言葉に目を見開き、その瞳を覗き込む様に)　…まさか…いや、しかしグラニアそのものだが…　な、何故、ここに…？どうやって…？(信じられないといった顔で相手から体を離し、距離を取り)

@GardenKayneth

@GardenDiarmuid なぜ、と申されましても……(両手で自分の肩抱くと動揺で震える瞳をそっと伏せ) 気が付いたら…ここに居ました。どうやって私がここへやって来たのかは分かりませんが……おそらくここに居るドルイドの方が何かをされたのでしょう。呼ばれた理由は、私には……。

@GardenDiarmuid

@GardenKayneth (相手の揺れる瞳や震える体に胸を締め付けられつつ)　ドルイド…ケイネス殿の事だろうか…一体何を…(ぶつぶつ)　…しかし、本当にグラニア、なのだな…俺の妻である、グラニア本人なのだな？(じっと相手の瞳を真っ直ぐ見詰め)

@GardenKayneth

@GardenDiarmuid (射抜くような琥珀の瞳から視線が逸らせず無言のままただ静かに頷き) こうやっていきなり現われ、信じてくれと言う方が難しいでしょう……でも、私はグラニアです。あなたの妻となり、あなたを愛したグラニアなのです(胸に手を添えるとにこり、と小さく微笑み)

@GardenDiarmuid

@GardenKayneth ！！(相手の仕草と笑顔に目を見開き)　グラニア…ッ！お前なのだな、グラニア…！(途端に、ぱぁあと顔を綻ばせ)　まさかこの地でまたお前に会えるとは…！これも何かの神の悪戯か…！(満面の笑みで相手の側へと近寄り抱き締めようとするが、フと手を止め)

@GardenKayneth

@GardenDiarmuid (伸びてくる手が途中で止まった事に気付くと自らはその場から動かずに相手の事を見上げ) ……何か、お考えになっているのですか？